胃カメラあるある7選
胃の中に異物を入れる。胃カメラは、尊い人体のシステムに真っ向から逆らう責め具のひとつに他ならない――胃カメラ経験者にはそう感じる人も少なくないのでは。医療がこれだけ発達しても、なぜ胃カメラはまだ胃カメラのままなのか……。今回は、胃カメラにまつわるあるあるを集めました。
■うっかり
翌日に胃カメラなのをすっかり忘れて、前の晩に、ガッツリ食べてしまう。
■軽めの後悔
ひどい思いをして胃カメラ飲んで、検査結果が良好だったとき、ほっとひと安心する反面、別に胃カメラ飲まなくてよかったんじゃないか……とも思う。
■声援があるから頑張れる
ゲーゲー、えずきまくってるんだけど、病院の先生や看護師さんの、「うまく飲めてますよ〜」とか「大丈夫、大丈夫。頑張って」とかいう励ましに、不思議と助けられる。
■涙とヨダレ
あんなに涙が出たのは、中学校の卒業式以来。
あんなにヨダレが出たのは、初めて彼氏が家に泊まりにきた日に、うたた寝してしまったとき以来(笑)。
■自分史上最低の……
鼻から入れたから、涙とヨダレに加えて、鼻水もすごかった。
終わったあと「お顔拭いてください」ってティッシュと一緒に渡された鏡を見たら、この世のものとは思えないひどい顔した私がそこに……。
■胃カメラだけと思いたい
胃カメラを入れるのが上手い人と下手な人の差が歴然。
もしかして他の治療でも、これくらい違いがあるんだろうかと思うと、ちょっと怖くなるレベル。
胃カメラだけだと思いたい。
■正直、拷問の道具にしか見えない
どんなに朗かな表情で持っていても、たとえ優しそうな女医さんであっても、あれは拷問の道具にしか見えない。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。