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2月の新月メッセージ「自分を縛る価値観とさよならする」

2月の新月は、5日朝6:04に水瓶座で起こります。旧暦の新年もあけ、春に向けて本格的に動き出します。大切な節目となるこの新月のタイミングに、これまで様々な願いや思いをのびのびと自由に形にしていきましょう!

2月の新月メッセージ「自分を縛る価値観とさよならする」

■露巌先生の2月の新月作品

本当の自分、実現したい姿は、実は程よく力が抜けていて、自由な自分であったりします。いろいろなことをがんばっていかねば、と力んでいるときよりも、感覚のまま、のびのびと動けたときのほうがうまくことが運ぶように。

露巌先生の作品の新月は、まさに軸がある中でも、のびのびとした自由な感覚を、「これが本来の私です」と言えるような本当の自信を感じます。

深呼吸をして、力を入れるところと抜くところの絶妙なバランス感覚。その中でも自然体の姿。隠すわけでもなく、ありのままの自分を堂々と表現できるとき、人は自由になれるのかもしれません。

海老原 露巌さん

海老原 露巌のプロフィール

https://p-dress.jp/users/3595

書道家、墨アーティスト、文化庁文化交流使。1961年栃木県下野市生まれ。4歳より書を学ぶ。近年はパリ日動画廊、新宿伊勢丹にて展覧会を開催する。

■今あなたを縛るものは、なんですか?

こんなことがやりたい、あんなことがやりたい、と理想をカッコよく語ってみても、実際に行動に起こせなければ、ただの夢。そして口だけの人です。キツい言い方にきこえるかもしれませんが、自分が願うのはなぜなのか、考えたことはありますか?

■自分にはできる、と知っている

自分にできないことは、想像もしないものです。例えば、宇宙飛行士なりたい、と思う人が全員かといったらそうではないように、自分にとって興味のあるもの、心惹かれるものには、自分とまったく関係ないものは、そうそう出てきません。

出てきたとしても、一瞬でどこかに消えていってしまいます。でもいつまでも心の中にあるもの、ずっとどこか引っ掛かっているもの、というのは、自分にはできるものだという魂の欲求のサインでもあるわけです。

■過去の自分の声を聞かない勇気

では、なぜ今も同じ場所に、あなたはいるのでしょうか? それはあなたが選んでいるからです。そこにいるべきだ、と自分が言っているからです。そしてそこから飛び出す勇気がないからです。しかもその勇気がなくてもかまわない、と思っている自分も実はいます。

それはそれでよいのです。あなたが良いならば。誰も文句は言いませんし、あなたが現状についていくら泣き叫んでいようとも、あなたが選んでいる限り、誰も変えてくれるわけではありません。

でも、あなたは変わりたい、そこから飛び抜けたい、そんな気持ちがずっと消えないのを知っているのであれば、この新月のタイミングに、勇気をだして少しだけ一歩進んでみるのはどうでしょうか?

その一歩を進もうとするときに邪魔するものは、たったひとつ。

それは、過去の自分です。過去の動かなかった自分が、今の自分にこう言うのです。「どうせがんばっても無理だよ。もっと悪くなっていくよ。保障もないのに大丈夫なの?」と。

■必要なのは、がんばることじゃなく、諦めること

矛盾したことを申し上げているようですが、そうではありません。変わりたい自分のために、なにかをがんばろうとするのは、もちろん意味があり、大事なことです。

でも、それ以上に、自分はもうこの場所にいたくない、今の自分が変えたいと思っている自分がいる、と認めることも大切。

変わらないでいようとし続ける自分を諦めることです。もう変わらないなんて、無理なのだ、と認めてあげられたとき、力が抜けます。そこでがんばろうとしなくていい、と知ることです。

そして、その自分にとっての古い価値観を過去の自分に感謝しつつ、さよならしましょう。過ぎてみたらこう思えるはずです。「なんで縛られていたんだろう」と。

こんなくだらないことをがんばっていたのか、と思えて笑えたら、かなりの進歩。あなたはもうすでに一歩進んでいる状態です。

そんな風に力が抜けた自分を感じ、大切な気持ちへの気づきのタイミングにできたら、2019年はどんどん動き始めるのではないでしょうか? 素晴らしいスタートとなる新月をお迎えくださいね。

Chika

女性の美しく生きる力を解き放つ Executive Beauty Director エグゼクティブ・ビューティディレクター CHIKA 愛知県生まれ。ニューヨーク州Manhattan Community ...

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