人生史上最高のセックス。忘れられないベッドでの出来事
世の女性にとってこれまでの「最高のセックス」はどのようなものなのでしょうか。3人の一般女性が、人生史上最高のセックスの経験談を打ち明けてくれました。もしかしたら、人には話しにくいかもしれない……だけど、忘れられない性の物語をご紹介します。
最初にご紹介するのは、広告代理店で働く佐野優香さん(仮名・33歳)のお話。5年前に最高のセックスを経験したと言う彼女。相手の男性との出会いは合コンだったとか。
■Case1.口にあらゆるモノを入れられて……
「仕事を通じて知り合って仲良くなったフリーアナウンサーの友達に誘われんです。参加してみたら男女10人ずつのような大規模な合コンで。集まったメンバーは、女性陣が読者モデルなどキレイな人がズラリ。男性陣は30~40代の経営者や大手企業勤務など、高年収な方ばかりでした」
華やかな集まりに、優香さんは馴染めなかったと振り返ります。
「仕事自慢とか、有名人の誰と知り合いだとかそんな話ばっかりで。広告代理店に勤めているからってコミュ力高いと思われがちなんですけど、私人見知りなので……」
しかも、男性のうちのひとりがしつこく絡んできたそうで。
「飲食店をいくつ経営しているっていう30代前半の男性だったんですけど、みんながどんどん席を移っていってもずっと隣にいて。しかもことあるごとに肩や背中を触ってくるし……。頭を撫でられそうになったときはさすがに避けましたね」
助けてもらった男性と意気投合
女性陣も初対面ばかりで頼れず困っていたところ、助け舟を出してくれる男性が現れたのだそうです。
「マンガみたいな話なんですけどね(笑)。ひとりだけ遅れて来た男性がいたんです。浅野忠信さんを細くしたような見た目で37歳、大手商社勤務のエリートサラリーマンでした。間に割って入って話しかけてくれて。しかも話も盛り上がったんです。気づいたら、しつこかった男性は別の女の子としゃべってました。きっと本当は誰でも良くて、私が一番チョロそうに見えたんでしょうね」
その後、優香さんは二次会でもその商社マンとおしゃべり。会もお開きになり終電で帰ろうとしたところ、彼から呼び止められたそうです。
「私はワインが好きで、二次会ではその話で盛り上がったんですけど、『この近くにおいしいワインバーがあるから行かない?』って誘われて。楽しくてその人のことが気になっていたし、酔いもあって行っちゃいましたね」
ワインバーでふたりの仲はさらに接近。
「月並みですけど、仕事の愚痴をよく聞いてくれたんですよ。その頃には自然に背中に手を添えられてましたね。このときはまったく嫌な感じはしなかったです」
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