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30代、トム フォードの香水と一緒に自分らしい音楽を見つけたい

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20歳から25歳までをアメリカで過ごした、サックスプレイヤーの中園亜美さん。がむしゃらに音楽シーンに食らいついた20代を経て、自分の音楽を確立したいと感じるようになった30歳。「自分を表現する香水がほしい」と思い選んだのは、トム フォードの「ウード・ウッド」でした。

30代、トム フォードの香水と一緒に自分らしい音楽を見つけたい

19歳の頃、ブルーノート東京に見に行ったメイシオ・パーカー(※)のライブ。バンドメンバーが登場すると、すぐに濃厚なパフュームの香りが会場中に広がりました。それぞれが違った種類の強めの香りを身にまとい、それらが混ざってライブハウス中に充満する香りでした。

日本では見たことのないような最高のグルーヴと、めまいすらしそうな強力な香り。演奏も佇まいも含め、まるでアメリカにワープしたんじゃないかと思うくらい、一気に空気を変えてくれるライブでした。ライブが終わって外に出て、「あぁここは日本だったか」と感じるほど。

このライブにすっかり魅了されて、サックスを始めた中学生の頃から抱いていた「アメリカへ行きたい」という夢が確固たるものになりました。

その1年後には渡米。アメリカ・ボストンにあるジャズの名門校・バークリー音楽大学で2年半学び、それから2年半はニューヨークで演奏活動を行うことになります。

■なんでも挑戦したくさん失敗した、がむしゃらな20代

20歳での渡米はとにかくすべてが新しくて、でも若さゆえに他に比べる基準も少なく、その環境の変化をすぐに受け入れてとても自然に自分のライフスタイルに影響させることができたなと感じてます。

ヨーロッパ、アジアといろんな国で演奏しました。いろんな国出身の友達ができ、それぞれの生活習慣があり、それに触れ合うのが楽しくて仕方なかった。自分の考え方や見てきたことがどんなにちっぽけなものだったかも目の当たりにしたし、実力のなさに自信を失くすこともたくさんありました。

それぞれの感性を受け入れて尊重することの大切さと、自分の意見をしっかり持つことの大事さを5年間のアメリカ生活で学びました。もしもアメリカに行っていなかったら、音楽の道を続ける強い意思は持ってなかったんじゃないかな。感性が豊かな時期に、アメリカの文化に触れながら本物の音とともに過ごせたことは何よりの財産です。

アメリカで過ごした頃。写真右が筆者。

25歳で帰国してすぐに1stアルバムのリリースが決まり、それに向けて著名なプレイヤーの方々とセッションを始めました。アルバムはタイでも同時リリースが決まり、そのために何度もタイへ行ったり、フェスに出演したり、忙しい毎日。

帰国直後は敬語も苦手で、正しいメールの書き方も知らなかった。失礼なことをしてしまう場面も多々ありました。自分の見せ方もよくわかっておらず、衣装はいつもかわいらしさを意識したミニスカート。今振り返ると、自分の音楽に合わせたファッションではありませんでした。
とにかくがむしゃらに、日本の音楽シーンに食らいついていく日々でした。

■30歳。自分への誕生日プレゼントに香水を買おうと決めた

なんでも挑戦して、たくさん失敗して、やりたい放題だった20代。
気づけば30歳が目前に迫った頃、これからは自分の音楽を確立して厳選して吟味していきたいと思うようになりました。少し気の引き締まる思いがしていた誕生日を迎える少し前のある日、「大きい節目の歳だし自分になにかプレゼントを買おう、30代でずっと使いたいと思う香水にしよう」と思いつきました。

19歳の頃からいつも頭にあったのは、メイシオ・パーカーのあのライブ。
私自身がステージに立つときも、音とともに必ず香りも届けたい。ステージで私だってわかってもらえる、自分にとってのシグネチャー香水を見つけたい! そう思って、伊勢丹へ急いだのを覚えています。

コスメフロアを何度も行き来して、いろんな香水を試しては、少し時間をおいて嗅ぎ直してみたり。そして出会えたのがトム フォードの「ウード・ウッド(OUD WOOD)」の香りでした

トム フォード ビューティーはとにかくラグジュアリーで、ほかのブランドに比べて価格帯も高め。そして、その価値に値するこだわりが見える特別なブランドだと私は思っています。
リップひとつにしても、持っているだけで自信をもらえるようなブランド。ステージに上がる人としていつも夢を見てもらえる存在でいなければ、という思いが、特別にこだわり作られたトムフォードの香水に惹かれたんだと思います。

「ウード・ウッド オード パルファム スプレィ」は、甘さとスパイシーさが混ざった抜群に好みの香りでした。音楽も味付けもファッションも、たとえば伝統的なものと新しいもの、フォーマルなものとスポーティーなもの……というように、なにかを掛け合わせたものがもともとタイプな私。当然香りに関しても、単調なものは好まず、少し深みのあって複雑で面白い香りが好きです。このウード・ウッドも、時間の経過とともにさまざまな香りが現れる、ありそうでなかなかない大好きな香りでした。

■トム フォードの香りとともに、私らしい音楽を見つけていきたい

トム フォードのこの香水をつけると気持ちがシャキッとして、なんとなく強くなれる気がします。
毎朝つける瞬間に「この香水が似合う自分になりたい」と思えて、身だしなみひとつにしてもきちんとするようになりました。汚れてしまった靴をきちんと磨いてから出かけるようになったり、服にほこりがついていたらきちんと取るようになったり。気持ちを引き締めてくれる香りです。

そしてステージで演奏するときも、この香りがあると心強く、自信をもらえます。この香水が、私のキャラクターや私の音楽を表現してくれて、「私の音楽をわかってほしい」という気持ちに寄り添ってくれるように感じるからです

偽りなくそのときに表現したいものを感じたままに演奏するのが、私らしい音楽だと思っています。
これからは、より洗練されたものを表現できるように、いろいろな世界を見て、自分の感性が磨かれる美しいものにしっかり触れ、感じ、それをまた自分の世界観へつなげていきたい。ジャズの歴史もしっかり勉強し、なおかつこれから日々どんどん変化していく音楽に敏感になって、伝統と歴史を忘れず常に進化していくようなプレイヤーになれたらなと思います。

年齢とともに熟す音楽。30代の自身の音楽は、どう熟していくのでしょうか。いつも勇気をくれる、パートナーのようなこのトムフォードの香りとともに、さらに私らしい音楽を見つけていきたいと思っています。
この香水に出会えて本当によかった。


※アメリカのミュージシャン。

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中園 亜美

ジャズサックスプレイヤー。クラシックのバックグラウンドと本場アメリカNYで磨いたセンスの二つを持ち合わせ、世界各地で活動中。

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