マッチングアプリの憂鬱。それでも本当の恋をみつけたい貴女へ。
あちこちで「マッチングアプリに疲れた! もうやだ! しんどい!」という声を聞くようになりました。まさにマッチングアプリ疲れというやつです。今回は、それでも本当の恋をしたい貴女に「疲れずにマッチングアプリと付き合う方法」を提案します。この機会に、なるべくストレスのない方法を探してみませんか?
■マッチングアプリで本当の恋をみつけたい?
いやはや、マッチングアプリの恋活・婚活は疲れますよね。
スマホ画面のなかを回転寿司みたいに男性のプロフィールが流れて──胃もたれをおこしてしまいそうです。実際あちこちで、疲れた、という声も聞きます。
今回はそんな貴女のために「マッチングアプリと上手に付き合う方法」を考えてみました。幸せを探してるだけなのに、どんどん心が辛くなるなんて、やっぱり何かがおかしいですよ。この機会に、なるべくストレスのない方法を探してみませんか?
あなたの心がおだやかでいられることを願って。
■マッチングアプリと上手に付き合う方法
スマホをみすぎない
マッチングアプリ疲れは、ある意味、スマホ中毒です。SNS中毒です。
ついつい気になってしまう。アプリを開いてしまう。そして時間も心も持っていかれてしまう。画面の向こうに人間がいるので余計スリリングですよね。
そんなマッチングアプリと上手に付き合うコツは「適度に距離をとること」です。
気になるのはわかります。しかしアプリを開きすぎないこと。結局はそこです。たまにはスマホを置いて散歩やカフェで読書するのも悪くないですよ。
そして超超大事なのは「その休息に罪悪感をおぼえないこと」なのです。
例えば、これが単なるスマホ中毒だとしましょう。スマホから離れるのは、だれが考えても良いことのはずです。
けれどマッチングアプリを離れることに関しては事情が違います。
ちょくちょく「マッチングアプリをしてない時間は人生(恋愛)をサボっている」「やるべきことから逃げている」「ここでふんばれないから私はダメなんだ……」と罪悪感をおぼえてしまう人がいるのですね。真面目な方に多い傾向です。
しかし、あえて言い切りましょう。それは間違いです。
疲れたら、しばらく休憩するのは当たり前のことです。ゼッタイに。なによりも貴女の精神が健全でいられることが大事なのですから。
確かにマッチングアプリからはじまる恋愛もあります。しかし、そもそも恋愛が人生のすべてではありませんし、マッチングアプリは恋愛活動のすべてではありません。いくつかある方法のひとつにすぎません。
もちろん何ヶ月もアプリを開かない方がいいといってるわけではありません。そんな極端に走らなくても、疲れたときは謎の義務感をおぼえずに、しっかり休んでくださいな、という話です。
どうか貴女とマッチングアプリの「適切な距離」をみつけてみてください。
遊び人フィルターを強くする
マッチングアプリ疲れのメインは「遊び目的(真剣に恋人を探してるわけじゃない)男性」の存在も大きいかと思います。
あ、いいなと思ったから、お洒落して、メイクを直して、もしかしたら素敵な出会いになるかもと少しだけ期待して出向いたのに個室居酒屋に連れこまれて「ねえ、家にいっていい?」などと鼻息あらくボディタッチされた日には悲しくもなります。それが貴重な土日の夜だった日にはもっと悲しくなります。
ハッキリいいましょう。
この世から、遊び目的の男性がいなくなることはありません。
だからこそ女性側がしっかり身を守る必要があります。
具体的には「出会う前に強い〝遊び人フィルター〟をかける」ことです。プロフィールやメッセージをみながら、あれっ、と思う男性はサクサクはぶいてしまいましょう。
・そもそもモテそう
・直感が「こいつはチャラいぞ」といってる
・彼女いそう
・個人情報をめちゃくちゃふせる
・やたら下ネタをふってくる
・日本語がおかしい
大事なのは、その際に「そこまで罪悪感をおぼえない」ことです。
どんな相手だとしてもNOをつきつける行為はしんどいですよね。申し訳ない気がしてしまう。やさしすぎる人は、その積みかさねに疲れてしまうわけです。
しかし貴女の幸せのためにはしかたありません。ちょっとドライにいきましょう。自分に誠実にむきあってくれない他人にひきずられる必要はありませんよ。
ドキドキできるかどうかで選ばない
恋人探しというと、つい「ドキドキできる人がいいな……」と考えてしまいます。
その気持ちはわかります。どうせなら楽しい方がいいですよね。
しかし「ドキドキさせてくれてる男性」と「幸せにしてくれる男性」はちょっと違う。それだけは肝に銘じておいた方がいいかもしれません。
ドキドキさせてくれる男性は刺激的です。その言動に、自分の心がぐわんぐわんジェットコースターのようにゆれ動くのは快感でしょう。
しかし貴女の目的は「ドキドキすること」ではないはずです。
貴女が探すべきは、貴女の気持を理解して、貴女に時間を使ってくれて、おだやかなふたりの空気をつくってくれて、ともに人生を歩んでくれる男性を探すことのはず。
もちろん理想的な男性をゲットすることが一番なのは当然です。
しかし、だからといって刺激的な悪い男に近づくのだけは違います。彼らは女心を扱うのが上手です。一度ハマるとぬけだせない、こともありえます。だからこそ危ない匂いには近づかないのも大事だとおもうのです。
「ドキドキさせてくれてる男性」と「幸せにしてくれる男性」はちょっと違う。
この言葉をちょっとだけ心の隅にとどめていただけると嬉しいです。
■マッチングアプリの外でも本当の恋はみつかるかも
あと最後にもうひとつだけ。
それは「リアルの出会いもガンガン攻める」というもの。リアルの世界に出会いがあれば、そもそもマッチングアプリなんてどうでもよくなりますよね。
「家と職場の往復で出会いもないんですけど……?」
その気持ちはわかります。
その場合「まずは自分の人生にアクションしてみる」ことを考えてみてください。なりたい自分になるために努力するということです。恋愛はいったん置いて。
すると自分のステージが上がるごとに、まわりに素敵な異性があらわれてくるのを感じるでしょう。まわりに良い男性がいないときは、あなた自身の人生が止まっているときでもありますから。なりたい自分に近づくほど──というわけです。
もしかすると、貴女には、恋愛以外に、まだまだしなくてはいけないことがあるのかもしれません。そう考えてみるのも楽しいですよね。
あなたの恋愛活動が少しでもおだやかなものになるように心から祈っております。
マッチングアプリの憂鬱。私たちのインスタントな恋愛はどこにいくんだろう?