ガーターベルト×ストッキングを大人女性にすすめたい理由
ガーターベルトを使ったことはありますか? 一度使えばとても便利で快適だとわかるガーターベルト。ガーターベルト×ガーターストッキングで心地よく、官能的な気分も味わえる夏を過ごしませんか? 夏でもストッキングを穿く方におすすめです。
■ガーターベルトとは
ガーターベルトを実際に着用している女性に出会ったことがない――これは輸入ランジェリーの仕事をしている私が、男性からよく聞く声です。
皆さんはガーターベルトと聞いてどんなイメージを持ちますか? セクシー? 映画の世界? コスプレ? 日常的なアイテムとは思えない方も多いかもしれませんね。
しかし、ガーターベルトはもともと、現在普及しているパンティストッキングがなかった頃、靴下やストッキングを吊るすための、いわゆる靴下留めでした。かつては女性のみならず男性にも使われていたんです。
イギリスランジェリーブランド「Agent Provocateur」より
■ガーターベルト×ガーターストッキングを夏におすすめしたい理由
暑い季節でもパンティストッキングを穿かなければならない。そんなあなたにとって、ガーターベルトは救世主のような存在になるかもしれません。
特にパンティストッキングを穿くことで汗をかいて、ウエスト部分がかぶれてしまう人、お尻にあせもができやすい人、長時間着席している仕事が多い人。
そんな方はガーターベルトを使うことで、ヒップ部分がナイロンから解放されるため、通気性がよくなり、汗もかきにくくなり、肌への負担が激減します。
■ガーターベルト×ガーターストッキングの秘密感に高揚する
イギリスのランジェリーブランド「Agent Provocateur」より
そもそも私、石川がガーターベルトの魅力に取り憑かれたのは、ランジェリーが大好きなことはもちろんですが、何と言ってもガーターベルトを着けているとき、「自分だけの秘密感」に気分が高揚するのに気づいたから。
ランジェリーは人からは見えない点で、基本的には自分だけの楽しみです。その中でもガーターベルトは究極のアイテムではないでしょうか?
■ガーターベルトの選び方(初心者向け)
ガーターベルトにはいろいろな種類があります。初めて使う方や使い慣れていない方には「幅が広め」のものがおすすめです。
ウエスト部分があまりにも細いデザインだと安定感が少なく、日常的に長時間使用する際にはストッキングが下がってくるような感覚があって、初心者にとっては快適さに欠けるかもしれません。
最初の1枚は黒を選ぶと使いやすいでしょう。
コレクションごとにフルセットを集めるのも素敵ですが、コレクションで揃えなくてもまずは黒・白があればコーディネートしやすいですね。
初心者の方にもおすすめの幅が少し広めで使いやすいガーターベルト。
フランスの有名ブランド「Aubade」のこちらのガーターベルトは1万260円(税込)
初心者の方にもおすすめのガーターベルト。こちらはポーランドランジェリーブランド「オブセッシブ」から。ブラジャー・ショーツ・ガーターベルトの3点セットで8208円(税込)
■ガーターストッキングの選び方(初心者向け)
ガーターベルトを初めて購入される方からよく受けるのは、「ガーターストッキングはどこで買えますか?」という質問です。
ストッキング売り場やランジェリー売り場にもありますが、私のおすすめはポーランドランジェリーブランド「ベネチアナ」のもの。
ストッキング網の歴史ある本場イタリアで製造されていて光沢も美しいストッキングです。
ネット通販では豊富な種類が揃い、手軽に購入できます。ガーターストッキング 15デニール 2916円(税込)
実はガーターストッキングは片足が伝線してしまったときでも、両脚共通で使用できるため、片方だけ交換すれば使える大変便利なアイテムなんです!
ガーターストッキングを買うときに気をつけて見てほしいのは、「シリコンあり」「シリコンなし」という表記。太もも部分の内側にシリコンがついているか否かを示す表記です。
シリコンありのものはガーターベルトを使わず、そのまま着用できますが、汗をかきやすい季節に使用する方やアレルギーなどがある方は、かぶれてしまうこともあるので要注意です。
シリコンなしのものは、ガーターベルトがないと使えません。ガーターベルトでしっかり吊るして使うタイプです。ガーターベルトを使うときは「シリコンなしのガーターストッキング」がおすすめです。
■ガーターベルト×ガーターストッキングで夏を快適に
ガーターベルトを使ってみたくなった女性は多いのでは?
この夏から挑戦してみてはいかがでしょうか。
2017年5月11日公開
2019年6月18日更新