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恋の出会いは職場にも! お付き合いから結婚にいたった実話エピソード

今回は、職場での出会いから恋愛に発展し、結婚をされた3人の女性の実話エピソードをご紹介します。「忙しくて出会いがない」「合コン疲れ」で悩んでいませんか? 意外にも職場で出会い結婚に発展するケースも多いんです。

恋の出会いは職場にも! お付き合いから結婚にいたった実話エピソード

⬛︎アメリカから東京に転勤。そこで出会った40歳男性と再婚

エレナさん(仮名)は、 カリフォルニア育ちの日系アメリカ人。
20代で結婚・離婚を経験し、36歳で再婚を決意しました。

「相手はわたしの4つ年上で40歳ですが、バツ2でした。これにはわたしも驚きましたけど……その理由が、二回とも出会ってからスピード婚をしたので、ありがちな性格の不一致のため離婚。だから、わたしは彼と結婚の前に同棲をしました」。

もともとアメリカのディズニーランドでキャストを務めるなど、170cmあるモデル並みの長身でアジアン美人なエレナさん。カルフォルニアガールならではの明るさと美しさからはあまり想像ができませんが、再婚には消極的だったそう。

「20代で結婚と離婚を経験して、ちょっと疲れていました。元夫はアメリカ人でしたが、私が専業主婦として家に居てほしいと言う保守的なタイプ。学生のときから付き合って、すぐ結婚したので、後から生き方の違いが出てきました」

離婚をきっかけに、日系の映画配給会社に転職し、ほどなくして東京で勤務することに。そこで、今の夫となる彼に出会いました。

「エンターテイメント業界の人は、ちょっと派手好きや口が上手いタイプが多い中で、彼は物静かでシャイでした。初めての出会いは、社内の飲み会です。他事業部が集まって、みんなでお疲れ様会をしていました。そのときから気になって……後日にわたしの方から食事に誘いました」

職場で出会ってから結婚へ

恋愛に発展したのは、声をかけてからなんと3カ月後。

会社の帰りにふたりだけの食事のお誘いとして連絡を入れても、相手が同僚や友人を呼んでしまい、まったくデートにならなかったとか。

「私が彼のことを好きなアピールをしても、最初はまったく気付いていませんでした。それで思い切って、『I’m interested in you』とストレートに伝えて……。そしたら、とってもびっくりしていましたよー。自分がわたしの恋愛対象の範囲だとは思っていなかったみたいで」

お互いが離婚を経験しているからこそ、出会ってから半年後には同棲をスタート。
ライフスタイルや価値観をきちんと共有してから、翌年に結婚へ。入籍届けを提出して、両親と食事をするだけという地味婚を選びました。

「日本人の男性は、優しくて物腰が柔らかい印象です。お互いが再婚同士なので、結婚に期待をせずに、人生を豊かにするパートナーとしてともに暮らすこと選んだ感じですね」

⬛︎転職後の社内研修で急接近! 社内での出会いを経て結婚へ

35歳を機に転職をした梨香子さん(仮名)は
学生時代にチアガールとして活動をしていました。

ふわっとした雰囲気をまといつつも、自分の意見をしっかりと持っているキャリバリタイプ。
社内恋愛だなんてゼッタイNG!と思っていたけれど……。

「今の会社は4社目なんです。仕事とプライベートは別なタイプで、職場では女性だからといってなめられたくないと思っています。だから社内恋愛だなんて想像すらつかなくて、まさか自分がメンターとして指導してくれた先輩を好きになるなんて!」

転職したIT会社では、広告営業を担当することになり、男女比7:3ほどの割合。

男性社員が多いけれど、穏やかな雰囲気がありました。営業の部署では、すでに社内恋愛のカップルが一組いたそうです。

「私は初めての広告営業だったので、ふたつ年上の先輩がメンターとして付きました。彼とは営業のロールプレイング(疑似体験)をしたり、取引先へ一緒に周ったりと、必然的に過ごす時間が多くあって、いろいろと頼れる兄貴的な存在でした。まったく意識していなかったのですが、仕事と自分との距離の置き方や後輩への指導もうまくて、自然と尊敬するようになって」

研修での出会いを経て結婚へ

取引先の帰りに2〜3回ほど飲みに行く機会があり、そこで話題は社内恋愛のカップルに。

「社内恋愛はリスクが大きいから無理だよねーとお互いに価値基準が似ているところが発覚しました。そこからは、『わかる、わかる』的な話が多くなって、私はこの人といるとよく笑っているなぁ、と気づきました」

3カ月でメンター制度が終わる頃に、それとなく週末のランチに誘ってみた梨香子さん。社内研修が終われば、「営業先が変わるため話す機会もなくなるから」と思ったそう。

「初めてお互いの私服を見て、プライベートは地味な人なんだと感じていたら、相手も同じことを思っていて(笑)。なんかお互いに似ているね、という雰囲気もあり、相手から『付き合うかー』とのんびり言われました」

そのあとすぐに、彼が昇格して他部署へ異動になったことでフロアが別になり、社内恋愛でトラブルはなかったとか。それから1年後に、今度は相手が転職をしたことをきっかけにゴールイン。タイミングが重なって、職場での出会いから結婚に発展した梨香子さんでした。

⬛︎好きを仕事にしている職場で出会う本当の恋

「アパレル店長ほど本当に激務な接客業はないかな」と話す杏奈(仮名)さんは、出会いがなく鬱々とした毎日を送っていたそう。

「開店前までにディスプレイを変えて、ずっと立ちの接客をして、閉店後はレジ閉めと掃除からの売り場のメンテナンス。毎日同じことの繰り返しで、正直まったくハリのない日々を送っていました。それでもファッションが好きで、自分のスタイリングで買ってくださるお客さまとの出会いは楽しいから」

週末休みの仕事をしている人とは会えなくなり、勤務後は夜11時を過ぎていることが多いため飲みに行く機会もない。

一日同じ店舗にいるため、自宅と売り場の往復だけの毎日。

「それでもファッションと接客が好きなんです。シーズンごとに買い付けにも行って、ブランドのファンになってくださるお客さまも増えて。本当にやりがいのある仕事だけれど、相手がこの職業を理解してくれないと付き合えないですし」

職場で出会った本当の恋

友人の紹介で何度か男性と付き合った杏奈さんだが、アパレル業界の働き方に理解を示してくれなかったそう。やっぱり同業者でないと、ファッションに対する情熱やこの仕事の面白さを分かち合えないと実感。

「男性のアパレル店員もいるので、休憩所やディペロッパーが開催する慰安会などで出会う機会があります。でも受付嬢と合コンしたり、美容部員にすぐナンパしたりと、少しチャラい印象が多いかな」

そんなとき、メンズブランドのPRをしている今のパートナーとフロアで偶然ばったり。ちょうどひと月ほど前に、そのブランドの展示会パーティーに招待され、軽く挨拶をした程度の関係でした。

「彼も驚いて『このテナントで働いているんだ』と。お互いの店舗を見せ合ったりして、ディスプレイの配置などで相談にのってもらったり……ショップに顔を出してくれることが増えてきた段階で、私からデートに誘いました」

そのあと、勤務時間が不規則なため同棲を提案した杏奈さん。

2年の同棲生活を経て、36歳で結婚しました。

「同棲をしていたので入籍だけで結婚式はやらなくていいかなと思っていました。そうしたら、おしゃれな顧客さまから『一生の思い出になるから挙式はしたら』と言われて。結局はお互いの親戚と数少ない友人を招いて、会費制のカジュアルな式にしました。写真に残しても恥ずかしくない大人婚ですかね」

■仕事の顔を知っている人との出会いは安心できた

どの方も共通して言えるのは、「仕事の顔を知っているので安心できた」と、ソーシャルな場面での立ち振る舞いを見て信頼できたそう。

あなたの職場にも、素敵な将来のパートナーがいるかもしれません。

取材・Text/鈴木リナ

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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