エッジのきいたコーディネートが学べる『ブルックリン・ストリート・スタイル』
ニューヨーク、ブルックリンのストリート・スタイルのビジュアルブックを紹介します。ファッション・スナップ写真が175点も掲載されていて、先端的で進化するブルックリンの個性的なファッションが満載です。
クリエイティブなブルックリンの女性ファッションが満載!
紹介されている人びとは、デザイナーの母娘、クリエイティブディレクター、写真家、ジャーナリスト、ミュージシャン、インテリアスタイリスト、作家、女優、歌手、陶芸家、アーティスト、フローリスト、DJ、カフェ・オーナー、ブティック・オーナー、ロングボード・スケーターなど多様な職業の女性たち。
とてもクリエイティブな職業の女性ばかりです。1990年代以降にマンハッタンの家賃が高騰して、アーティストらが率先してブルクックリンに移り住むようになってオシャレな街となり、クリエイティブな仕事の住民も多くなったのです。
あえてミスマッチを提案する ”Mix This with That”
たとえば、「異なる要素をあわせてみる」(Mix This with That)というコラムでは、
ヴィンテージアイテム + 流行の素材やディテールを取り入れ、現代風テーラリングやフィット感を表現した最新アイテム(代表される有名人:ケイト・モス)
機能的スポーツウェア + きちんと感のあるフォーマルウェア(代表される有名人:リアーナ、グエン・ステファニー)
メンズライクなシャツやパンツ、ブレザー、シューズ、コート + フェミニンなスカート、ドレス、ブラウス、ハイヒール(代表される有名人:オードリー・ヘップバーン、ダイアン・キートン)
旅先で買い求めた外国のグッズ + 長年愛用している手持ちのアイテム(代表される有名人:エリカ・バドゥ)
手軽に買えるベーシックアイテム + 珍しい素材を使用し、仕立てにも凝った高価な服(代表される有名人:オリヴィア・パレルモ)
を提案するなど、インスピレーションを得られる本です。
ブルックリンのガイドブックとしても
巻末にはブルックリンのシティガイドとしても使えるようなファッション、雑貨のお店はもちろんカフェやレストランの情報が140余り掲載されています。ブルックリンが登場する映画リストも紹介されていてブルックリン愛に満ちた一冊です。
著者プロフィール
アーニャ・サハロフ…カルチャー専門の記者で、『タイム』『エンターテイメント・ウイークリー』『ローリング・ストーン』など数多くの雑誌で記事を執筆。
ショーン・ダール…書籍デザイナー兼編集者。『タイムアウト』のレストランガイドやニューヨークのガイドブックなどの編集に携わる。