UNIQLO&GUの神インナー3選。レースアイテムに合わせるならこれ!
土曜日のファッションコラムは、パーソナルコーディネーター®の木村えりなさんが担当。今回のテーマは、レースアイテムに合わせるインナー選びのコツ。UNIQLO&GUのおすすめインナーを3つご紹介します。
大人上品コーデの大きなポイントでありながら、なかなかお伝えする機会がないインナー選びのコツ。
「レースアイテムやシースルーアイテムを着るとき、どんなインナーを選べば良いかわからない」
「インナーの合わせ方がわからず、思ったようなイメージで着こなせない」
そんな声をよくいただくので、今回はレースアイテムを上品に着こなすためのインナー選びについてお届けしたいと思います。
■GU「ブラフィールリブタンクトップ」
GUで購入した、カップ付きの「ブラフィールリブタンクトップ」。下着感が少なく、普通のタンクトップ感覚でサラっと着られるうれしいインナーです。
ZARAのレースジャケット(写真)に合わせる、主張少なめの同系色インナーを探していたときにこのアイテムを見つけ、即決で購入しました。
レースジャケットの間からリブタンクトップが見えても、だらしない印象になりません。
GUのリブタンクトップは、2年ほど前にZARAで購入したチュールワンピースとも相性抜群です。(今シーズンも、ZARAにはレースアイテムがたくさん並んでいます!)
チュールレースは普通のレースよりも大胆にインナーが透けるので、インナー選びは非常に重要。Tシャツを合わせるのも手ですが、透け感を楽しむためにはピッタリなインナーを選びたいところ。
リブタンクトップなら透けてもヘルシーです。
逆に、リブタンクトップが不向きなのがこちらのレースブラウス。H&Mのブラウスなのですが、ZARAのレースに比べ素材感がしっかりしています。
このようなハリ感あるしっかりした生地にリブタンクトップを合わせると着膨れしがちなので、避けたほうがバランスがよいでしょう。
■UNIQLO「AIRismVネックブラキャミソール」
H&Mのレースブラウスのように、生地がしっかりしたアイテムのインナーにおすすめなのが、UNIQLOの「AIRismのVネックブラキャミソール」です。
白色のブラウスなので、インナーも白で統一すると清潔感が出ます。白色以外だと、薄めのグレーもおすすめ。
AIRismのキャミソールは肩紐が細いですが、ブラウスがしっかりとした生地感なのでだらしなくなりません。AIRismの肩紐は縫い目がないので、ブラウスに響かないのもうれしいですね。
AIRismVネックキャミソールとの相性がイマイチなのは、柔らかい素材のレースブラウス。総レースブラウスは透け感が強いので、インナーは慎重に選ばなければなりません。
肩紐の細いインナーを選ぶと一気に下着感が出てしまい、ブラウスコーデが品良くまとまらないので要注意です。
■GU「ブラフィールリブレースタンクトップ」
柔らかいレースで大人フェミニンスタイルを楽しめるZARAのブラウス。ニュアンスカラーが美しく、今年の秋もヘビロテしそうです。かなり透け感があるため、インナー選びを間違えるとブラウスの良さが半減してしまいます。
そこでおすすめなのが、GUの「ブラフィールリブレースタンクトップ」。タンクトップなので下着感が出にくく、肩紐が見えても品良く見えます。
黄色のレースブラウスに合わせても◎
黄色のレースからチラッとインナーが透けても、グレーなら「オバ見え」することもないですし、ベージュや白色に比べて下着感もないので、きれいにまとまります。
イマイチなのは、レースジャケットとの組み合わせ。ジャケットの下に着るには、ちょっと心もとないかも……。特にジャケットのファスナーを開けて着る場合、レースが見えると下着感が出てしまいます。
■インナーが決まれば、ファッションの幅も広がります
品良く、素敵に仕上げたい日。レースアイテムは大人フェミニンな雰囲気がたっぷり楽しめるので、ぜひ取り入れたい一枚です。
そんなレースアイテムをデイリー使いするにあたり、一番の強敵は「インナー問題」。インナーを間違えると、アイテムの良さを活かしきれません。
UNIQLOもGUもインナーの試着が可能。チャレンジしたいレースアイテムと一緒に、ぜひ試着してみることをおすすめします。インナー選びのコツがわかると、ファッションが2倍楽しくなりますよ。