ポジティブ思考は本当に運が上がるのか?【運の良い人の思考法#8】
運が良い人には共通した考え方をもっていることがわかります。そこで今回は運の良い人には多い、ポジティブ思考につてい解説。果たしてポジティブ思考は運が良いのか? 運勢の視点から説明してきます。
私は全国を回り、今まで2万人以上の人を鑑定してきました。
生まれたばかりの赤ん坊から、明治生まれの方まで、
老若男女さまざまな人を鑑定していく中で運が良い人に共通する考え方があることがわかってきました。
今回は、運の良い人の思考法のひとつを紹介したいと思います。
■ポジティブ思考はなぜ大事?
「運を引き寄せるためにはポジティブシンキングでいることが大切!」
みたいなことを書いてある記事や本をよく見かけます。
ポジティブさは運を上げる定番としてすでに定着している感もありますが、これは本当にそうなのでしょうか?
運の悪い人の特徴のひとつに
「運が悪い」と思い込んでしまうパターンに陥っていることがよくあります。
なぜそうなってしまうと、運の良い出来事がせっかく起きていたとしても
それに気づくことができず、悪い出来事を無意識のうちに探してしまいがちだから。
この状態になっている時にもっとも怖いのは、すべてを嘆いて諦めてしまうことです。
「頑張っても全然良いことがない」→「だったら頑張らなくても同じ」→「頑張るのを辞めよう」
みたいなことです。
この最悪の状態にまではならなかったとしても
後ろ向きの気持ちが強すぎれば「チャンスの兆し」に気づけない可能性は高くなります。
■チャンスの始まりは「兆し」から!
運の良い出来事は、突然ドカンとあなたの身に起きるわけではありません。
ドカンと大きな運の良い出来事が起きる前に
前兆となる小さな出来事でお知らせがやってきます。
具体的には、「褒められることが増えた」「今の自分よりもレベルが上の人との出会いが増えた」「ミスをしても怒られることも問題になることもなかった」みたいなことは、前兆のひとつと考えられます。
これらに気づくことができれば「今やっていることは間違っていない」「今は運気が好調なんだ」とわかり、さらにアクセル全開で頑張ることができるはずです。
しかし、ネガティブ思考が強すぎると、そのチャンスのサインを見逃してしまって、進むべき道を誤ってしまう恐れがあるでしょう。
■ネガティブだからといって駄目なわけではない!
ポジティブばかりを称賛してきましたが、
ネガティブだからといって必ず駄目になるわけではありません。
どうしてもポジティブさよりもネガティブさが勝ってしまう時期があるのは、しょうがない場合もあります。
そんなネガティブタイプの人に覚えておいてほしいのは、「ネガティブさを抱え込まない」ことです。
ネガティブさを自分の心の中にしまい込んで、
みんなの前で明るくポジティブ風を装ってしまうと、
ネガティブに引きずり込まれて抜け出せなくなる恐れがあります。
そうなる前に、ぜひ抱えているネガティブをどこかに吐き出しましょう。
友達や同僚に話を聞いてもらうのでも良いですし、日記やブログ等に書くのでもかまいません。
吐き出すことで、運気の面から見れば浄化されて、悪い運気にも引き込まれにくくなります。さらに、捨てることで新しいものが入ってくる断捨離と同じように、新鮮な運気が入ってくる可能性も高まることでしょう。
運気の面から見れば、ポジティブでいることがベストではありますが、ネガティブでいることが必ずマイナスになるとは限りません。
無理にネガティブさを隠して偽ポジティブを装うよりは、ネガティブさと上手に関わる術を覚える方が良いでしょう。
それができるようになると、「ある時気づいたらポジティブに変わっていた」なんてことはよくあることです。