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【インテリア】グリーンで心を癒す!観葉植物の配置方法(室内編)

インテリア特集第一弾は、室内に置く観葉植物の配置の実例をご紹介。室内で観葉植物を育てようと思っても、どこに何の植物を配置すればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。玄関やキッチンなど、場所によってどんな観葉植物を配置するべきか、グリーンを取り入れるべきかをみていきます。

【インテリア】グリーンで心を癒す!観葉植物の配置方法(室内編)

落ち着いたインテリアに欠かせないグリーンの数々。

しかし「観葉植物を置いても、すぐ枯らしちゃって……」という方が少なくありません。確かに、水さえやれば育つ植物ばかりではありませんが、植物の特性と育て方のコツがわかれば意外と簡単に元気に育ってくれます。

そこで今回は、著者のインテリアグリーンを大公開。育てやすい植物たちと、その置き場所や育て方をご案内していきます。

■玄関に向いているのは「ワイヤープランツ」と「カランコエ」

わが家の玄関にある靴箱の上は、大きな鏡と絵皿、そしてハンギングしたワイヤープランツを飾っています。

ワイヤープランツは、育てやすい植物です。「地植え」でも、屋外のプランターでも、そして室内の日が当たらない場所でも育つので、ガーデナーにもインテリアにこだわる人にも人気があります。小さく丸い葉が無数につき、細い枝が四方八方に広がっていくので、多様なフォルムが楽しめます。

置き場所は、日当たりの良い場所か、半日陰でもいいです。ほとんど日に当たらない場所に置く場合は、たまに屋外で日光浴させてあげると元気になります。

水は土の表面が乾いたらたっぷり与え、水が切れないように注意します。

そして、星のようなかわいい小花を次々と咲かせるカランコエ。

この原稿を書いたのは冬なので、玄関の窓辺にはカランコエを飾っています。わが家は日本家屋には珍しく南向きの玄関なので、日の光を好む植物を置くとよく育つんです。

多肉植物なので、水のやり過ぎはNG。日がよく当たる風通しの良い場所に置きましょう。

花言葉は「幸福を告げる」

「玄関に置いておけば、きっと良いことが訪れるはず……」と勝手に信じて大切に育てています。

■リビングの窓にふさわしいのは「シュガーバイン」

リビングの大きな窓のワンポイントになってくれているのが、カーテンレールから吊るしたシュガーバイン。

花のように広げた5枚の葉と、しなやかに下垂した蔓(つる)が、どんなお部屋でもステキに見せてくれます。直射日光を避け、画像のようにレース越しなどで育てましょう。
            
花言葉は「すこやか」

育てやすく、リラックス効果があり、風水的にも運気を上げる植物とされているのでおすすめです。

なお、観葉植物をカーテンレールに吊るすと、カーテンが閉め切れなくなるのが難点。

また、つるが伸びすぎると形が無様になるだけでなく、わが家のやんちゃな黒猫が手を出さずにはいられなくなるので、まめに手入れをしなければならないのが、ちょっぴり面倒なところです。

■壁面には「アイビー」

壁面には、カレンダーやら、お気に入りの絵や写真やらをごちゃごちゃ飾っているのですが、その中心にさりげなくいるのがアイビー。

ホームセンターの園芸コーナーの隅っこに、忘れ去られたように置いてあった壁面用鉢カバー。

「この鉢カバーにアイビーを植えたらかわいいんじゃない?」

そう思って植えてみたところ、こんなレトロチックな表情が生まれました。

よく知られるように、アイビーは星のような葉が特徴のツタ性植物。

暑さにも寒さにも強く、屋内でも屋外でも育ちます。よほど強い直射日光に当たったり強烈に蒸れたりしない限りは、どこまでも元気に伸びていきます。

ウエディングボードなどでも見かける通り、アイビーは「永遠の愛」のシンボル。水回りに置くと金運上昇の効果もあるそうですよ。

■キッチンと相性がいい「ポインセチア」「パキラ」「ヒポエステス」「多肉植物」

東向きのキッチンにある出窓は、植物を育てるのにぴったり。

キッチンに立ち、朝日を浴びながら、このグリーンたちを眺めるだけで「今日もがんばろう!」という気分になります。 

……とはいえ、中央にある一番大きな鉢は、かなり元気をなくしたポインセチア。

一昨年のクリスマスにいただき、日当たりの良いこの場所で大事に育ててきたつもりなのですが、どうやら水をやりすぎて根が傷んでしまった様子。現在、経過観察中です。

こちらは、100円ショップで購入した「100均トリオ」(笑)。

ひょろひょろと長い枝を伸ばしているのがパキラ、ピンクや白の班が入っているのがヒポエステス。そして手前のチビが多肉植物です。

多肉植物は、以前水をやりすぎて枯らしてしまった経験があるので、今は水やりをがまん。この画像を撮影したときも、最後の水やりから1ヶ月以上も経過しています。うまく育てられたら、多肉を増やしていく予定です。

右奥に見えるワインボトルでは、名称不明の植物を水耕栽培中。いただいた花束の中に添えられていたもので、ほかの花々が次々に枯れていく中、唯一根を出しながら元気に生き続けたので、ワインボトルに移住させました。朝日に輝くワインボトルは、心が洗われるほどキレイ。

ちなみにこちらは、ワインボトルではなくガラスの器で水耕栽培中のポトス。

ハート型の葉が愛らしく、日陰でもすくすく育ちます。つるが伸びてきたらチョキンと切り、水に浸かる部分の葉を取って水の中に生ければ、勝手に根が出てきます。

班が入っていない方のポトスは、なんと約20年前(!)にいただいたポトスの鉢からのれん分けしたものです。

アイビーやポトスなど、水耕栽培できる植物をワインボトルやガラスの器で育てると、おしゃれな雰囲気が演出できます。一輪挿しに利用するのもおすすめです。

植物たちも私たちと同じ生き物なので、適当に太陽の光を浴び、適当に風に触れ、適量の栄養素を摂っていれば十分。

私がよく失敗する「水のやり過ぎ」は、いわゆる過保護状態なんだなーと、わが子へのしつけも含めて反省中です(笑)。

あなたのお部屋にもグリーンを取り入れて、暮らしにゆとりとうるおいを持たせましょう。きっと、思った以上に嬉しいリラックス効果があるはずですよ!

百田 カンナ

ライター兼ソーシャルワーカー。都内で二人の子と黒猫と暮らす。 取材で遠征したり、一日中パソコンに向かったり、高齢者に体操を教えたり、小学生に読み聞かせをしたりと、常にじっとしていない40代。酒と肉が好きで、発言は直球、笑い...

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