いろんな職業あるある
仕事で身につくクセは、やがて日常生活に影響を及ぼし、人格形成にかかわることも。仕事に懸命に取り組んできた証か、それとも“職業病”と呼ぶべき悪癖か。職種あるあるです。
■IT業界
上司:「退職者のお知らせです」
部下:「あれま」
上司:「Aさんですが、先週いっぱいで退職されました」
部下:「でも、さっき会いましたけど」
上司:「外注エンジニアとして常駐してます」
部下:「へえ」
■コンビニ店員
滞在系のお客さんが複数名、入店。
各自、店内をうろうろした後、まるで示し合わせたかのように、一斉にレジに並んできてテンパる。
そんなときに限って、「タバコ、いつもの」と、知らないおじさんに言われる。
■アパレル店員
まだ夏なのに長袖を着たり、冬なのに全身、春カラーだったり。
営業上の理由から、季節を先取りしたコーデが必須なので、街に出たとき、やけに浮く。
■美容師
お客さんに「前髪、自分で切りました?」って聞くと、
ちょっと嫌な顔をされるけど、
「自分で切ってんじゃねぇぞ、コラ」って意味じゃなく、
前回からどれくらい伸びたかを知るためなので、悪しからず。
■書店スタッフ(#すぐにわかる)
お客さんからもらう書籍情報が、アバウトかつ断片的で、ときに間違っていたとしても、話題の本なら書名がすぐにわかる。
たとえば、「どっかの偉い牧師さんが書いた、『今のままのあなたでいい』的なタイトルの本、ない?」と聞かれても、渡辺和子さんの『置かれた場所で咲きなさい』だとすぐにわかる。
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。