季節外れの雪あるある
季節外れの雪、たまにはいいものです。普段は見れない風景を見れて、家に居ながらにしてちょっとしたイベント気分。そのいっぽう、いつもと違う環境に順応できず困ることも……。季節外れの雪あるある。
■雪桜
桜が満開の時期に雪が降ると、「雪桜」がきれい。
吹雪のなか、桜が舞い散る「リアル花吹雪」もいい。
SNSに出回るたくさんの写真のおかげで、いつものお花見とはまた違った楽しみ方ができる。
■いつものやつ
季節外れの雪だ、絶好のチャンスだぞとばかりに、気の利いたツイートでもしようと、しばらく考えてみる。
とくに何も思いつかず、断念する。
■タイヤ問題
もう要らないと思って外したスノータイヤをもう一度つける羽目になる。
■北国の事情
北のほうだと、路肩に普通に雪が残っていることが多く、たとえ4月に雪が降ったとしても、季節外れ感があまりない。
■切ないほうに気持ちがシフトする
季節外れの雪は、風流でいいものだ。
「桜隠し」「雪見桜」など、素敵な言葉もたくさん。
だけど、プリンスの“Sometimes It Snows in April(4月に雪が降ることもある)”とかを聴いて、
自ら悲しく切ないモードに入ろうとしてしまう。
自分の根暗さを思い知る。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。