大人はツヤ肌を目指して。マット肌は老け見えのリスク
昔はマット肌命だった人でも、大人になったらツヤ肌を目指したいもの。ある程度の年齢になってからは、マット肌ではおばさん感が出てしまいます。どうして大人がマット肌にすると老けて見えるのか、ツヤ肌にして若々しく見せる方法をご紹介します。
■昔はツヤ肌より、大人っぽいマット肌に憧れた
この間、使いかけのファンデーションを整理しているときに気づきました。今、私が持っているファンデーションは、あれもこれもツヤ肌仕上げのファンデーションばかりだと。マット肌命だった20代の頃の私からは、想像もつきません。
当時は皮脂が気になるお年頃だったので、「もっとマットに、もっとマットに！」と、テカリや、もともとの肌のツヤさえも完全に封印することに命を懸けていました。それに、マット肌はツヤが一切ないから人工的な感じがしますが、そこがまた気に入っていたんです。
厚塗りに見える危険性もありますが、隙がない女を演出できるというか、大人の雰囲気を醸し出せるというか（笑）。大人っぽい雰囲気に憧れていたんですね。
■大人がマット肌にすると老け顔に。目指すはツヤ肌
ですが、時は流れました。アラフォーになった私がマット肌にトライするとどうなるか。えぇ、必ずやおばさん化してしまう自信があります。ある程度の年齢になると、マット肌はおばさん感が出てしまうのです。
肌も髪も心も（？）パサつきが気になり始めるアラフォー世代。乾いた感は、老けた印象を与えてしまいます。うるおい不足が定番化している私がマット肌にトライしようものなら、ただ粉っぽくて厚塗りなだけになってしまいます。
大人の雰囲気を通り越して、老け顔になってしまうこと間違いなし。老けて見られないようにするには、マット肌よりもツヤ肌に仕上げたほうが良さそうです。ツヤ肌は透明感のあるみずみずしい質感なので、大人の肌をフレッシュに、若々しく見せてくれます。
■大人ツヤ肌の仕上げには「ウォーターチーク」を
ツヤ肌をつくるファンデーションはたくさん出ていますが、ツヤ肌に必要なのはファンデーションばかりではありません。最近、チークの質感も重要だなぁと感じています。
ツヤ肌の仕上げとも言えるチークは、水のようなテクスチャーの「ウォーターチーク」を使うと、素肌感のあるナチュラルな仕上がりになりますよ。
私は、エレガンス クルーズの「ラディ ウォーター」を使っています。ウォーターチークには案外リーズナブルなものが多い気がします。ラディ ウォーターは2000円（税抜）でした。
初めて見たとき、マニキュアと間違えてしまいました。見た目も似ていますが、マニキュアのようにフタについた筆を使ってつけるのも似ています。
頬の高いところに、内側から外側に向かって線を何本か引いて、指でトントンしながらなじませて使います。好みの濃さになるまで、線を引いてトントンして……を繰り返しながら仕上げます。
パウダーチークよりも発色は弱いですが、自然なツヤ感とジワっとにじむような血色感は、水のチークならでは。肌にツヤが出ると、ハリも出て見えるような気がします。
初めてラディ ウォーターを見たときは、使いにくそうな気もしましたが、使ってみるとチークが濃くなりすぎることもないし、粉っぽくなる心配もまったくないので、意外と使いやすいです。ほのかな透け感のあるみずみずしいほっぺは、若々しいイメージそのもの。ぜひ試してみてくださいね。
