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神田神社(神田) - 恋愛運・勝負運にご利益があるパワースポット

恋愛運、勝負運がない……。そんな方は、ご利益を得るためにパワースポットとして知られる神田明神に参拝することをおすすめします。初詣参拝者数30万人ともいわれる神田明神。明治神宮、浅草寺に次いで3番目の参拝者数です。今回は江戸の守り神、神田神社について歴史から、得られるご利益までご紹介いたします。

神田神社(神田) - 恋愛運・勝負運にご利益があるパワースポット

■ご利益ポイント1 歴史を知ろう

神田神社は、もともとは神田明神といい、平将門と徳川家康が大きく関わっています。

平将門は平安時代中期の天慶3年(940年)、天慶の乱で破れ、京都でさらし首になったあと、東京の柴崎村(現在の千代田区大手町)に葬られました。

その付近に神田神社はありました。鎌倉時代に入り、この将門塚周辺で天変地異が頻発しました。200年以上前に無念の死をとげた平将門の祟りだと人々は恐れ、それを沈めるため仏教の時宗僧侶、真教上人が慰め、延慶2年(1309年)に神田明神に奉祀されました。

平将門を祀っていることから戦国時代には太田道灌や北条氏綱といった関東武将が崇敬する神社になりました。のちに天下を統一することになる徳川家康も敬う一人でした。

徳川家康は、関ヶ原の戦いで勝利し、江戸に幕府を開くと神田明神は幕府の尊崇する神社となります。元和2年(1616年)に将門塚(大手町)から江戸城の表鬼門守護の場所にあたる現在の地にうつります。幕府により社殿が造営されました。そして「江戸総鎮守」となり、幕府をはじめ江戸庶民にいたるまで大勢の人で賑わうようになりました。

明治に入ると神田明神は「神田神社」と名前を改めましたが、神田明神の呼称は消えることなく現在も続いています。

神田神社(神田)ご利益があるパワースポット

■ご利益ポイント2 神田祭のパワーをもらおう

神田神社のお祭、神田祭が平成29年5月11日から17日まで行われました。

筆者は京都生まれの京都育ちなので馴染みはないのですが、神田祭が近づくにつれ、ひしひしとパワー感じてきました。また終わったあとも余韻が続いています。

6月いっぱいまではパワーがあるので、この機会に訪れてみましょう。

神田神社(神田)ご利益があるパワースポット

■ご利益ポイント3 参拝のあとは南西(皇居方面)で発酵食品を食べると吉

拝のあとは精進落としをしましょう。

過去の連載でも述べていますが、神社のパワーを最大にいただくには「精進落とし」をすることです。「精進落とし」とは、巡礼・祭礼などの後に食事などをすることです。

今でも祭礼の後は、「精進落とし」をする場合は多いですが、最近は、巡礼や通常のお詣りの後にすることが無くなりつつあります。参拝後の「精進落とし」の場所は神田神社から南西へ向いた皇居方面へ神田川を渡った場所、「お茶の水」か「神保町」あたりが吉です。

神田神社は江戸城の表鬼門にあたる場所に造られました。表鬼門とは北東のことで、邪気は北東から南西に向いてやって来ます。

それを防ぐため山に神社や寺などを置くことが吉とされています。奈良から京都へ都を遷すとき、長岡京や大津京など転々としましたが、最終的には比叡山があったため京都に都をおいたとされています。都や城を造る時、鬼門に邪気を防ぐものがあるのかを考えて造られています。

神田神社は江戸城の邪気を防ぐ目的で現在の場所にありますので、当然、吉となる方角は江戸城跡、つまり皇居方面になります。悪いものを落とし、良いパワーをいただいたあとは、皇居方面へ行きましょう。もうひとつのポイントは神田川を渡ることです。川というのは流れがあり、渡ることで気が変わるともいわれます。御茶ノ水駅近辺かそれより南西、神保町あたりが良いでしょう。

神田明神は「土」の性格を多く持っています。神田明神は丘の山頂にあります。東側(秋葉原方面)は明神男坂という急な下り坂になっています。丘の山頂にあることから「土」の性格を持っていると判断できます。さらに神田明神は現在の東京中心にあり、氏神地域も神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内などまさに中心といっても過言ではありません。

「中心・中央」は五行学的に「土」にあたります(※)

神田神社(神田)ご利益があるパワースポット

(写真:明神男坂)

「土」の食べ物は野菜が中心ですが、特に発酵食品がいいかと思います。納豆やヨーグルト等が代表的ですが、お酒が好きな方であれば日本酒やワインなどもよいかと思います。

恋愛運や勝負運が無かった人は、神田神社を参拝して運気を上げてみてはいかがでしょうか?

神田神社(神田)はご利益があるパワースポット

(※:五行説による元素とその方角)

東:ヒトより早く早朝より活動する 木
南:一日で最も気温が高い日中 火
中:中央で基礎となる 土
西:ヒトの活動が最も盛んな夕方 金
北:日当たりが悪く最も気温が低い夜 水

陰陽コンサルタント 高澄

京都市生まれ、東京都在住。立命館大学法学部卒。 大宝二年(西暦702年)より続く陰陽師の家系に生まれ、家業で修養を積みながら個人や企業のご祈祷・ご供養のため全国各地を巡る。その過程を通じて、あらゆるパワースポット・パワーフ...

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