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楽しいはずの夏に水を差す、ちょっと切ないことあるある

夏はものすごく楽しい季節……のはずだけど、年齢を重ねてくるとちょっとずつ違った感情が生まれてくるもの。夏に切なさを感じてしまう瞬間をピックアップ。

楽しいはずの夏に水を差す、ちょっと切ないことあるある

■日本の夏は、短い

いよいよ来た! と思うと同時に、その裏で、すでに夏の終わりを想像して切なくなる……。

■大人の夏は、もっと短い

夏の休日、1週間の遅れを取り戻そうと、早朝から仕事に取り掛かり、気がつけば、夕方。

■そうめん地獄

食卓にそうめんが頻出。

最初の頃は珍しさもあり、あふれる季節感に気分も上がり、ツルツルやって楽しむが、そもそも暑くて食欲はないし、だんだん飽きてきて、「今日もそうめんな……」となる。

■高校球児が幼く見える

昔はカッコいいお兄さんたちが汗を流して「青春真っ只中」を満喫している図に見えていたのに、最近じゃ、若い人が炎天下のもとでがんばっている姿に「かわいい」とか「かわいそう」とか「守ってあげたい」などの感想をもってしまう。

■イニシャルGとの遭遇

夏になると、黒くてすばしっこいアイツと出逢う確率がどうしても高くなる。出逢ってしまうと、「早く夏が終わらないかな」とさえ思う。

■ある種、感覚障害

若い頃は、ラジオから「夏!」って感じの曲が流れてくると、いちいち盛り上がっていたけれど、歳を重ねると、“夏”と音楽がだんだんと結びつかなくなり、ビーチ・ボーイズとかTUBEとかケツメイシとか湘南乃風とかっていわれても何も感じなくなった。

■あの頃みたいにいかない

子どもの頃にやってたみたいに、限りなく裸に近い格好で開放的な気持ちに包まれながら寝る。

で、肌寒さを感じて目覚め、ちょっと具合が悪くなる。

■イメチェンをやりそこなう

同僚とかが髪を切って素敵になったのが羨ましくて「自分も!」と思い、行きつけの美容院を予約。

いつもカットしてくれている美容師さんに「やめといたら」と言われる。

鈴木一禾

ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。

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