UNIQLOアンクルパンツで、動きやすい&洗いやすい&きちんと見えの帰省コーデ
ファッションのお悩み解決スタイリスト・すえおかりみこさんのコラム。今回は、UNIQLOの名品「EZYアンクルパンツ」を使った帰省コーデを紹介します。
気づけば2019年も終わりに近づいています。
年末年始に帰省される方も多いと思いますが、親戚や友人と会うときのコーディネートは悩みのタネになります。
今回は、今からでも買いに行けるUNIQLOのボトムスで、帰省コーディネートを考えてみました。
■UNIQLOの名品「EZYアンクルパンツ」
私はUNIQLOではほとんどボトムスを買わないのですが、これだけは別。
「EZYアンクルパンツ」(税別2990円)です。
色違いで3、4枚クローゼットに入っていた時期もあるほど。
保護者会やお仕事などきちんと感が欲しいときにも、休日のカジュアルコーデを少し女性らしく仕上げたいときにも、どちらにも対応できるいわば二刀流? とも言えるアイテム。
センタープレスと裾に向かって細くなるテーパードがきちんとした印象を作ってくれて、腰まわりにはほどよくゆとりがあり、一日中穿いていても疲れない。
子どもとのお出かけにも気兼ねなく穿けるコスパの良さといい、UNIQLOの名品だと私は思っています。
今年のEZYアンクルパンツは伸縮性が少し強くなり(ポリウレタンが2%増加)、さらに動きやすくなりました。フロント部分にはファスナーがついたので作りがしっかりとし、トップスをインしやすいパンツに。
■ブルー×グレーでクールな配色
今回は帰省、ということでカジュアルベースに。
「EZYアンクルパンツ(2WAYストレッチ)」(カラーは02 LIGHT GRAY)に、ブルーの「プレミアムラムVネックセーター」を合わせてみました。上下UNIQLOです。
ちなみにプレミアムラムのニットは本当にチクチクしません。こちらも暖かく着心地もよい優秀アイテム。
上下クールな配色なのでスッキリとした印象になります。上下のクールさに合わせて黒の靴で統一感を出しても良いと思うのですが、今回は足元には暖かさを感じるブラウンを入れて、クールすぎない雰囲気を心がけてみました。
コートは黒で上下のクールな配色に合わせました。
冬場のダークな色のアウターからのぞくボトムスの色は、このぐらいの軽さがあると明るく、柔らかな印象になります。
「新春」というくらいなので、お正月に入れば春色は少しずつ取り入れて、冬のコーディネートに変化をつけてみると楽しいですよ。
■キャメルニットで暖かい印象に
今度はクールな印象とは対照的に、暖かさを感じるキャメルのトップスを合わせてみました。以前コラムでもご紹介した、無印良品の「洗えるクルーネックセーター」です。
上下で色差があるので、インナーに白のTシャツを着てニットの裾からチラ見せ。コントラストのある色同士をつなぐ役割を果たしてくれます。
黒のコートを合わせても少量の白が明るさを足してくれます。
本当に微量の白ではありますが、あるとないのでは印象がかなり変わります。
新幹線や飛行機、車の移動があり、お料理や大掃除を手伝うこともある年末年始の帰省。できるだけシンプルで動きやすく、洗いやすく……が助かりますが、「あまり着崩したくない」というのが大人女性のホンネ。
そんな帰省コーデのお悩みを解決してくれるUNIQLOの優秀ボトムスで、皆さま良いお年を!
ファッションお悩み解決人。骨格診断・色彩をもとに同行ショッピングやクローゼットチェックでファッションのお悩みを解決へと導きます。