3Pや4Pのやり方って? 初心者のための複数プレイ入門
1対1のセックスとはまた違った、新しい性の世界が広がる「複数プレイ」。初心者にはなかなかハードルが高い3Pや4Pのやり方をコツもあわせてご紹介します。今回はAV監督の鈴木リズさんが、複数プレイのHowToを伝授します。
今回ご案内したいのは、「複数セックス」のすすめ。
憧れはあっても、なかなか日常では経験する機会が少ない複数人でのプレイ。個人的には、ぜひ経験してほしいプレイのひとつでもあります。
今回は、欲望のまま求め合う性の獣になれる!? 複数プレイについて解説します。
■「乱交」と「複数プレイ」の違いとは
世間ではほぼ同じ意味で通用している「乱交」と「複数プレイ」ですが、私の中ではふたつの意味をはっきりと分けて考えています。
「複数プレイ」は、ある程度お互いを知った上で、顔見知り同士が3人以上で行うセックス。
「乱交」は顔も知らない、相手のことも全く知らない人たちが入り乱れ、全体を把握できないまま、メンバーが入れ代わり立ち代わりセックスするイメージです。
セックスはコミュニケーションの最上級だ! と真面目に考える私は、複数プレイと言えども、やはり相手とある程度の話し合いを持ってほしいと思っています。
まったく知らない相手とのセックス……それはそれで興奮の一要素かもしれませんが、お互いの好きなプレイは何なのか、やったことはないけどしてみたいプレイは何なのかを知った上で交わったほうが、満足度が高いと思いませんか?
収拾がつかない状態を避けるためにも、セックス前の打ち合わせは非常に重要です。
■3Pや4Pのやり方って?複数プレイ実践レクチャー
複数プレイのメンバー探しは、ハプニングバー(※)で行うのがおすすめ。
「紳士的で優しそう、なんだかエロに対して探究心もありそうだわ」
そんな相手を見つけたら「複数でヤってみたいんだよねぇ」なんてこちらから誘ってみるのはいかがでしょう。
相手が誘いに乗ってきたら、ほかのメンバー探し。フロアをうろうろしつつ、あまり傲慢そうではない人を見つけて誘ってみること。主張が激しすぎる人をメンバーに混ぜると、他の人が遠慮してしまい、結局その人との1対1の普通のセックスになってしまう可能性が大きいので注意が必要です。
また、SNSやマッチングアプリなどを通じてのメンバー集めは、言わずもがな非常に危険なのでやめましょう。
人数は、4人を目安に集めましょう。
実は「複数名だと勃たない」という人は、実はかなりの割合で存在します。そんなときでも複数プレイを楽しむため、4人は確保しておいた方が無難なのです。
■事前のお勉強も複数プレイを楽しむコツ
「複数プレイに慣れている」という人はなかなかいません。そのため、実際スタートすると戸惑うことも多々出てきます。事前に複数プレイもののAVを見ておくと、案外実践の役に立つものです。
女性ひとり&男性ふたりのとき、女性ひとり&男性3人のときでは、自分がラクな姿勢が変わってきます。
具体的には、3人のときは四つんばい、4人のときは男性ひとりにソファで仰向けになってもらい、その上に自分が仰向けに乗っかる形が非常にラクな姿勢になります。
プレイ中、暇そうにしている人が出てしまったら、自分のどの部分でどうやって相手してあげればいいのか、そういったことも作品から学ぶことができますよ。
ちなみに、作品の中で女優さんは複数人とのセックスを目一杯楽しんでいるように見えますが、実際に複数プレイを行うとかなり体力を消耗します。
特に女性がひとりだった場合、男性は途中で交代したり休憩したりできますが、女性の休みは基本的に一切ありません。常に上のお口も下のお口も何だったら両手もふさがっている状態です。
私の場合、複数プレイの翌日は精魂尽き果てて夕方頃まで爆睡ってことが多いですね……。複数プレイは体力勝負。次の日のスケジュールも踏まえた上で挑戦するのが良いかと思います。
いかがでしたでしょうか、複数プレイ入門編!
複数プレイの醍醐味は、相手をめちゃくちゃにしつつ自分もめちゃくちゃにされつつ、欲望を解放して動物のようにセックスを楽しめること。お相手の中から特別相性のいいひとりが見つかるかもしれない……というおまけ要素も忘れずに。
そして複数プレイは、アナルセックスもできる方ならさらに楽しみが何十倍にも膨れ上がります。
知れば知るほど深かさを増していくエロの世界。
これからもどんどん楽しんでいきましょう!
※ハプニングバーなど公共の場でセックスを行うのは、「公然わいせつ罪」にあたる可能性があります。