話しかけやすい人の眉〜やわらかい雰囲気に見せる眉メイクのやり方とコツ
いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する連載「美眉レッスン」。美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第6回では「やわらかい雰囲気に見せる眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。
ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。
いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。
第6回では「やわらかい雰囲気に見せる眉メイクのやり方とコツ」をご紹介します。
やわらかい雰囲気に見せる眉メイクの特徴
眉メイクレッスンに来られる方たちから、「キツそうに見られてしまうんです……」という悩みを聞くことは多いです。
皆さんにどう見せたいかと尋ねると、「話しかけやすそうな人」「やさしそうな人」などとおっしゃいます。やわらかい雰囲気に見せたい、と感じていらっしゃるんですね。
芸能人でいうなら、森絵梨佳さんや宮崎あおいさん、佐々木希さんなどが、やわらかい雰囲気の顔立ち。柔和な表情が印象的です。
彼女たちの眉に共通するのは、眉頭がやや離れ気味であること。以下に眉メイクの具体的な方法をご紹介します。
1.左右の眉頭をやや離す
左右の眉頭が顔の中心に近ければ近いほど、力が入った顔立ちに見えます。逆に、眉頭が離れていると、やわらかな顔立ちに。
ただし、眉頭同士を離しすぎると、間の抜けた表情に見えてしまうのでご注意を。目頭の真上またはやや内側に眉頭を持ってくるのがコツです。
2.眉頭の位置を上げる
(眉頭が鼻筋に入り込んでいる場合は)眉頭を1〜2ミリ上げます。方法は簡単。鼻筋に入り込んでいる不要な毛(眉頭の下ライン)をカットするだけでOK。余白をつくる感覚です。
一方、眉頭がもともと上がっている方は、さらに上げてしまうと、自信なさげな下がり眉になってしまいます。もともと上がっている方は、眉頭周りをいじる必要はありません。
3.眉の輪郭はボカし気味に
眉の輪郭をきっちり描きすぎると、やわらかい雰囲気の眉からは遠ざかります。「輪郭がけっこうはっきりしているかも……」と思ったら、ブラシでボカしてください。
4.眉マスカラで眉色を和らげる
仕上げに眉マスカラで眉全体の色を和らげると、よりやわらかい雰囲気の眉になります。
親しみやすい、話しかけやすい雰囲気に見られたい方は、やわらかい雰囲気に見せる眉メイクを試してみてください。
■眉メイクのやり方〜基本編
■「美眉レッスン」連載一覧はこちら
写真提供/玉村麻衣子
構成/池田園子