「終活」は30代からでも早すぎない――大切なモノを見つめなおす時間を

「終活」は30代からでも早すぎない――大切なモノを見つめなおす時間を

34歳でこの世を去った、フリーアナウンサーの小林麻央さん。若くして亡くなってしまうこともあるんだ、と麻央さんの生涯に自分を重ねた方も多いかもしれません。人間いつかは必ず「死」を迎えます。必ずくるその日のために、少しづつ準備を始めませんか?


■生あるものの目指すところは「死」

あらゆる生あるものの目指すところは『死』である。
オーストリア精神科医・フロイト

これは世界的に有名な精神医学者のフロイトが遺した言葉です。

歳を重ねれば重ねるほど、いろいろな訃報に遭遇します。

昔から好きだった、尊敬していた、有名人。
お世話になった先生・先輩や、同級生や同窓生、会社の同僚。
そして時には、親友や恋人、そして最愛の家族。

そして、「死」というものはいつか自分にも訪れます。

もし明日、
急に事故に遭ったら。
突然余命を宣告されたら。
災害に巻き込まれたら。

そのとき、あなたは後悔なく、人生を終えることができますか?

■「終活」はいつ始めても、早すぎることはない

死の間際に後悔しない人生にするために、クローズアップされているのが「終活」です。

人生の最期について、生きているうちから準備をすることを指します。つい最近も、俳優の坂上忍さんが「終活」を終了したと宣言したことで話題になりました。

「終活」は何歳から始めても、早すぎるということはありません。今回は「終活」をするにあたり、考えておきたいことをご紹介します。

1.「死ぬ」までにやりたいことを書き出す

「死」を目前にした人が後悔すること。

それは「そのうちやろうと思っていた」ことを実現できていなかったということ。

そのうち家族と過ごす時間を増やそうと思っていた。
そのうちもっと本を読もうと思っていた。
そのうち〇〇に挑戦しようと思っていた。

そんな後悔をしないためには、「いつかやりたいこと」を整理し、書き出すことがおすすめです。

いつか行ってみたいと思っていた旅行先、いつかトライしてみたいと思っていた習い事。

先延ばしにせず、今から叶えていきましょう。

2.どう死にたいかを宣言する

医療が著しく進歩した今の時代。脳の機能が停止した後でも、体だけ生かしておくことが可能です。
そういった選択肢をとるかどうかは人それぞれ。

余命を宣告されるような深刻な病に倒れたとき、治療を優先するのか、痛みの緩和を優先するのか。自力で呼吸ができなくなったときにどうしたいか。

延命措置の種類、終末ケアや緩和治療について調べておき、自分はどうしたいのかを整理してみましょう。そして、あなたの意思を家族やパートナー、友人に伝えておきましょう。人によっては外国で「尊厳死」を選ぶ人もいます。

3.死後の準備をする

あなたが「死」を迎えた後、残された人たちはあなたの死を弔います。現代においては、その弔いへの考え方もさまざま。

お葬式はしてほしくない。
遺骨は海に撒いてほしい。
資産は慈善団体に寄付したい。

死に関する希望があれば、近親者に日頃から希望を伝えておきましょう。

また自分の死後を見越したら、「モノ」は少ない方がいいですよね。「断捨離」を意識して生活するのもおすすめです。

4.大切な人に手紙を書く

突然の事故や災害に巻き込まれた場合、愛する人たちにあなたの言葉や想いを伝えることができずに、死を迎えてしまうケースがあります。

大切な人に言い残したいこと。それを「手紙」という形で、書き残しておきましょう。

書いているうちに、自分が死ぬ前に伝えたいことがたくさんあることにも気づくはず。

■「死」を考えることで「今」のありがたさを実感できる

生きている限り、絶対に避けて通れない「死ぬ」ということ。

自分の「死」について考えることで「今」のありがたさを実感することができるかもしれません。タイミングを見計らって、あなたも終活を始めてみては。

この記事のライター

1977年生まれ、宮城県仙台市出身、早稲田大学卒。大学在学中から大手女性誌やムック本などで占い、美容、投資、セックスなど多岐にわたるジャンルの記事を執筆。 結婚、離婚を経て、現在は外資系企業でのマネージャー業務のかたわら、...

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