大人のデニムは「グレー」がおすすめ。オフィスコーデにも◎
火曜日のファッションコラム担当は、R*ジャスミンさん。今回は日々のワードローブに欠かせない「デニム」について。大人っぽくスタイリッシュに着たいときは、グレー系のアイテムがおすすめです。
デニムは季節を問わず、私のワードローブに欠かせないアイテムのひとつです。
さまざまな色や形のデニムを所有していますが、今年に入って2本を追加しました。
ひとつはupper hightsのデニム、もうひとつはTHE SHINZONEのものです。
どちらにも共通している点は、ブルーではなく、グレー系のカラーということ。
若々しい印象のブルーデニムに比べ、グレーやシルバーは大人っぽくスタイリッシュな印象に仕上がります。
今回はグレー系カラーのデニムの特徴や選び方を、コーディネートと共にお伝えします。
■日本人の体型をきれいに見せる、日本製デニム「upper hights」
upper hightsは日本製のデニムを展開するブランドです。
生地やデザインはもちろん、日本人がスタイルアップして見えるよう計算し尽くされたパターンや色落ちの加減、さり気ないダメージ加工など、細部にまでこだわって作られています。
そんなupper hightsのデニムの中で、今回私が選んだのが「THE EIGHTY'S」です。
太もも回りにはゆとりがあり、膝下はやや絞ったテーパードシルエットがすっきりと見せてくれます。
ややハイライズで腰の位置が上がるため、脚長効果もばっちり。脚の長さや太さにコンプレックスを持つ私の体型でも、穿くだけでそれなりにキマるので、手放せない1本です。
カラーはシルバーです。
穿き込んだようなライトなシルバーグレーに職人技が光るヴィンテージ加工が、視覚効果で実際よりも脚を細く見せてくれます。
この日はさらりとリネンシャツを合わせ、シルバーのアクセサリーや小物で味付けをしました。
シンプルなスタイルが引き立つのも、色や形にこだわったこのデニムがあってこそ。
■誰が穿いても美シルエット! THE SHINZONEこだわりのグレーデニム
こちらはTHE SHINZONEの「ジェネラルジーンズ」。
カラーはチャコールグレーで、ムラ感に相違のある2種類の糸を縦糸に、横糸は特殊な糸で織っているため奥行のあるカラーに仕上がっています。
THE SHINZONEはベイカーパンツが人気ですが、デニムにもなかなか注力していて、このジェネラルジーンズは「誰が穿いても美シルエットが叶う」を目指して作られたそうです。
ハイでもロウでもないジャストウエストの位置でバランスよく着こなせ、膝下がやや細めのストレートになったデザインが大人体型をきれいに見せてくれます。
古着っぽい加工が特徴的なジェネラルジーンズは、メンズライクなスタイリングにもよく合います。
ヴィンテージ感のあるデニムでも、きちんとした印象のテーラードジャケットを羽織れば、きれい目になりすぎないオフィススタイルとしても通用します。
足首が少し見える9分丈なのもポイント。
パンプスにもスニーカーにも合わせやすく、抜けが作れてすっきりと見えるので、デニムはアンクル丈がおすすめです。
■グレー系を選んで、デニムのアップデートを
日常着としてもお出掛け着としても欠かせないデニムこそ、毎年アップデートが必要です。
ブルーのデニムを持っていたら、2本目はぜひグレーやシルバーを。
大人にふさわしいスタイリッシュな印象になり、落ち着いた雰囲気を出すことができます。
この夏はお気に入りのグレー系デニムを手に入れて、おしゃれの幅を広げましょう。