フリマアプリあるある
フリマアプリで繰り広げられるやりとりには、CtoCならではの面白味があります。無茶ぶりをする人や、騙される人。確信犯や愉快犯。フリマアプリにまつわる人間模様を取り上げます。
■「お気持ちお値下げ」が、お気持ちすぎる
「お気持ち程度、お値下げできませんか?」というお願いに対して、1万円を超える商品でも100円とか200円とかの値引き。
しかも、そのくらいの値下げで満足して購入してる人が案外多い。
■気持ちのデカさに圧倒される
5000円で出してる商品に、「お気持ち値下げお願いします! 希望は2000円です!」とコメント。
どんだけ気持ちがデカいんですか。
■果敢な値下げ厨
「値下げしない」って書いてあるのに、値下げに挑んでくる人がいる。
勇ましいのか、読んでないだけなのか……。
そういう人に限って、値下げすると音信不通になる。
■巧みな価格設定
偽物でも、やたら安いのは売れないけれど、ある程度の値段だと買い手がついてしまう。
5万円で出品されてた“1カ月使用”というブランド長財布。
「これは」と思って喜び勇んで購入したら、偽物だった(泣)。
■早い者勝ち
「欲しいけど、ちょっと高いな」と思って値下げをお願いした途端、他の人から横取りされた。
本当に欲しいものはすぐに買うのが正解。
■はいはい、はあーい
「母にプレゼントしたいので、お値下げしてもらえませんか?」と値下げのお願い。
ぜったい嘘だね、って思うけど、売りたいからすぐに下げる(笑)。
■どういう立ち位置だよ
「◯◯円でどぉ?」って、上から目線で人情味のない値下げを要求され、それでも頑張って「◯◯円ならどうですか?」って丁寧に応じても、「それならいらない」みたいな感じで軽くスルーされる。
後味の悪さだけが残る。
■悲しい事情
商品説明文の決まり文句、「泣く泣く出品します」。
泣くくらいなら売らなくてもいいのでは? って思う。
買うほうもなんだか、あくどい庄屋みたいで気が引ける。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。