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ポイントは「乗り継ぎ」。日本からポンフーへの行き方【台湾リゾート#4】

台湾のハワイと呼ばれる島、ポンフー。ポンフーの魅力について、過去2回の記事でビーチとグルメについてお話ししました。今回は「ポンフーへの行き方」をご案内します。ポンフーへ行く方法は、飛行機やフェリーなどいくつかありますが、ここでは日本人旅行者のために「日本からポンフーへ行くわかりやすい方法」をお伝えします。

ポイントは「乗り継ぎ」。日本からポンフーへの行き方【台湾リゾート#4】

■まずは台湾へ。国際線→台湾入国→国内線へと乗り継ぐ

連載第4回では、過去3回の私の記事を読んで、「ポンフーへ行ってみたい!」と思われたDRESS読者の方が、実際に出発される際に使える記事となるよう、アクセスに関する説明を中心に書かせていただきます。

※ただし、私が東京在住のため、羽田→松山空港へ向かう手順となります。あらかじめご了承ください。

1.台北・松山空港に到着

写真©フルカワ トモエ

ポンフーに降り立つにはポンフーの馬公空港に行く必要があります。馬公空港は国際空港ではないため、日本から直接向かうことはできません。まずは、日本から台湾の国際空港に到着することになりますが、ここでポイントは、乗り継ぎのことを考えて桃園空港ではなく、松山空港へ到着することです。

※関西空港発の場合、高雄空港→入国→国内線というルートも便利なようです。国内線に乗り継ぎやすい空港に到着することがポイントです。

2.入国審査・荷物を受取り・入国する

©フルカワ トモエ

通常、「飛行機の乗継ぎ」といった場合は、人の流れにつられてイミグレーション(入国審査)へ向かわずに、Transferのサインに従って次の搭乗ゲートへ向かうように注意しなければなりません。しかし、これは国際線から国際線の乗継ぎの場合です。

今回は飛行機の乗継ぎといっても、国際線→入国→国内線へと乗継ぐことになるので、飛行機を降りたらイミグレーション(入国審査)を通過して、荷物を引き取って出口へ。まずは入国してください。

3.出口を出たら到着ロビー。右へ進もう

出口を出たところとは、現地の旅行会社の方が「Welcome Ms.FURUKAWA」といったサインを持って出待ちをしていている、いわゆるあの光景。そこを抜けると到着ロビーが見えてきます。

松山空港の場合、写真の風景(到着ロビー)から外に出てタクシーに乗ると、台北市街へ向かうことができますが、今回は建物の外へ出ずに、空港の建物内を右に進んでください。

4.「國内線」のサインも見えてくる

©フルカワ トモエ

松山空港の場合、到着ロビーから空港の建物内を右へ進むと、さっそく「國内線」のサインも見えてきますのでご安心ください。100メートルほど直進すれば、台湾国内線チェックインカウンターです。

5.国内線チェックインカウンターに到着

©フルカワ トモエ

こちらが松山空港の国内線チェックインカウンターです。現在、台北-ポンフー間の台湾国内線を運行する航空会社は、立榮航空(UNI Air)、華信航空(Mandarin Air)、遠東航空(Far East Air)の3社です。写真は、華信航空(Mandarin Air)のチェックインカウンターです。

通常この搭乗手続きカウンターで、スーツケースも預けるイメージがありますよね。しかし、松山空港の国内線の場合は、このカウンターの30メートルほど前方に、「行李託運」という別のカウンターがあります。スーツケースはそちらで預けてください。

6.スーツケースを預けたら搭乗口へ

©フルカワ トモエ

チェックインカウンターで搭乗手続きを行い、「行李託運」のカウンターでスーツケースを預け終えたら、あとは飛行機に乗るだけ。ちょっとひと息。スーツケースを預けることで気持ちまで軽くなったようです。

國内線登機口(搭乗口)は、エスカレータでひとつ上の階に上がったところになります。

7.台湾の国内線飛行機に搭乗

ひとつ上の階にくると、写真のような光景に。ここで手荷物検査を受けて、センサーを通って……という流れです。

国際線と比べると、国内線は航空会社数も便数も少ないため、比較的のんびり、おおらかです。搭乗開始が10~20分遅れたり、フライト時刻も10~20分遅れたりすることは、しばしばあると思ってください。

8.台北から45分でポンフー・馬公空港に到着

©フルカワ トモエ

小ぶりな飛行機ではありますが、乗ってしまえばあっという間です。45分で馬公空港に到着します。明らかに台北とは違う風を感じたら、そこはもうリゾートアイランド。思う存分楽しんで!

9.こちらが馬公空港の外観

©フルカワ トモエ

馬公空港から馬公市街地へは8キロほど。とはいえ、台北のような都会の交通量ではないため、15分もあれば市内のホテルまで到着します。ホテルによっては、空港からホテルまでの送迎車を出しているので、事前にホテルへ確認を。

送迎車のないホテルに宿泊される方にはタクシーが便利。タクシーに乗っても市内までさほどお金はかかりません。タクシーにはメーターもついていますし、海外旅行ならではの心配に気を揉む必要はありません。

■到着したら……台湾リゾートを思いっきり楽しもう

ポイントは、国際線から国内線へと乗継ぐことを考えて、できるだけ桃園国際空港を避けた行き方をすることです。そこさえ押さえれば、簡単にアクセスできるはず。

ここからポンフーリゾートの始まりです。馬公空港に到着した時間にもよりますが、私なら連載第2回でもご紹介したように、空港近くの愛面沙灘へ行き、浜辺を数百メートル散歩して、林投公園の「及林春珈琲館」へ向かいます。

旅の計画は人それぞれ。皆さんもいろいろ調べて、台湾リゾートを堪能してください。次回は、当連載の最終回になります。ポンフーのホテル事情についてご紹介します。

フルカワ トモエ

埼玉県出身。上智大学文学部英文学科卒。エンタメ業界にて勤務。
旅行大好きOL。「ひねり」と「粋」にまみれた人生を歩みたい。

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