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痛みをやわらげるベッドマナー。知っておくと便利な体位3選

セックスに関する女性の悩み解決に役立つ体位を、ラブライフアドバイザーのOliviA(オリビア)氏が提案。ペニスが太い男性とセックスする際に、深く挿入されると痛みを感じるという女性が多くいます。そこで今回は、ペニスが太い男性とのセックスで生じる痛み軽減に役立つ体位について教えていただきました。

痛みをやわらげるベッドマナー。知っておくと便利な体位3選

性器の形や大きさは人それぞれ。ペニスのサイズが膣に対して大きすぎる場合、性交痛の原因になることも……。

そんな悩みを抱える女性に向けて、性生活にまつわる総合アドバイザーとして活躍するOliviA氏に聞いた「ペニスが太い男性とのセックスに適した体位」をご紹介します。

◾深い挿入による性交痛を防ぐ「ささやきうつぶせバック」

ペニスが大きな男性とのセックスには、深い挿入による痛みを軽減する密着系バックがぴったり。

「深い挿入が不快な方には、足をまっすぐ伸ばしてうつ伏せになった女性の上に、男性が覆いかぶさって挿入するささやきうつぶせバックが適しています。女性のお尻の厚みにより挿入が自然と浅くなるため、奥深くまでペニスを入られることで生じる痛みを防止できます」

「ささやきうつぶせバック」……名前の由来は何でしょうか?

「顔が近づくことで、男性が女性の耳元で愛をささやいているように見えることから名付けました。全身が密着度することで安心感や興奮度がアップしますよ。ただし、挿入が浅いため抜けやすいというデメリットもあります。激しいピストン運動には向いていないため、ゆったりとしたムードのセックスを楽しめますよ」

セックスは必ずしも激しくしなければいけないわけではありません。優しい雰囲気をふたりで作りながら、「ささやきうつぶせバック」へと誘導していけたら良いですね。

◾「スローインサート騎乗位」で深さや角度をコントロール

OliviA氏によると、騎乗位も性交痛予防に効果的とのこと。

その理由とは――。

「騎乗位は女性が自分で挿入の深さやピストン運動のスピードをコントロールできるため、挿入時の角度や深さによって痛みを感じることがあるペニスが太い男性とのセックスに適しています。

特におすすめなのが、仰向けになった男性の上にまたがってペニスの根元に手を添えてゆっくりと挿入するスローインサート騎乗位です。女性が自分で腰を動かして、気持ちいいと感じる角度や深さを探せます」

男性主導の場合と違って自分のペースで時間をかけて挿入できるため、痛みや不快感が軽減されるでしょう。

◾痛みを感じたら「襷掛け(たすきがけ)」でクールダウン

痛みを感じてもどう伝えたらよいのかわからないという方も多くいます。

そんな悩みを解消できる体位はあるのでしょうか?

「正常位で挿入した際に痛みを感じたときは、『襷(たすき)掛け』がおすすめです。 大好きロックやだいしゅきホールドとも呼ばれる体位で、正常位の状態で女性が男性の腰に両足をかけて動きを止めます」

肌が密着することで安心感を得られるのもこの体位の特徴。また、挿入したまま動かずに少し時間を置くことで膣潤滑液の分泌が促進されて、太いペニスを受け入れやすくなるのだそう。

「無理に言葉を交わす必要はありません。お互いの目を見つめながら抱きしめ合うことで、愛情表現しながら休憩もできる一石二鳥の体位です」

痛みを我慢したり男性任せにするのではなく、女性自身が主導権を握ることが大切です。いろいろな体位を試して自分に合うものを見つけてくださいね。

OliviA(オリビア)プロフィール

ラブライフアドバイザー

学生時代に海外留学を経て、性に関する研究調査を開始。「女性のマスターベーション」をテーマに大学の卒業論文を執筆。2007年より日本では珍しい性生活の総合アドバイザーとして活動。テレビ・雑誌など国内外のメディアに多数出演。日本と台湾での書籍出版、サロン・スクール運営など、多方面で「女性がごきげんになるためのセックス」の情報発信を行う。

http://olivia-catmint.com/

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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