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「吉岡徳仁 スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線」1月13日から資生堂ギャリーにて開催

日本を代表するデザイナー・アーティストの吉岡徳仁によるプリズムでつくられた彫刻から放たれる、虹の光線による神秘的な光を体感する新作のインスタレーション「スペクトル」を1月13日~3月26日まで展示公開します

「吉岡徳仁 スペクトル − プリズムから放たれる虹の光線」1月13日から資生堂ギャリーにて開催

「吉岡徳仁 スペクトル−プリズムから放たれる虹の光線」 開催概要

主催:株式会社 資生堂
協力:株式会社 吉岡徳仁デザイン事務所
会期:2017年1月13日(金)~3月26日(日)
会場:資生堂ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル 地下 1階
tel. 03 -3572 -3901 fax. 03 -3572-3951
平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00 毎週月曜休 (月曜日が祝日にあたる場合も休館)
入場無料

自然哲学者であるニュートンは透明な多面体プリズムに太陽光を通して、光の中には  さまざまな色の光が重なり合って存在するものだと示し、私たちは日々、自然から色を学び、感じてきました。そのプリズムによって分光された光が、美しい虹色の光線となったスペクトルを放ちます。

吉岡徳仁は、デザイン、アート、建築など、幅広い領域において、自由な着想と実験的なテクノロジーから生み出される作品により、世界に影響を及ぼす創り手の一人として、国内外で高く評価されています。これまで、自然と人間の関係性に着目し、光がもたらす感覚を追求し研究を重ね、独自の手法で作品を表現してきました。

2013年、東京都現代美術館で開催された個展「TOKUJIN YOSHIOKA_Crystallize」では、プリズムによって作られた「虹の教会 - Rainbow Church」、また、2011年に開催された「第54回ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展」では、建築プロジェクト「ガラスの茶室 - 光庵」を発表し、その建築は、2015年に京都の重要文化財に指定された天台宗青蓮院門跡境内将軍塚青龍殿の大舞台に設置されました。
そのガラスの茶室と自然の光を一体化させることで、感覚の中に存在する日本文化の本質を見ることを試み、世界の注目を集めました。

吉岡徳仁プロフィール

デザイナー / アーティスト
1967年佐賀県生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年、吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザインからアート、建築まで、幅広い領域において、自然と感覚を取り入れた実験的で革新的なクリエーションは、デザインの領域を超え、アートとしても国内外で高く評価されている。Design Miami Designer of the Year 2007など、国際的なデザイン賞を多数受賞。2001年に紙の椅子 「Honey-pop」、2006年パンの椅子「PANE Chair」、2002年から始まるガラスのプロジェクトなどの代表作は世界的に評価され、その作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥー・センター、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館、ヴィトラ・デザインミュージアムなどの世界の主要美術館で永久所蔵品に選ばれている。また、ガラスのベンチ「Water Block」は、パリのオルセー美術館の印象派ギャラリーにて、モネ、セザンヌ、ルノワールに代表される印象派の作品群とともに常設展示されている。

2008年、吉岡徳仁ディレクション「セカンド・ネイチャー」(21_21 DESIGN SIGHT)では結晶の椅子「VENUS」、2010年「ネイチャー・センス」(森美術館)では「Snow」、2013年「TOKUJIN YOSHIOKA_Crystallize」(東京都現代美術館)ではクリスタルプリズムでつくられた建築「虹の教会 - Rainbow Church」を展示。2011年、「第54回 ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展」では「ガラスの茶室 - 光庵」を建築プロジェクトとして発表し、2015年、京都の重要文化財に指定される天台宗青蓮院門跡境内将軍塚青龍殿の大舞台に設置された。

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