2020.03.06 占い

しし座の３大“自分ルール”

しし座さんが生きていくうえで大切にしていること、譲れないこととはなにか。しし座の３つの“自分ルール”を、占い師・沙木貴咲先生が解説します。

■ルールその１「自分を信じる」

しし座は自信家で行動派……と表現されることが多いかもしれません。でも、心の中にまったく迷いがないわけではなく、自信がない時だってあるはず。しし座だけが、生まれながらに天のギフトをたくさん持っているとは言えないのです。他の人と同じように困難に直面して悩みも抱えるでしょう。

ただ、しし座は自分を信じる気持ちが強く、そこを頼りに行動して先に進めるタイプ。無鉄砲になることもありますが、たいていは自分を信じるだけの根拠を自ら作り出せるのです。

他の人と比べて違うところがあるとすれば、ネガティブなものにも向かっていける勇気と度胸がある点。誰もが怖気づくような状況でも、しし座だけは一歩踏み出せるでしょう。

この「自分を信じる」とは、しし座が生きる上で無意識に重視するマイルールなのです。

他人の意見に流されたり、すすんで集団に埋もれたりすることがなく、つねに自分軸で考えるしし座は自分が第一。でも、その堂々とした潔い振る舞いに周囲は圧倒されるのです。自己中と周囲から敬遠されるどころか、いつも憧れの存在になるでしょう。

■ルールその２「愛はシンプル」

しし座は恋愛で駆け引きをすることが苦手です。好きなのに真逆の態度を取るとか、少しだけその気になって相手を翻弄させることにはあまり興味がないでしょう。まどろっこしく感じたり、「それは恋の本質ではない」と考えたりするはず。

というのも、しし座の愛情表現はとてもシンプルで真っすぐだから。自分に嘘をつかないという恋のルールを持っているので、小手先のワザに頼る必要がないのです。

しし座にとって、恋愛は結局のところ「好きか、嫌いか」の二択。そのため、相手に好かれていないとわかっても追いかける、好きではない人と試しに付き合う、といった選択肢がありません。意思表示がハッキリしているためアプローチもわかりやすいでしょう。

ただ、恋愛には積極的になっても、結婚には二の足を踏むしし座女性が少なくないはず。家庭を持つことでキャリアが伸び悩み、やりたいことを我慢しなければならなくなる……と考えれば躊躇するかもしれません。しし座は恵まれた仕事運を生まれ持つだけに、結婚は一大決心になりそうです。

■ルールその３「やりたいようにやる」

しし座には、生まれながらに恵まれた仕事運を持つ人が少なくありません。

自分軸で考えることができ、勇気と度胸もあるため、発言力や行動力も当然あります。また、カリスマ性があって周囲から慕われやすく、リーダー役を任されることが多いでしょう。本人が出世を望まなくても、自然とそうしたポジションに推されるはずです。

ただ、しし座には組織に属さなければいけないという考えがあまりありません。それよりは、「やりたいようにやる」というマイルールを重視するため、独立して事業を興す人もいるでしょう。

しし座は、自分の考えがちゃんとあるのに、他人から指図されることを嫌います。「だったら、誰にも邪魔されない場を自分で作った方がいい」と考えるのは、とても自然な発想なのです。

とはいえ、しし座には一獲千金を狙う傾向があり、お金についてはどんぶり勘定が多くなりがち。大成功しても、良い状態を長く維持するには工夫が必要かもしれません。地味にうまくいったことも成功と認めて、負けるが勝ちというスタンスを学べば、仕事人生はいっそう充実するでしょう。

■しし座とは……？

しし座は王者の星です。そのとおりに華やかでゴージャスなイメージを持つ人が多いでしょう。でも、それが見せかけのハリボテなのか、内側からにじみ出る本当の輝きなのかは、本人の努力次第。

人生を花開かせる素質を持つだけにしし座はスーパースターにならざるを得ない使命を持つのです。他人は羨むかもしれませんが、プレッシャーの多い人生は楽しいばかりではないでしょう。

けれど、自分が幸せになることをルールに動くなら、苦しい状況でも充実できるはず。「やりたいようにやったらうまくいった」と、成功を収めるに違いありません。

しし座にはそんな圧倒的な強さがあるのです。