【UNIQLO】大人の秋アウターはツイードジャケットでキマり!
毎週日曜日は、ファッションのお悩み解決スタイリスト・すえおかりみこさんが担当。大人女性によくある悩みを解決するべく、着こなしポイントを指南します。今回は「UNIQLO(ユニクロ)」のツイードジャケットをピックアップ。マニッシュなアイテムを使った秋コーデをこなれ見せするコツについてご紹介します。
Q.車によく乗るので短め丈の秋のアウターをと思っていますが、短め丈はなんだか子どもっぽく見えそうな気がします。コーデを大人っぽく見せる秋のショート丈アウターを教えてください。
大人女性のショート丈アウターはジャケットの一択!
これはもう、絶対に「ジャケット」だと思います。秋アウターというと、ライダースやマウンテンパーカーばかりが取り上げられ、ジャケットはアウターとしてカウントされていないことに私はかなり不満があります。ショート丈だとどうしても甘さが出がちですが、ジャケットなら短め丈でも大人っぽくまとまります。大人世代のマストハブ秋アウターだと思うのです。
UNIQLOで見つけた! 使い勝手抜群の秀逸ジャケット
ジャケットを普段使いのアウターとして取り入れるのは難しいと思われそうですが、ちょうどよいジャケットを見つけましたよ。しかも、「UNIQLO(ユニクロ)」で。ツイードマニッシュジャケット、5990円(税別)です。色は、37BROWNを選びました。
トレンドのガンクラブチェックですし、落ち着いたブラウンベースなので、着るだけで大人っぽくも今っぽくも見せてくれます。「着るだけで今っぽい」。これ、トレンドの醍醐味だと思います。
素材はポリエステルメイン。ウール混紡の起毛なので着用後はブラシがけは必須ですが、暖かさは満点。アウターとして合格です。
袖裾の裏地はモカブラウンのドット柄で、落ち着きもあり、かわいさもあります。かわいさという点ではもうひとつ。正直いうと、ブラウンのガンクラブチェック柄はトレンドではあるのですが、ちょっとマニッシュ寄りになりがちな雰囲気があると思います。でもこのジャケットの前裾部分は、丸みの強いラウンドカット。この丸みもおじさんっぽさをかわいさに変換してくれています。お洋服に限らずですが、こういう細かい要素一つひとつが全体的印象を大きく変えます。細部にまで手抜き感のないこのジャケット。それをこのお値段で実現してしまうUNIQLOさん。すごいとしかいいようがないです。
私はLサイズを買いましたが、いつものジャケットよりもゆったりめ。特に袖幅には余裕が感じられました。決して二の腕が細い方ではない私がいうので間違いありません(笑)。ちょっと前にご紹介させていただいたUNIQLOUのローゲージニットくらいボリュームのあるものはさすがに厳しいですが、薄手〜中程度の厚みニットならば大丈夫。個人差はあると思うのですが。
■甘めのボウタイブラウスを合わせて
まずひとつめのコーデは、以前ご紹介させていただいたボウタイブラウスを合わせたコーデ。おじさんっぽい雰囲気ありのガンクラブチェックなので、ちょっと甘さのあるブラウスを合わせてみました。パープル×ブラウンはとても秋らしく、大人っぽく、また配色としても同じ赤系列同士なので相性◎。
ボトムスはデニムでカジュアル感をプラス。お友達とのランチなどにいいかな、と思えるコーデにしました。
このコーデのポイントは、バッグの白。ブラウン×パープルなどの色×色の合わせはちょっと抜け感が欲しくなる配色。悪い言い方をすればちょっとくどく見えるのです。そこで白の小物です。コーディネートにおいて白はちょっと箸休め的な、口の中をさっぱりとさせてくれる存在なのです。
■タイトスカートと合わせて大人っぽく
もうひとつのコーデは、黒のタートルニット×黒タイトスカートの上下黒コーデに羽織ったもの。私はタイトスカートに合わせましたが、フレアスカートでも相性はいいですし、汎用性は高いと思います。
ポイントはスニーカーと合わせたところです。ジャケットとなるとついついパンプスの方がいいのでは? と思ってしまいがちですが、あくまでもアウターがわりのジャケットです。スニーカーで普段着っぽさを取り入れて。幼稚園の送り迎えや、スーパーの買い物コーデにじゃんじゃん着て欲しいアイテムです。
短め丈アウターというと、マウンテンパーカーやライダース、デニムジャケットなどが定番ですが、今年はぜひジャケットを。羽織るだけで普段着が一気に大人見えします。
ファッションお悩み解決人。骨格診断・色彩をもとに同行ショッピングやクローゼットチェックでファッションのお悩みを解決へと導きます。