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『フリンジマン』第8話あらすじ - 「浮気現場を見せて別れさせる」作戦はうまくいくのか

『フリンジマン』第8話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは板尾創路、大東駿介、淵上泰史、森田甘路など。バイト先にやってくる、感じのいい女性客が気になり始めた安吾。気になる8話の展開は――。

『フリンジマン』第8話あらすじ - 「浮気現場を見せて別れさせる」作戦はうまくいくのか

『フリンジマン』第7話のレビュー・あらすじ

■『フリンジマン』第8話のあらすじ(ネタバレあり)

安吾(森田甘路)は、バイト先のレンタルDVD店で客として訪れたリサ(小倉優香)と出会う。

リサが探している映画は安吾と趣味が似ており、またリサが安吾のことを覚えていたことから、安吾は彼女を「愛人の原石かもしれない」と期待。

しかし、彼女はDVDを借りず、恋人と共に店を出ていってしまった。

安吾は愛人同盟の前で、「映画よりも男を取った!」とリサに対して怒ったものの、井伏(板尾創路)は安吾がリサのことを気にしていると見抜く。

安吾もそれを認め、なんとかリサを安吾の愛人にできないかと相談を始めた。

問題なのはリサに恋人がいることだが、井伏は落ち着いた様子で「別れさせればいい」と言う。

井伏と安吾はリサのことを調べるために、リサの通う大学の軽音楽部部室へと向かった。

リサの身辺に関わるものを探しているうちに、軽音部の部員が帰ってきてしまったが、井伏はOBのふりをしてその場をしのぎ、無事に情報を集めることに成功した。

その後、井伏はリサに浮気をさせて恋人と別れるよう仕向ける作戦を考案。リサの浮気相手は井伏自身が行うと宣言した。

安吾が見守る中、井伏は田斉(大東駿介)と満島(淵上泰史)の協力を得て、難なくリサとの距離を近づけていく。

そしてリサと恋人を別れさせる決定的な方法は、井伏がリサを抱いているところを恋人に見せるという衝撃的な内容だった。

■『フリンジマン』第8話の感想

「赤べこの法則」には笑ってしまいました!

”相手のツボを抑えたキーワードを投げかけ、赤べこのごとく頷き続けることで玄人味を醸し出す”ものですが、思い起こせば周囲にも赤べこの法則を使っている人がけっこういたかもしれません。

それっぽいキーワードを出されると、勝手に解釈して話を進めてしまうんですよね。頷いてもらえれば自信が持てるし、特に疑うことなく満足して会話を終了できます。

ドラマ内でも、赤べこの法則を使った井伏に対して、軽音部員たちが楽しそうに話していました。井伏の堂々とした態度がより彼らを納得させているのでしょう。

井伏のような、いつ・どんなときでも動じない精神と、その場を乗り切るスキルを私も身につけたいものです。

さて、今回からはいよいよ安吾のパートとなりました。そもそも独身者である安吾に愛人もなにもありませんが、そのへんは置いておきましょう。

女性を嫌っていそうな安吾が選んだのは、自分と映画の趣味が合うお客さまのリサ。

恋人と別れさせる方法は何かと思いきや、井伏とリサのセックスを恋人に見せるという驚愕のものでした。

恋人が誰かとベッドを共にしている姿を見るなんて、トラウマ級のショックです。

井伏はそんなトラウマをリサの恋人に与えようとするなんて! リサ自身も深い傷を負うと思います。大学生でこんな体験、とても受け止めきれなさそう……。

愛人作りにおいて、井伏は何度も「マシーンになれ」と言っていました。愛人を愛することも、愛人から愛されることもダメ。

ただひたすらマシーンになる……そんな状態で愛人を作って、楽しいんでしょうか。少なくとも井伏はそれで納得しているようですが、安吾にそれは無理というもの。

井伏のひどい別れさせ方を聞いた安吾は、発狂したように叫び、その場を出て行ってしまいました。

今回は安吾が女性恐怖症になったエピソードが登場しましたが、「そりゃ女性が嫌になっちゃうよね」と思わざるを得ない内容でした。

目の前で堂々と彼女に裏切られてしまう、それも思春期に。大切な時期に恋愛で大きく傷ついてしまうと、大人になってからもそれを引きずってしまうのはよくわかります。

女性を避けて生きてきた安吾が、愛人作りに踏み出せたのは大きな一歩です。できればここで大きな成果を上げてほしい!

しかし、味方であったはずの井伏は敵のようなポジションに変化しました。

リサを安吾の愛人にするという目的達成のためとはいえ、この別れさせ方は安吾にとって納得できないものです。

だからこそ必死で止めようとするものの、井伏は手強い。安吾は井伏を止めることができるのでしょうか。

もしも止められたとして、リサを愛人にする手段はほかにあるのか? それとも、愛人にするのは諦めるのか? 今後、安吾とリサがどうなっていくのが楽しみです。

■『フリンジマン』作品概要

「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。

井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。

なぜ男が不倫をするのか? 危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……? 笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。

第8話 11月25日(土)深夜0時20分〜放送分

■『フリンジマン』キャスト

板尾創路
大東駿介
淵上泰史
森田甘路
東幹久
村松利史
筧美和子
佐津川愛美
岸明日香
小倉優香
MEGUMI
板野友美
ほか

『フリンジマン』第9話あらすじ - 愛人作りの前に克服すべきは「恐怖症」!?

https://p-dress.jp/articles/5625

『フリンジマン』第9話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは板尾創路、大東駿介、淵上泰史、森田甘路など。リサを守るために、井伏を阻止しようとする安吾。気になる9話の展開は――。

神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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