書く力は、人生を切り拓く力になる
書く力＝様々なスキルの基礎となる力です。300万部突破のベストセラー『女性の品格』の著者、坂東眞理子さんから書く力の鍛え方を学びましょう。
DRESS世代の大人女性に役立つ新刊やロングセラー本をご紹介します。今回ピックアップするのは『すべては書くことから始まる』。
■書籍情報
思考力、読解力、話し方、コミュニケーション能力、本物の人脈……「書く」ということはすべての基礎になります。これらの能力と書き言葉は一見関係なさそうですが、雑談力やロジカルな話し方を身につけたいと思ったら、実は書くことが一番の近道。
著者は長年、官僚として働き、埼玉県副知事や総領事を歴任。現在は昭和女子大学学長を務める坂東眞理子氏。その輝かしいキャリアの中にも、書く力が求められてきたと彼女は言います。
本書では、官僚時代から現在に至るまでの豊富なエピソードを交えながら、書くことがもたらす効果や、大人になってからの効果的な身につけ方などを紹介。仕事と人生を切り拓くエッセンスが満載の一冊。
■こんな女性に読んでほしい
仕事と育児を両立している人。リーダー職や役職についているため、責任ある対応、言動を求められる人。あるいは、一生もののビジネススキルを身につけたいという人にもぴったりです。
■読んで得られること
「書く力」を見直すことは、豊かな人生の幕開けとなる――。
官僚時代から現在に至るまでの豊富なエピソードを楽しみつつ、書くことがもたらす効果や、大人になってからの効果的な身につけ方などを知ることができます。
これ1冊で、自分らしく人生を切り拓いていくのに必要な力「書く力」を身につけることができます。一生使える真のビジネススキルが手に入ります。
巻末付録では「手紙の書き方」に関する実用情報も掲載。ちゃんとした手紙の書き方がわからないという人へのお助けページです。
■著者・編集担当者からのメッセージ
『女性の品格』で一躍時の人となり、官僚として、母として、そして一人の女性として強くしなやかに生きてきた坂東さん。現在は昭和女子大学学長を務め、今もなお第一線で活躍し続けています。
そんな著者自らの言葉で綴られたお話は非常に説得力がありますし、何より勇気をもらえます。坂東さんのファンはもちろん、キャリアアップを考えている人、毎日を大切に過ごしたい人、これからの生き方についてじっくり考えたい人など……。
人生を自分らしく切り拓いていこうとする女性たちの背中を、優しくも力強く、後押ししてくれることと思います（編集担当）。
■目次
はじめに
第1章 品格のあるビジネスメール
第2章 仕事がはかどる文書・資料のつくり方
第3章 正しく伝わる文章の作法
第4章 語彙力を高めてワンランク上の書く力を
第5章 心が通じる手書きと手紙
第6章 「和感英論」のすすめ
スラスラ書けるようになる! 手紙の基本
■著者プロフィール
坂東眞理子（ばんどう・まりこ）
1946年富山県生まれ。東京大学卒業後、1969年総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事を経て、1998年、オーストラリア・ブリスベン総領事に就任。2001年、内閣府初代男女共同参画局長。2004年、昭和女子大学副学長、同大学女性文化研究所長。2007年4月より同大学学長を務める。主著に300万部を超える大ベストセラーになった『女性の品格』をはじめ、『親の品格』他多数。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。