東京の出会いスポット3選。シングル女性がリアルに出会った場所とは
東京の出会いスポット3つをご紹介。職場の男性は仕事仲間であって、今さら恋なんて芽生えないし……と出会うことに疲れていませんか? 実際にナチュラルな出会い方でデートに誘われたり、共通の趣味から距離が縮まった素敵な出会いの場所をお届けしていきます。
【出会いスポット1】共通の音楽趣味で出会うライブレストラン
青山や丸の内にある有名なライブレストラン。
そこには音楽好きの人だけでなく、音楽関連の仕事をされている業界人やアーティストも集う場所です。ライブハウスと違って、きちんとした大人が音楽と食事を楽しむ。そんな音楽ライブが日々繰り広げられている空間で、気になる男性と出会った女性に話を聞きました。
「来日したジャズシンガーのライブにどうしても行きたくて、当日券を買って見に行きました。音楽の趣味が同じであれば友人を誘えるけれど……そのときはテーブル席がいっぱいだったので、通路側に置かれた椅子で見ることに。そしたら、ちょうど隣にいた男性もひとりで来られていて、ライブ休憩のときに少し話をしました。そしたら意外にも自分の好きなミュージシャンを相手も追っかけていて。次はそのライブを一緒に行く約束をしました(はるか・仮名)」
「大好きなピアニストが初来日すると聞いて、友人とふたりで出かけました。そしたら、偶然に同級生とばったり。意外なところで再会するなと感じて、連絡先を交換することに。ライブレストランだから、ちょっとおしゃれした格好で出会ったのでお互いが好印象でした! それから付き合いに発展しましたね(由美・仮名)」
ライブレストランには、意外にもひとりで訪れている男性客が多いそうです。
当日券を買うためにロビーで並ばれている姿や、平日は駆け込みで仕事帰りに観に来られるサラリーマンを見かけるそう。共通の趣味が音楽鑑賞であれば、意気投合する可能性も高くなります。もし男性がひとりで来られていたら、「一緒の席で見ませんか?」と声をかけてみるのもありです。
【出会いスポット2】仕事帰りに立ち寄るコーヒーショップ
社会人になり平日は働いているため、仕事帰りや週末を勉強する場所として利用されているコーヒーショップ。もちろんノマドワーカーやリモートワークをしている会社員も利用していることが多いですよね。そこでリアルに出会って恋人を見つけた女性を取材しました。
「家に帰ると集中できないのでコーヒーショップで、残業がない平日は2時間ほど英語の勉強をしていることが日課でした。そしたら日本語を勉強している外国人が話しかけてきて仲良くなり、それからデートするように。今も順調に付き合っています(加奈子・仮名)」
「会社では残業がNGなので、終わらない仕事はコーヒーショップで片付けていました。あるとき、エクセルの使い方がわからなくて焦っていたら、隣に座っていたサラリーマンが教えてくれたんです。するとお互い会社が近いことがわかり、あらためて同僚を誘いランチをしました。それから距離が縮まって、なんと付き合いに発展しました(まどか・仮名)」
場所によっては遅くまでオープンしているため、仕事帰りの社会人が利用する姿を多く見かけますよね。地域性を考慮した店内のつくりは、使い勝手がよくついつい長居しがち。いつも通っているコーヒーショップでの出会いもあるかもしれません。
ただ、カフェを出会いスポットとして活用するのは少し難しそう。習慣として利用していく中で、偶然の出会いがあれば……という温度感で利用してくださいね。
【出会いスポット3】みんなでワイガヤできるスポーツバー
恵比寿や丸の内にあるスポーツバーは、仕事帰りのサラリーマンや合コン帰りの立ち飲みスポットとして利用している社会人が多いため、かなりの確率で異性に出会えるそう。みんなでワイガヤしている雰囲気だから、明るく話しかけやすいのだとか。実際に声をかけられて、恋人をゲットした女性に話を伺いました。
「同僚と会社の帰りにスポーツバーの前を通ったら、ちょうどサッカーの日本代表戦が放映されていました。その試合が気になったので、一杯飲もうかと話になり……後からどんどん人が増えてきて、気づいたら大盛り上がり。みんなで応援していたらその場の人たちと仲良くなって、そこからイケメンな彼を見つけて週末デートに誘いました(ユリカ・仮名)」
「合コンの反省会としてスポーツバーを利用していたら(笑)……仕事帰りのサラリーマンふたり組みがいたので、自分から声をかけて一緒に飲みました。明るく清潔感ある人だったので、あらためて合コンをみんなですることに。そしたら思っていた以上に素敵な人だったので、付き合うことにしました(すみれ・仮名)」
スポーツを応援しながら飲むことで、日ごろよりオープンな気持ちになり、自然と周りのお客さん同士で仲良くなるそう。好きな選手がいれば熱く語り合うこともあるので、ナンパ目的で声をかけられるよりは、抵抗がなく楽しめるのだとか。純粋にスポーツが好きな男性もいるので、一度は足を運んでみては。
⬛ナチュラルな出会いを求めて
自分から積極的に出会いの場を求めて参加しても、ピンとくる男性とめぐり会えないのは、相手を値ぶみしてしまうからかもしれません。
出会うことが目的で行く食事会よりも、日ごろの生活導線の飲食店で出会う異性や、趣味・娯楽などを通して知り合った人たちの方が、恋愛に発展する確率は高いようです。偶然を装った出会いだって、恋愛のひとつ。気になるスポットがあれば出かけてみてはいかがでしょうか。
取材・Text/鈴木リナ
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。