さすが「UNIQLO U」! メリットだらけで売り切れ必至の優秀ニット
隔週木曜日は、ファッションのお悩み解決スタイリスト・すえおかりみこさんが担当。大人女性によくある悩みを解決するべく、着こなしポイントを指南します。今回は、これからの季節、便利に着まわせそうなニットをご紹介。ぜひチェックしてみてください。
Q.そろそろ秋ものを揃えたいのですが、UNIQLOで今おすすめなアイテムを教えてください。
食欲の秋、読書の秋、といいますが、ここに「ファッションの秋」も加えたい!
涼しくなってきて、ニットやアウターなど、いろいろな素材のアイテムを楽しめるこの時期。「UNIQLO(ユニクロ)」にも秋ファッションを楽しめそうなアイテムがたくさん揃っていました。
そんななか、今回私が購入したもののうちのひとつを今回はご紹介します。
「UNIQLO U(ユニクロ ユー)」の「ローゲージタートルネックセーター 32 Beige」(税別3990円)です。お色は、明るめなNaturalと迷ったのですが、今回はベージュを。ベージュといっても、杢ベージュ。まだらに白の斑点が入っています。平板な印象になりがちなベージュ1色よりも軽やかでカジュアルな雰囲気なので、普段着として使いやすいです。オフィスカジュアルにも重宝しそう。
ゆったりとしたシルエットのように見えますが、着丈も短く、意外とコンパクトなつくり。お尻&太もも族、肩幅しっかりめとしては、少しでもゆとりが欲しく、今回はXLを購入しました(私は身長168センチあります)。腕の長さによりますが、1〜2サイズ上げての購入がおすすめなニットです。
ローゲージでボリュームたっぷりのように見えますが、コンパクトなつくりなせいか思ったほど着太り感はないので、胸の厚みが気になる方も試着する価値があると思います。
■マキシ丈スカートコーデ……「カジュアル:甘さ=4:6」のバランスが正解
ではさっそくコーディネートへ。
まずはマキシスカートと。ふわっと柔らかいレーヨン素材のスカートに合わせました。トップスがUNIQLO Uらしいカジュアル感強めアイテムなので、ボトムスには真逆の雰囲気を取り入れてみました。
カジュアル×甘さの組み合わせです。靴はスニーカーでカジュアルに、バッグはカゴバッグで甘さをプラス。全体的にカジュアル:甘さ=4:6くらいのバランスに仕上げました。
最近は、マキシ丈のスカートにも着丈の長いものを合わせるのが、トレンドを越して定番化しつつあるのですが、すっきりと見せたいときは、やっぱりトップスは短めが◎。小柄さんもすっきりとマキシスカートを楽しめるバランスです。
■スキニーコーデ……シャツでヒップまわりをカバー
UNIQLOのスキニーデニム、ビューティーコンプレッションに合わせてみました。
スキニー!!
短め丈のニット×スキニーなんて、本来は、お尻&太もも族にとっては絶対ご法度。ムッチリ感がとんでもなく露わになってしまいます。でも、このほどよいモコモコ感の短め丈ニット×スキニーは絶対かわいい……!
そんなとき、ふとクローゼットにあったロング丈のシャツが目に留まりました。「あ、シャツINのレイヤードコーデにしてお尻まわりをフォローしてみるか!?」
そこで、春にご紹介させていただいた「AZUL BY MOUSSY(アズールバイマウジー)」のカーキシャツを中に着てみました。春に買ったものも忘れてはいません。春ものは秋にも使えるものが多いアイテム。あるものはじゃんじゃん使う!
レイヤードでお尻はしっかりとフォローしました。太もものつけ根もギリギリではありますが、許せる範囲の見え方です(笑)。
ニットはまだまだ早くて違和感があるかもしれませんが、できるだけ早くニットを着る方法がひとつ。サンダルと合わせることです。ニット×サンダルは、暑さと涼しさが交互にやってくるこの時期ならではのコーデの楽しみ方。むしろ、ちぐはぐ感がこなれた雰囲気を出してくれると思います。単純に、夏ものを長く着られるというメリットも!
いかがでしょうか。NGだと自分で思っていたアイテムでも、手持ちの何かと合わせることでOKになることも?! 短め丈トップスのデメリットは、スキニーと合わせにくいこと。ですが、そこさえクリアできれば、このニット、むしろメリットしか残っていないかもしれません……。
ファッションの秋。ぜひお試しくださいませ。
ファッションお悩み解決人。骨格診断・色彩をもとに同行ショッピングやクローゼットチェックでファッションのお悩みを解決へと導きます。