AND WOOLでは、一本の糸と想像力さえあれば無限に物を作り出せる編み物を中心に、 毎日の生活がちょっと楽しくなる、そんな暮らし方を提案します。
手作りストールは贈り物にぴったり。作り方も教えてくれる工房&ブランド
手作りストールは温かみやオリジナリティがあって、大切な人への贈り物にぴったりなアイテムのひとつ。静岡県にあるニットブランド「AND WOOL(アンドウール)」では、プロが編み方、作り方を教えてくれます。寄り添っていただきながら作れるので、編み物が初めての人でも安心です。
物が溢れる現代、大切な人に贈るプレゼント選びに、頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。最近、私が気になっているのは、相手のことを思いながら自分で作ること、です。
とはいっても、もちろん時間的な余裕なかったり、贈りたいものがあらかじめ決まっていたりするときは、心を込めて直筆で手紙を書くようにしています。
メールやLINEなどのメッセンジャーで気軽に気持ちを伝える手段はたくさんあるけれど、やっぱりお手紙をいただくと嬉しいし、その人柄が現れる文字を見たり、心がこもっているメッセージにほろりときたりすることがあるからです。
■「AND WOOL(アンドウール)」では手作りストールの作り方も学べる
話を「作る」ことに戻すと、手作りよりも市販のものの方が品質がいいし……と思う方もいるのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめしたいのが、編み機で編む手作りストールです。
今回は、上の写真のような素敵なストールをプロと一緒に作れるブランドをご紹介します。昨年、静岡県島田市でスタートした「AND WOOL(アンド ウール)」というブランドで、下の写真は店舗内の様子です。
■夏は高級リネンストール、冬はカシミヤストールがおすすめ
夏は贅沢にベルギーリネンを使ったストール、冬場はやっぱり柔らかくて軽くて暖かいカシミヤがオススメです。
高級リネンとして知られるベルギーリネンは、ヨーロッパのフランドル地方(旧フランドル伯領を中心とする、オランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にかけての地域)の一等亜麻と呼ばれる上質な原料だけを選別して糸にしているそうです。
高い技術を持った日本メーカーによって糸に仕上げられている糸は、編んでも斜行(※)しづらく、高級ファッションブランドにも使用されています。
※通常の麻糸はニット製品にした後、斜めによじれるという特徴が出やすいそう。
■作り方を教わりながら、一段一段、心を込めて編むストール
AND WOOLでは、その高級ベルギーリネン糸を使い、昔ながらの手編み機で、上の写真のように自分でストールを編むことができます。
手編み機で編むときには、糸を張るテンションと、編地を下に引っ張るテンションがとても大事になりますが、そこはニット編みのプロがサポートしてくれるので、編み物が初めての方でも心配ありません。
一段一段、人の手と目で具合を見ながら優しく編むことで、たくさん流通しているコンピューター制御で作られているニット製品とは風合いが異なった、優しい編地の製品に仕上がるのが特徴。しかも、自分で編むとリネン5,000円(税抜き)、出来上がったもの購入するとリネン8,000円(税抜き)とお手頃価格なので、挑戦しやすいです。ちなみに、カシミヤは自分で編むと15,000円(税抜き)、購入すると22,000円(税抜き)です。
■プレゼント用の素敵なボックスも
最後にボックスに入れると、世界にひとつだけのプレゼントの完成! 興味はあるけど、静岡までは遠い……という方には朗報です。
スタッフが丁寧に編んだものを購入することも可能ですし、東京でときどきポップアップショップを展開し、編み機のワークショップもやっているそうなので、ぜひブログをチェックしてみて。
●AND WOOL
静岡県島田市湯日1124-1
TEL 0547-54-4492
http://www.andwool.com/