売れっ子美容師あるある
技術が高いことは言うまでもありませんが、ホスピタリティも素晴らしいのが売れっ子美容師さんの証。いろいろな気遣いをして、お客さんが快適に過ごせるように常日頃から気配りしています。今回は、美容師さんのあるあるにフォーカス。
■頭は、あげないで
シャンプーの最中に、頭を持ち上げてくれるお客さん。
その気遣いには感激するけど、正直、やりづらい。
頭を高く上げすぎて、首の下へとお湯が流れ、洋服が濡れてしまうことも……。
どうか私に頭を預けてください。
■定番の問いかけ
お客さんにシャンプーしている時、
十中八九「ありません」と返ってくると高をくくって、
「かゆいところありませんか?」と聞く。
たまに、「右耳の下のあたり」とか言われて、慌てる。
■「ちょっと時間おきますね」が食事の合図
営業中はフル稼働。
食事する時間がないから、カラーリングやパーマの途中、お客さんを放置している間に裏へダッシュして、かき込む。
■想像力が問われる
お客さんの雰囲気を見て、「これかな」と思って持っていた雑誌。
がっつり読んでもらえると、地味に嬉しい。
■何ですって?
ドライヤーをかけてる時、お客さんが何か話していてもほとんど聞こえない。
普段は「あはは」と笑ってごまかすけど、わざわざ手をとめて聞き直した時に限って、どうでもいい話。
■わかりません。
「市販のシャンプーだと、どれがいい?」とよく聞かれるけど、
使ったことがないものがほとんどなので、よくわかりません。
サロンで使ってるのはわりといい、と思っても、
「営業か」といぶかしがられるのもアレなので、すすめづらい。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。