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女の子の子ども部屋インテリア#2 子どもが落ち着くお部屋って?

今や、子どもも一人一部屋持つことが珍しくない時代。子ども部屋といっても、ただ勉強して眠るだけの空間ではなく、リラックスして落ち着ける空間であって欲しいものですね。今回は、小学4年生と中学1年生の女の子を持つNさん宅を取材しました。二人とも自分のお部屋が大好きで、遊びに来たお友達もつい何時間も滞在してしまうのだそうです。

女の子の子ども部屋インテリア#2 子どもが落ち着くお部屋って?

落ち着く子ども部屋とは、一体どんなインテリアなのでしょうか?

■ピンクと白木に囲まれた妹さんのお部屋

ピンクと白木に囲まれた妹さんのお部屋

まずは、妹さんのお部屋からみていきます。

南と西から暖かい日差しが差し込む妹さんの部屋は、ピンクが基調。白木の床とデスク、そして低めの本棚が優しい印象です。

Nさんと一緒に取材に立ち会ってくれた妹さん。「このお部屋で本を読んだり絵を描いたりする時間が好き。机に向かって夢中になっているとき、階段の下からお夕飯のにおいが漂ってくると、急にお腹が空いてくるの」と、ほっぺをピンクに染めて話してくれました。

本棚(インテリア)

右上に飾ってある絵本は、気分によって替えるそう。この日はベルギーのコミックス作家エルジェによる「タンタン」の絵本が飾られていました。

本や雑貨などがあまりにも整然と並べられていたので、「今日のために片付けてくれたの?」と尋ねると、いつもこの状態なのだとか。散らかっていると、落ち着かないそうです。

グリーンのマット

お友達が来ると、このマットの上でおままごとをしたりゲームをしたりして遊ぶのだそうです。クマさんをモチーフにしたグリーンのマットは、約2帖。広々と使えるので、お友達が4~5人来ても大丈夫なんですって。

てんとう虫の時計

ふと見上げると、てんとう虫の時計が目に入りました。赤い文字盤が生成りの壁に映え、お部屋の可愛いワンポイントになっています。おしゃれな部屋には、やはりステキな時計がかかっているものなのですね。

■大好きなディズニーキャラクターに囲まれたお姉ちゃんの部屋

お姉ちゃんの部屋のインテリア

続いて、お姉ちゃんのお部屋へ。

「結構ゴチャゴチャしているな……」と思いながら、お部屋全体をよく見回すと、そこにあるのはディズニーグッズの数々!そう、お姉ちゃんはディズニーマニアを自称するほどのディズニーファン。取材に伺ったこの日も、お姉ちゃんはお友達とディズニーランドへ行っており、留守でした(笑)。

ディズニー(インテリア)

お姉ちゃんは空色が好きなのだそうで、空色のカラーボックスには大好きなディズニーキャラたちがひしめきあっていました。大好きな物に囲まれている空間って、誰に何を言われようと落ち着くんですよね!

ジグソーパズル

壁に目をやると、ミッキーの様々なシーンが描かれたジグゾーパズルを発見。豊かな色彩とイラストの精巧さに、思わず目を奪われしばし見入ってしまいました。

もちろん、お姉ちゃん一人でこのパズルを完成させたそう。作っている間も、完成して飾ったときも、至福のひとときだったことでしょう。

ジグソーパズル2

パズルの隣にも、やはりディズニーのイラストがありました。周りには、お気に入りのポストカードやお友達とディズニーへ行ったときの思い出の写真が飾られています。

楽しかったときの写真を壁に飾ると、楽しかった思い出がよみがえり、悲しいことや辛いことがあったときも元気になれるんですよね!

ディズニーの時計

お姉ちゃんのお部屋の時計は、こちら。画像ではわかりづらいかもしれませんが、ディズニー・ヴィランズが描かれたキャッスル・クロックです。ディズニー・ヴィランズとは、ディズニー作品に登場する悪役たちのこと。ヴィクトリア調の重厚なデザインが、大人っぽい雰囲気でステキ。にぎやかなお部屋のスパイスになっていますね。

■ママは子ども部屋についてどう考えている?

さて、こんな姉妹のママであるNさんは、子どもたちの部屋作りに対して、どのように考えているのでしょうか。

N「もともと私がインテリアに興味があって、リビングやキッチンに自分が気に入った物しか置かないから、そういう私の姿を見て子どもたちも自分の部屋のインテリアにこだわるようになったんじゃないかしら」

そうはいっても、遊んでいるうちについ散らかしてしまうのが子どもの性格
だと思うのですが……。

N「子ども部屋にある家具や雑貨は、全部子どもたちに選ばせているの。人が選んだ物って、ありがたみが薄いでしょ? 自分が選んだ物だから、大切に扱う。大切な物だから、きちんと片付ける。自分が好きな物を自分の好きなように配置することによって、落ち着く空間になるんだと思うわ」

■子供が落ち着く部屋を作るコツは「自己管理」

子どもたちが大切にできるものだけを与え、あとは自己管理に任せているNさん。子ども部屋が多少散らかっていても、Nさんが手出しすることはないのだそうです。姉妹が自分のお部屋が一番落ち着くと言うのも頷けます。

子ども部屋が単なる物置き、あるいは眠るだけの場所になっている方は、お子さんと一緒に子ども部屋を見回してみましょう。

不要な物は処分させ、お子さんの好きな物を好きなように置かせてみれば、きっとお子さんが落ち着く子ども部屋になるはず。

子ども部屋で落ち着けるようになると、気持ちも落ち着き、勉強や読書もはかどりますよ!

百田 カンナ

ライター兼ソーシャルワーカー。都内で二人の子と黒猫と暮らす。 取材で遠征したり、一日中パソコンに向かったり、高齢者に体操を教えたり、小学生に読み聞かせをしたりと、常にじっとしていない40代。酒と肉が好きで、発言は直球、笑い...

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