【DRESSプロレス部 活動報告】ランズエンド新木場大会を観戦して
昨年末に誕生したDRESSプロレス部のプレキックオフとして3月1日(水)、東京・新木場で開催された「ランズエンド」の大会を観戦してきました。
16年末に誕生したDRESSプロレス部ではプレキックオフとして、プロレスラー崔領二選手率いるプロレス団体「ランズエンド」3月1日、新木場大会を観戦してきました。
当日はDRESS編集長でDRESSプロレス部 部長補佐の池田、部員のSさん、Iさんの3名で会場に伺いました。Iさんは月数回プロレスを観にいく、生粋のプロレスファン。Sさんは「プロレス観戦は約10年ぶり」とのこと。
当日は全5試合、いろいろなシングルマッチ(1vs1)やタッグマッチ(2vs2や3vs3など)を観ることができました。ランズエンドの特徴の1つは、既存のプロレスにとらわれない、ユニークな試合を観せてくれること。
たとえば、プロレス=人間vs人間というイメージを持ちがちですが、なんと「エビ天」や「シャチ」が試合に登場するんです。そして、戦う。
それって、いったい、どんな試合になるの!? そう思う方は、以下にご紹介する参加者2人の感想を読んでみてください。なんとなく持っているプロレスへのイメージが、びっくりするくらい覆されてしまうかも。
■「見応えある試合ばかりで、ワクワクしっぱなし!」DRESSプロレス部Sさんの感想
先日、LAND'S END 6を観戦してきました。プロレス観戦に行ったのは、10年以上前の神取忍戦以来!
なかなか行く機会がなく、たまに深夜放送のプロレス中継を観るだけになっていたので、朝からテンション高めでした。
会場を訪れたら既に満席! 余興で若手選手のパフォーマンスがあり、会場の雰囲気が温まったところで試合が始まりました。
試合が進むにつれ、会場が熱気に包まれていき、子供たちも白熱していました!
一番インパクトに残った試合は、第4試合「若鷹ジェット信介、ウエザイルvsエビ天、シャチコフ」戦でした。
エビ天とシャチの着ぐるみがリングに登場したときは、シュールで和みましたが、戦わせてみると強い、強い! なんと彼らが勝利したのです。
ジェット選手、ウエザイル選手がエビ天とシャチコフの着ぐるみを着て再度戦いましたが、やはり負けていました。
同じ団体戦でも、比較的和やかに進んだ第3試合に対し、この日の最終戦である第5試合「崔領二、不動力也、SUGI vs KAZMA SAKAMOTO、石切、将火怒」戦は、正統派な試合運びで、場外乱闘も数多くあり、見応え抜群でした。
総合格闘技観戦以来、血が騒ぐ感覚を思い出して、プロレスの魅力に惹きつけられています。旗揚げして1年。ランズエンドはこれからもファンを増やすことでしょう。私もその1人です。
(DRESSプロレス部 S)
■「戦いを観ていると、自分もがんばろうと思える」DRESSプロレス部Iさんの感想
ある日Facebookを開くと、バンド仲間が「プロレス観にいったよ」と写真を投稿していました。そこに映っていたのエビ天の着ぐるみとシャチの着ぐるみ。
中学くらいからテレビでやっていたプロレスに興味を持ち、途中離れていた時期もありますが、ここ数年はDDT中心に月3~4回観にいっている、プロレスファンの私ですら、その写真は衝撃的でした。
エビ天とシャチを選手に抱える、その団体は「ランズエンド」。一度観てみたいなと思い、今回DRESSプロレス部で観戦者を募集していたので応募してみました。
初観戦のランズエンドは、1試合ずつカラーは違いましたがすべて熱い戦いだったな……というのが感想です。
バグパイプの生演奏(!)後に始まった1試合目はK-dojoの若手お2人の試合。正しく「ぶつかりあい」な試合だったと思います。
2試合目は「かかってこい!」と熱くなりすぎている力さんに丸山さんがなんだか困っているうちにゴング。試合は力さんが3カウント取られてしまいましたが、力さんのエネルギーが素晴らしく、そして面白い試合でした。
3試合目は8人タッグ。序盤になぜかステッキを持って凶器攻撃していたのに、全然試合に絡んでいなかった選手がいました(笑)。真面目な試合なのにそんなスパイスが効いてて、ごちゃごちゃ感が面白かった! ベテラン選手がたくさんいる中で、K-dojoの吉田選手ががんばっていたのが印象的でした。
セミファイナルはお待ちかね、エビ天くん&シャチコフが登場!エビ天くんは思ったよりアメリカンなお顔立ちなので怖い説もありますが、お二方ともとにかくかわいい!
リングインするときにロープを上手く潜れないのも、ゴング前に不思議な動きをしているのも、相手をロープに振ってコーナーに突っ込んでくるのも、すべてが愛らしかったです。
そして試合はエビ天くんが逆エビ固めで勝利! なぜか着ぐるみを交換してのリマッチにもなりましたが、やはりエビ天マスクさんが逆エビ固めで勝利。かわいくて強いってなんかスゴい。
メインは6人タッグ。大柄な選手が多い中、1人小柄ながらも軽業師のような華麗な技を繰り出すSUGI選手が印象的でした。
新しくランズエンドに入った石切選手が捕まってボコボコにされる展開でしたが、何度もフォールされても返す姿に胸が熱くなりました。
試合以外にもダンスショーもあったりしてとても楽しかったです! 場外乱闘で目の前に選手がやってきて逃げたり、選手に投げられる紙テープがきれいだなぁと思ったり。
普段目にしない景色が見られるのもそうですが、何度やられてもやり返していく選手たちの姿に勇気づけられて、自分もがんばろうと思えるからプロレスって最高だなぁと改めて感じました。
またランズエンド、観にいきたいと思います。
そして、たくさん写真を撮りすぎて、スマホの電池が切れてしまったため、外にいたエビ天さんと写真が撮れなかったのが悔やまれます……。
(DRESSプロレス部I)
■DRESSプロレス部への入部、お待ちしています!
何度攻撃されても受け身をとって立ち上がり、立ち向かっていく。ボロボロになっているのに、最後勝利する。
そんな選手たちの姿を目にして、私たちプロレスファンはときに涙したり、感動したり、勇気づけられたり、五感を動かされます。それこそがプロレスの魅力だと思います。
DRESSプロレス部では、まだまだ部員さんを募集しています。1〜2ヶ月に1度は何らかのイベントや催しを開催しようと計画を立てている段階です。
すこしでもプロレスが気になる方、まずは観にいってみたい方は、DRESSプロレス部に入部をお待ちしています!
写真提供/DRESSプロレス部Iさん、Sさん
協力/ランズエンド
https://twitter.com/landsend_voyage
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