彼氏を「残念」だと感じる瞬間あるある
“大好き”なはずの彼。でも、ときどきちょっと残念に思ってしまうことってあるものです。それが積もり積もると、好きな気持ちに変化が生じてしまう。または、すぐさま別れに結びつくことさえあるかも……。そんな大変残念な瞬間を取りあげます。
■爪を噛む
彼のおうちでふたりで映画観てたら、「カチッ、カチッ」と音が聞こえてきて。
「え?」っと思って彼のほうを見たら、彼が一心不乱に爪を噛んでた。
しかも、舌先に付いた爪の欠片をその辺に「ぺっ」って吐いててドン引き。
あり得ないと思ってすぐに別れた。
■俺、今からキスするぞ
キスする前に、舌で自分の唇をなめて湿らせる。
私のほうに近づいてきて、ペロリとやると、「あ、来るな」とわかる。
ムードが壊されて、なんか白ける。
■鼻をほじる
カフェで彼と待ち合わせしていて、私がちょっと遅れて入っていったら、スマホいじりながら、仁王像みたいな顔して彼が鼻をほじっているのが遠目に見えた。
そんな感じの人じゃなかったので、なんだか怖くなり、そのまま帰ってしまった。
■貧乏ゆすり
家のソファでテレビ見てたら、振動で体が揺すられる感じがして、「えっ! 地震?」と思ったら、彼の貧乏ゆすり。
めちゃくちゃスピードが速いうえ、規則的なのが気持ち悪い。
■あまりの自分好き
街を歩いていて、鏡やガラスなど、自分が映るものがあると、必ず自分がどう見えるかをチェックする彼。
キスしてるときに目を開けてみたら、案の定、鏡に映る自分を見てた。
■褒めたあとに、落とす
思い切って前髪切ったら、「すごくかわいいじゃん」って褒めてくれた彼。
有頂天になってるところで、「でも、前のほうがいいね」と一言。
いったん持ち上げられただけに、気持ちのへこみようが大きい。
褒めたあとは、何を言ってもいいと思っているみたい。
■ピントのズレ
仕事でミスをしたことをLINEで話したら、説教やら具体的なアドバイスやら、長々と返してきた。
ありがたいと思う反面、私としてはただ聞いてほしかっただけ。
社会人としてではなく、恋人としての対応を求めているのに、ってよく思う。
■高級ホテルにて
職場では“デキる”上司として、みんなから頼られる存在の彼氏。
私の誕生日に都内の高級ホテルを予約してくれたんだけど、アメニティ類はもちろん、バスローブやタオル、ボールペンまで、ごっそりお持ち帰り。
しかも、フリマアプリで売るんだとか……。
いつも冷静で、顔も性格もいい。
完璧な人だと思っていただけに、モラルの欠如ぶりに愕然としてしまった。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。