女性がセックス中の本音を男性に伝える方法
男性とのセックス中、本音や考えていることを素直に伝えられる女性はあまり多くありません。相手との関係性や受け取り方を気にし過ぎて、ついつい演技をしてしまう女性もいるのではないでしょうか。
セックスは男女がお互いに楽しむからこそ、意味のあるコミュニケーション手段のひとつになるのです。女性がセックス中になかなか伝えられない本音を、男性に伝えるための方法をご紹介します。
■セックス中に女性が思っていることを伝えるには?
「痛い」と伝えたいときは
男性とのセックス中に、痛みを感じたことのある女性は多いはずです。でも「痛い」と素直に言えず、我慢して気持ち良いフリをしてしまった経験はありませんか?
女性がセックス中に痛みを感じたとしても、男性は気付かないことがほとんどです。本当に我慢できないほどに痛い攻め方をされた場合は、痛いとはっきり伝える必要があります。
セックス中に「痛い」という本音を伝えるためには「そこはちょっと痛いから、こっちをしてほしいな」と、自分が気持ち良いと感じるポイントを男性に教えてあげましょう。痛いことをさりげなく伝えつつ、相手の気持ちを萎えさせない伝え方として有効です。
「そこじゃない」と言いたいときは
セックス中に男性が触ってくるポイントが、自分の触って欲しい場所とずれていることってありますよね。そんなときに「そこは気持ち良くない」なんて言ってしまうことができない方もいらっしゃいます。
女性がセックス中に「そこじゃない」と伝えたいときには、相手の手を自分が触って欲しいところに誘導する方法がおすすめです。このとき言葉はなくてもかまいませんが、「こっちも」などの一言をプラスすると、男性の興奮を誘うことができます。
「もっとしてほしい」という本音を伝えたいときは
男性が自分の気持ち良いポイントをばっちり掴んでくれたときは、「もっとしてほしい」と感じるもの。でもそれを言葉にするのって、ちょっぴり恥ずかしいと感じる女性は多いですよね。
そんなときには手や脚に力を込めて、言葉ではなく体の反応で相手に気持ち良いことを伝える方法がおすすめです。もっとしてほしいと思うところを触ってくれたら、男性の腕を掴む手や、相手の体に触れている脚に力をぎゅっと込めてみてください。
さらに気持ち良いところを触ってくれたときには、少し大げさなくらいに声を出すのも良いでしょう。男性は単純な一面もあるので、わかりやすい反応を見せることで「ここが良いのかな」と理解してもらいやすいです。
■傷つきやすい男性はオブラートに包んで
女性がセックス中に本音を伝えられない大きな理由として、「男性を傷つけてしまうかも」などの不安が挙げられます。「思っていることを伝えてお互いにセックスを楽しみたいけれど、相手のセックスを批判していると思われるのは嫌」と感じて、本音をはっきりと伝えられないケースです。
たしかにセックス中の発言は男性の心を傷つけてしまう可能性もありますし、セックスに関しては異様にナイーブになってしまう男性も少なくありません。だからと言って、女性側がセックスに対して我慢をし続ける必要はないのです。
伝えにくいことはオブラートに包んで遠まわしに言葉にしたり、言葉ではなく体の反応や動きなどで伝えたりすることを意識してみてください。特に相手が彼氏の場合は、その我慢が破局の小さな原因になってしまうこともあるので、セックス中の本音を伝える努力は必要です。
■セックスは女性がこっそりリードできる
セックス中に否定的な言葉を使うと男性を傷つけてしまう。肯定的な言葉を使うと自分が恥ずかしい。と言った理由で、なかなか思っていることをストレートに伝えられないのが、セックス中の女性の本音です。
でも本音を伝えないままセックスを続けると、ちょっとしたわだかまりが残ってしまうことも。相手にはわからないように些細な言動を駆使して、男性には気付かれないようにこっそりとセックスをリードできる女性になってくださいね。
Text/鈴香