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パリジェンヌ的クローゼット。夏のベーシックアイテムを全部見せ!

パリジェンヌ的、初夏のクローゼットとマイベーシックをご紹介します。パリジェンヌのファッションは、お気に入りのシンプルなコーデ+小物で味付けして作ります。「+小物」は10代の頃にパリジェンヌから学んだこと。そしてパリを訪れるようになってからは、ますます「小物の力」を信じるようになりました。

パリジェンヌ的クローゼット。夏のベーシックアイテムを全部見せ!

■パリジェンヌなクローゼットを目指してます

クローゼットの整理をしていると、今の自分に必要なものと不要なものが明確になりますが、同時に今夏買うべきものも見えてきます。

昨年「来年も着ることができるだろう」としまっておいたTシャツにシミを発見することがあれば、シンプルなアイテムだけど今年っぽくないなと思うことも。そうなると「更新」が必要になるわけです。

私が目指すのはパリジェンヌなクローゼット。今シーズンも一部のアイテムを更新しておしゃれを楽しんでいます。

■洋服収納はクローゼットとハンガーラックを活用

洋服収納はクローゼットとハンガーラックを活用

部屋にある備え付けのクローゼットはとても小さいため、ハンガーラックを活用しています。そこにはそのシーズン着る服や小物、出番の多いバッグを置いています。

また、クローゼットには季節外の服や頻繁に使わない小物を、引き出しタイプのボックスに入れて収納しています。

洋服収納はクローゼットとハンガーラックを活用

洋服は基本的にシンプルなデザインでダークな色が多いですが、プリント柄のワンピースやきれいな色のカーディガンも好きです。

特に鮮やかな色のカーディガンは着こなしのアクセントになるので、重宝しています。ただ羽織るだけでなく、ストールのように首に巻くなど、アレンジできるのが魅力です。

洋服収納はクローゼットとハンガーラックを活用

ハンガーはニトリの「すべりにくい省スペースレディースハンガー」とIKEAの「BUMERANG ズボン&スカートハンガー」を使用。また、服をたくさんかけすぎないよう心がけています。

捨てるのは惜しいけれど活躍していない服は、「着ないものチーム」として、一時的にスーツケースに入れて保管。収納ケースを新たに用意すると、置く場所に悩むからです。

着ないものを保管することで、クローゼットに物があふれかえりませんし、服が迷子になることもありません。

■私的「使える」ベーシックトップス3枚

続いて、夏の「マイベーシック」を順にご紹介させていただきます。

夏のトップスは普段使いしやすく、お出かけにも使えるものを選ぶことが多いです。さらに洗ってすぐに乾くことや、シワになりにくいというのも購入時の決め手となっています。

ボーダーシャツ

ボーダーシャツ

ボーダーシャツはマイ定番。長袖・8分袖・半袖と揃えてオールシーズン楽しんでいます。夏はやわらかなコットン素材がお気に入り。愛用しているのはフランスブランドのものが多いです。

人気の配色といえば、白×ネイビー。着まわしがきくけれど、まわりとかぶる確率も大! 人が集まる場所に行くときは、白×グリーンのボーダーが使えます。

くったりカットソー

くったりカットソー

「くったりカットソー」はテロンとしたコットン素材で、肌触りの良さが魅力。海外で見つけることが多いのですが、今年は適度にくったりしたものを「無印良品」で発見し、購入しました。

落ち感があり、フロントインしやすいのもポイント。ほしいときに限って手に入らないアイテムは「見つけたときが買い!」なのです。

ノースリーブブラウス

ノースリーブブラウス

少しきれいめな装いで出かけたいときに重宝しているのが、ノースリーブブラウスです。

選ぶときに重視しているのは、一枚で着てもいやらしく見えないか、シワになりにくい素材かどうか、といった点。袖がないブラウスはカーディガンを羽織っても、もたつかないのが良いですね。

■シルエットもグッドなプチプラパンツ2本

最近のパンツは、リーズナブルでもシルエットのきれいなものが増えてきましたね。私は気に入ったものを、色違いで揃えることが多いです。

無印良品とZARAのデニム

無印良品とZARAのデニム

一年を通してデニム率は非常に高いです。最近はリーズナブルな価格で手に入る、無印良品やZARAで買うことがほとんど。シンプルな定番ものは無印良品で、旬デザインのものはZARAでというパターン。

特に流行りのデザインはプチプラのほうが取り入れやすいですよね。旬デニムを履くだけでベーシックスタイルも、ぐんと今っぽくなる気がします。

ユニクロのアンクルパンツ

ユニクロのアンクルパンツ

発売されて以来、ずっと買い足し続けているのがユニクロのアンクルパンツ。

センタープレス入りでシンプルなTシャツを合わせるだけできれいめに見えます。また比較的シワになりにくいので、お出かけにも最適。旅先にもよく持っていく一枚です。

■シンプルコーデは「小物」で味付けする

私の着こなしは365日シンプル。おまけにトップスもボトムスもダークな色が多いため「小物」で味付けするのが基本です。

ストール

ストール

小物の中でいちばん好きなアイテムがストールです。

夏ならリネンや肌触りがやわらかなレーヨン素材が最適。薄手のものを選べば首に巻いても暑苦しい印象になりませんし、バッグに入れてもかさばりません。

かごバッグ

かごバッグ

夏になるとかごバッグを使いたくなります。

デザインはどれもフランス人がマルシェ(市場)へ出かけるときに持つシンプルなもの。荷物がたくさん入りますし、コーデが一気に夏らしくなります。

サンダル

サンダル

サンダルはフラットでちょっとレディな雰囲気のものが好きです。カジュアルな服装に女性らしさをプラスしてくれるから。ベーシックカラーはもちろん、メタリックタイプも私の定番です。

■組み合わせ次第で「パリっぽく」なれる

組み合わせ次第で「パリっぽく」なれる

私が好むベーシックアイテムは、上手に組み合わせることで「パリっぽいスタイル」が叶います。白と黒のモノトーンスタイルに、小花柄のストールとピンクのメタリックサンダルを合わせて。

■パリジェンヌ的クローゼットに、夏ファッションを揃えて

組み合わせ次第で「パリっぽく」なれる

パリっぽさ満点の白×ブルーのボーダーには黒のパンツを。かごバッグとゴールドのサンダルをセレクトすれば、フレンチ感たっぷりに仕上がります。

ベーシックアイテムは、いつもパリジェンヌスタイルの味方になってくれます。この夏、パリっぽくおしゃれを楽しみたい方は、パリジェンヌ的クローゼットの考え方を参考にしていただけたら嬉しいです。

Text/KUMICO

2017年7月10日公開
2019年5月16日更新

KUMICO

仏ブランド勤務を経て、ライターに転身。2007年より「暮らすように旅するパリ」をテーマに、フランス各地を訪れる。雑誌GINGERのWEBメディア「GINGER web」や「michill」にて、食やファッションに関するコラム...

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