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「セックスが楽しくない」と感じる女性に伝えたいこと

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セックスをしたくないわけじゃないけど、「セックス最高、楽しい!」とも思えない。自称セックスレンジャーのたまるさん(@tama__ranchi)が、そんな女性に提案したいこととは。

「セックスが楽しくない」と感じる女性に伝えたいこと

皆さま、お久しぶりです。たまるです。
さて、今年最初の更新が4月になってしまいましたがいかがお過ごしでしょうか。
(楽しみにしていてくださった皆さま、DRESS編集部の皆さま、本当にごめんなさい)

今回は、セックスをしたくないわけじゃないけど、「セックス最高、楽しい!」とも思えないという女性に向けて、なぜセックスが楽しくないのか、「こんなふうにしてみるともっと楽しいかもよ?」という提案を、自称セックスレンジャーの私が語りたいと思います。

■セックスそのものに嫌悪感を感じる

まず、セックスが楽しいと思えない女性は、おそらく「セックスが楽しく思えないこと」を悩みとして捉えていると思う。

では、なぜ楽しくないのか。まずそれを考えてみよう。

幼少期、性に対して「はしたない、汚い、女の子がそんな言葉を言ってはいけません」と言われて育った記憶がある。
どの家庭内でもセックスの話はご法度で、後ろめたいことだと教えられるもんだから、そりゃ積極的になれるはずもないし、セックスがいけないことと考えるのは至極当然だ。
これがまずひとつめの原因。
この初期設定が、セックスへの嫌悪感を生む一番の原因じゃないかと思う。

ちなみに私は、初めてセックスを経験する前も性に対する好奇心が旺盛で、国語辞典では「性交」、英和辞典では「sex」を真っ先に調べて真面目に読んでしまう子どもだったので、予習はばっちりだったし嫌悪感より好奇心の方が勝ってしまっていた。

話を戻そう。

そんな刷り込まれた固定観念に加えて、身体的なコンプレックスがもうひとつセックスに対するハードルを上げている気がする。
胸が大きい小さい、お尻が大きい小さい、痩せてる太っている。
人の身体を評価するなんてもってのほかだが、実際問題、女性は身体的な特徴にコメントされてしまうことが多い。

それがコンプレックスになり、好きな男性に裸を見せることに嫌悪感を感じる原因になっているのではないかと思う。

海外はどうかわからないが、日本の女性はまず入りからハードモードな気がする。

■セックスが気持ちよくないのを自分のせいにしている

せっかくハードモードを乗り越えて処女を卒業しても、
「これで処女じゃなくなったの? あれ? 血出なかったけど」
「気持ちいいなんて全く思えなかった。」
「早く終わらないかなと思ってしまった。」
処女を卒業したときの感想はだいたいこんなところだろう。

だけど、その感想を言う相手がいない。
合っているのかわからない悩みを相談できる相手がいない。

そんなことを聞いてしまったら、自分はおかしいのではないだろうか、気持ちよくなかったのは私だけなのではないだろうか、とまた余計な悩みごとが増えてしまう。
誰にも言えず、謎だけが深まっていき、一向に解決の糸口が見当たらない。
本当にちゃんと卒業できたのかすら怪しい、これでは処女の奇妙な卒業だ。

処女を卒業した当時は、私も何が正解か全くわからなかった。
当時の恋人のアキラ君が「処女いただきました。ありがとう」とその日の晩にメールをしてきたので、「あっ私は処女をあげたんだなぁ」と思えた。
だからとてもうれしかったし、セックスが気持ちよくて素晴らしい行為なんだと声に出して発することができた。

男性は興奮しないと勃起しないが、女性の場合興奮しなくてもセックスができてしまう。だから気持ちよくないセックスだと、「私がいけなかったのかな……」と自分を責めてしまう。そして「気持ちよくないからセックスが好きじゃない」と誰にも言えないまま時が過ぎていく。

こういったことが重なり合った結果、セックスが好きじゃない女性が爆誕するのではないだろうか。

■知識は不満、不安とかを軽減させるためのもの

では、そんな悩みを抱えている女性はどうすればいいのか。
まず、セックスについての知識を増やす。これに尽きると思う。

パートナーと一緒にセックスとはどういうものなのか追及しながら成長できれば一番いいのだけど、それができたところで制覇できるほどセックスは浅いものではない。
セックスに対して、探求心を持つことが大切なのだ。

「これで合っているのかわからない」から悩みになってしまう。
自分が知っている一般的な知識と違っていたとしても「これでいいんだ、こういう人もいるんだ」と思えば、大した悩みではなくなってくる。

それに、相手によっても自分の反応は変わる。
相性というやつだ。
いくら好きでもセックスの相性が良くない人なんていくらでもいる。
いろんな人と試してみなさいとは言わないけれど、相手が変わればその悩みも解決するかもしれない。

友達の話だが、「10代の頃はセックスがあまり好きではなかったが、早漏の彼氏が前戯をすごく頑張ってくれるからとてもいいものだと思えた」と言っているのを聞いたことがある。

私は初めてのときから一度もセックスが苦手だと感じたことはないが、20代の中頃に出会った恋人がとても一生懸命カウンセリングしながらしてくれたセックスがとてもよくて、さらにセックスが素晴らしいものだと感じるようになった。

性において、気づきというのはとても重要で、知っていると知らないでは天と地ほどの差がある。

■人によって性欲もさまざまだから気にしないでいい

私は、そもそもセックスに正解など存在しないと思っている。
全然気持ちよくないからダメ、中イキできないからダメ、潮吹きができないからダメ、全くそんなことはないのだ。
それはおかしいことでも何でもない。
なんなら本当に性欲がない人だっている。
「自分と違うからあの人はおかしい」と決めつけること自体がそもそもおかしいのだ。

私は、女性は自分の性欲をもっと受け入れるべきだと思う。
女だからという理由でムラムラする感情を押し殺してしまうのはとてももったいない。
パートナーに自分から誘うことができない女性をたくさん知っている。
なんてもったいないんだ! もったいないおばけが出るぞ! とすら思う。

セックスを気持ちいいものにするには、まず自分を知ること。
そして相手を知ること。
あれ? と疑問に思うことがあれば調べる。
とても簡単なことかもしれないが、これが一番大事ではないかと思う。

ただ、まだまだ性をオープンにする女性というのは少ないし、オープンに話すことで「はしたない」「下品だ」と言われてしまう風潮はかなり根強い。

今回のテーマについて、いろいろと考えてみたが、こういう性の悩みを持っている人たちが少しでも相談しやすくなるように、私はもっと性について発信していかなければならないと再確認した所存である。

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たまる

ヤバイ性欲屋さん。 インドア根暗のアラサー女、日々苦戦しながら生きてる様子をTwitterに綴っています。

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