インテリアスイッチで生まれる3つの面白い変化

インテリアスイッチで生まれる3つの面白い変化

インテリアスイッチとは、一言でいうと部屋の模様替えのこと。リフォームのような大掛かりなものではなく、小さな変化を取り入れることから始めてみよう。


部屋の模様替えのことを「インテリアスイッチ」といいます。 クロスを貼り替えるリフォームのような大きなものではなく、自分らしい小さな変化をつけること。

インテリアスイッチは、五感の奥にあるもうひとつの感覚にもとづいています。それがくすぐられると「あっ」と思うのです。「第六感」に近いかもしれませんが、それとは違う「五感の奥にある感覚」と表現する方がわかりやすい気がします。 五感の奥がくすぐられる感覚があるからです。

素敵なホテルの空間やインテリア雑誌を見て、こんなお部屋があるといいなと感じたことのある人は多いはず。でも「私の部屋はこんなふうに作れない」と思っている人も同じように多いと思います。もちろん、広い空間やアイテムの整った空間を見て、いきなり自分の部屋に当てはめるのは難易度が高い。 今回お話をする「インテリアスイッチ」は今あるものにすこし変化をつけるのが基本です。
五感の奥がくすぐられるようなら、インテリアスイッチを進めてみてください。

インテリアスイッチを入れると、私たちはどう面白く変化するのでしょうか。
3つの特徴をご紹介します。

■1.ひとつの結果が生まれる

たとえば自分の部屋のクッションを替えたとします。すると部屋にひとつのアクセントができます。それは自分自身が選んだクッション。 帰宅する度に新しいクッションに愛着がわき、生活に新たな彩りが生まれます。すこし変化した空間が心に満足感と小さな幸せを運んでくれるのです。これが次の呼び鈴を鳴らす最初のきっかけとなります。

■2.新しい可能性が広がる

自分の視点が変化したことに気づくと、「次はこれを変えてみよう」と「新たにできること」を見つけるようになります。小さな変化であれ、心の感度が高くなっているので、ちょっと立ち寄ったカフェやお店など、いろいろな場所の空間やインテリアに、目が行きやすくなっているかもしれません。または、誰かと話すこともあるでしょう。普段あまり話をしなかった会社の人と「クッションやインテリア」で意気投合することもあるかも。
人とのコミュニケーションは、共通項があると親近感がわきます。 新しいクッションを取り入れたことで、自分にとって引き出しの可能性がひとつできたのです。

■3.創造性が膨らむ

クッションをひとつ買ったら、その色や形がしばらくインプットされて、次はスリッパを変えてみようか、タオルの色を揃えてみようかなど、頭の中で創造が膨らんでいくはずです。
創造性は新たな扉も開けてくれます。興味の枠をすこしずつ広げていく感覚です。好奇心も旺盛になります。知らないことを知りたい。実際に見てみたい。これが行動へつながるきっかけにもなります。

■変化をつける方法はいろいろ

「そう簡単にはスイッチできない」「そんな時間はあるかな」と思うかもしれません。たしかに忙しい毎日を過ごしていると、休日にやっと掃除して、なんとなく片付けて終わりみたいな日もあるでしょう。ほかにやりたいこともあるし、外出もしたいし、模様替えもしたい……そう思いながら1年が経ってしまう。

最初は小さくていいのです。丸い瓶にお花を飾ったり、ちょっとおしゃれなルームフレグランスを玄関に置いたり。インテリアスイッチは自分らしく、小さなことから始めていいのです。
自分の居場所である空間に、ほんの少しの変化をつけるだけ。

そのインテリアスイッチを押したら、自分にどんな変化が起きるのか、五感の奥がくすぐられるのを感じてみてください。それから起きる3つのコトを通じて、新しい幸せが舞い込んでくることでしょう。自分自身がチャンスの種を蒔いたからこそ、起きることです。

インテリアのスイッチの基本はとてもシンプル。

魔法の杖はもうあなたの手にあるのですから。
それをどう使って、魔法をかけるかは あなた次第です。

次回はあなた自身のスイッチを呼び起こすパターンを、インテリアの基本や応用を盛り込んで、いくつかご紹介します。

この記事のライター

高橋美穂子(Mihoko Takahashi) ASutDesign 主宰 / LAF SKETCH建築事務所 代表 設計事務所を経て、1995年に独立。現在は、建築デザインの他に企業とプロジェクトを組んで、新規事業のデ...

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