自分の体を知り、よりよいセックスライフを。ひとりで楽しめるラブグッズ3選
「濃厚接触を避けるため、恋人とセックスを楽しめなくて寂しい」。そんな今こそ、自分の体を知るための時間を作ってみてはいかがでしょうか。ラブグッズコンサルタントのとぅるもちさんが、セルフプレジャー初心者にもオススメのグッズを紹介します。
こんにちは。ラブグッズコンサルタントのとぅるもちです。
全国で緊急事態宣言が出され、いよいよ日本も本格的にコロナとの戦いに突入したのだと感じています(※)。
おうち時間が増えた方も多いかと思いますが、みなさんどう過ごされていますか? 大切なおうち時間、できれば充実したものにしたいですよね。
濃厚接触を避けるため、恋人とセックスを楽しめなくて寂しい……という方もいるかもしれません。ただ、この期間を、自分の体と向き合う時間に使うのもアリなんじゃないでしょうか。自分が気持ちよくなれる方法を模索すれば、今後のセックスもより充実したものになるはずです。
今回は、セルフプレジャー初心者さんでも使いやすいラブグッズの選び方や使い方を紹介します。
■プレジャーだけじゃない! 体の中から綺麗になれるラブグッズ
「YES インティメイト・ウォーター・ローション」(写真左)、「アネロスジャパン ヴィヴィ」(写真右)
出産や加齢によって下半身の筋力が失われることで、尿漏れするようになったり、セックスで得られるプレジャーが低くなったりするんだとか。とはいえ、筆者の友人たち(20代前半)の話を聞く限り、下半身の筋力低下は若い女性も例外ではなさそうです。
自宅にいながらできる「膣トレ」は、下半身の筋力UP&おうち時間を有効に使うのにぴったりです。
アネロスジャパンの「ヴィヴィ」(写真右)は、下半身を鍛えるだけでなく、クリトリスにも刺激を与えることができ、気軽なトレーニングが可能です。膣内に挿入する部分と、外部がそれぞれ振動し、振動の大きさも自在に変えることができます。
挿入する際には、潤滑ゼリー(ルブリカント)の併用もオススメします。
「YES インティメイト・ウォーター・ローション」(写真左)はオーガニック成分96%! デリケートゾーンを傷や摩擦から保護するだけでなく、乾燥ケアもできちゃいます。サラサラとしたテクスチャーで不快感も全くありません。これを使えば、膣トレグッズを中にスルッと挿入することができますし、デリケートゾーンのケアも可能です。めんどくさがりな筆者にとって、洗い流し不要なのが重要ポイントです。
セルフプレジャーしながら、インナーマッスルも鍛えられるので、使って楽しいこと間違いなし!
■セルフプレジャー初心者さんにオススメ吸引バイブ
セルフプレジャー初心者さんの中には「強い刺激が怖い」という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にこそ、吸い上げるタイプ、いわゆる「吸引系バイブ」がオススメです。
なぜ吸引系バイブが初心者さんにオススメかというと、クリトリスに対し強い振動を与えないためです。
「Satisfyer Pro 2(サティスファイヤー プロ 2)」
「LELO SONA(ソナ)ブラック」
サティスファイヤー(1枚目)、LELO(2枚目)、ウーマナイザーなど、ブランドごとにいろんな種類のバイブを展開しています。価格帯は3000円〜3万円くらいまでさまざまですが、まずは7000円程度の中間あたりのものを選ぶことをオススメします。あくまで私の体験談ですが、価格が高すぎると、もし自分に合わなかったときにガッカリするし、安すぎると当てたい場所にピンポイントに当てられないことがあるからです。
また、強弱を細かく変えられるかどうかもチェックしておくといいと思います。私は敏感な方なので、刺激レベルでいうと1〜2くらいで満足しています。
■自分の膣内を知るのには挿入系バイブがオススメ
挿入系バイブについては「コレがオススメ!」というのがあまりありません。バイブには相性があるからです。
セックスでも「あの人のは気持ちよかったけど、この人のはあまり気持ちよくないな……」なんてことがありますが、それと同じです。
友人から「Twitterでこのバイブバズってたから気になる! どうなの?」と言われることがありますが、万人向けのバイブはないです。粗悪品が出回っていることもあるので、気をつけてください。
バイブの選び方として、まずとりあえず1本目を買ってみて、率直な感想を書き並べてみます。「ズンズンと響く感じがいい」「ゴツゴツして痛かった」「奥まで届かなかった」など……。
そうしたら次は、その感想をもとに2本目を選んで購入します。振動や大きさ、挿入感はバイブごとに異なり、それぞれに売り文句や特徴があるはずなので、より自分の好みに近そうなものを選んでみましょう。そうするとどんどん自分の理想のバイブに近づいていくんじゃないかと思います。
正直、私も「コレは最高傑作だ!」と思う挿入系バイブには出会えていません。気になるバイブほど2〜3万円と高価なんですよね。最近は理想のバイブを手に入れるために仕事を頑張っているといっても過言ではありません。
挿入系バイブをいろいろ試すことで、自分の体についても知ることができます。この機会にぜひ膣内の構造についても調べてみてくださいね。
■ラブグッズを使った後はクリーングッズで清潔に!
「Fun Factory ジェントルクリーナー」(写真左)
楽しんだ後はきれいにして保管するとグッズも長持ちします。「FUN FACTORY ジェントルクリーナー」(写真左)は、ラブグッズだけでなくデリケートゾーン(粘膜はNG)にも使用できます。ポップなデザインも可愛くて大好き!
清潔に楽しくセルフプレジャーを楽しむためにも、クリーナーは大切です。
■最も安全なセックスパートナーは自分
私は、「最も安全なセックスパートナーは自分自身である」ということを主張しています。ただ、この状況下でも、セックスを楽しむ方法はゼロではありません。信頼できる情報を集めながら、自分やパートナーが満足できる方法を探っていきたいですね。
この外出自粛期間を通して、みなさんの性のQOLがさらに上がり、よりよい性生活を送れるよう願っています。
※この記事は2020年4月21日時点の情報を元にしています。
参考資料/「女医が指南!あなたのセックス感度を最大にする腟トレ&ケア」(関口由紀著, インプレス, 2019年)
ラブグッズコンサルタント。オススメアダルトグッズを紹介したり、世界のセックスミュージアムを駆け巡る女です。