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下北沢のレトロな5つの喫茶店でゆっくり流れる時間を

小劇場やライブハウスが多く、雑貨屋さん、古着屋さんを中心に小さくて個性的なお店が軒を連ねるサブカルチャーの街「下北沢」。下北は音楽やアートばかりで、おいしいコーヒーをゆっくり楽しむような街じゃない、なんて思っていませんか。サブカルチャーを発信し続ける下北沢の個性溢れる喫茶店をご紹介します。

下北沢のレトロな5つの喫茶店でゆっくり流れる時間を

■トロワ シャンブル

移り変わりの激しい下北沢で、30年以上も営業を続ける老舗店「トロワ・シャンブル 」。シックなカウンター、心地よい薄暗い照明、ジャズ、と昔からある古き良き喫茶店と言いたくなる理由がいくつも挙げられます。
気になるコーヒーは、苦味の強いニレブレンド(深煎り)と酸味の強いカゼブレンド(浅煎り)の2種類選べます。そしてコーヒーにおともにおすすめなのがチーズケーキ。こちらもレアとトルテの2種類。ブレンドのおかわりは250円で、他のメニューとの組み合わせもできるので、飲み比べをしてみるなんて楽しみ方もできます。

トロワ・シャンブル (CAFE TROIS CHAMBRES)の詳細

◆営業時間:09:30~23:00
◆住所:世田谷区代沢 5-36-14 湯浅ビル2階
◆駅からの時間:南口から徒歩5分
◆wifi:なし
◆電源:なし
◆喫煙:全面喫煙可
◆創業:昭和55年

■バブーシュカ(Бабушка)

昭和初期のアンティーク雑貨を中心に、食器、文房具、人形、手芸材料などを扱っていた「木曜館」という下北沢の老舗雑貨店をご存知ですか。1977(昭和52)年にオープンした知る人ぞ知る雑貨店で、九州や北海道から来店したお客さんもいたとか。惜しまれつつ閉店した「木曜館」跡地にできたのが「バブーシュカ」です。
店内は、木曜館から引き継いだ乙女の世界が広がっています。絵画、ぬいぐるみ、人形、アクセサリーなどたくさんの作家さんの作品がジャンルのこだわりなくところ狭しと大量に飾られており、雑貨に「囲まれている」と感じずにはいられません。
食事だけでなく、雑貨の販売や「可愛くないぬいぐるみ展」や「マッチ箱展」といった企画展も行っており、素敵な雑貨との出会いも期待できます。

バブーシュカ(Бабушка)の詳細

◆営業時間:12:00~21:00(L.O.20:30) 水曜定休
◆住所:東京都世田谷区北沢2-1-1 ツバサマンション 1F
◆駅からの時間:南口から徒歩5分
◆wifi:なし
◆電源:なし

■邪宗門

「邪宗門」を知らないなんてモグリだ、なんていうと大げさですが、それだけ純喫茶好きには知られた喫茶店。邪宗門はチェーン店ではありませんが、荻窪や小田原などに同じ名前のグループ店があります。
店内には、振り子時計、カメラ、ランプ、黒電話、なんと火縄銃まで、骨董品や昭和の雑貨がずらりと並びます。乙女雑貨満載の「バブーシュカ」に対し、こちらは、おじさまが収集したんだろうなと思ってしまう昭和の雰囲気です。
人気メニューは、自家製寒天で作ったあんみつの上にコーヒーがかかった「あんみつ珈琲」。餡子とバニラの甘みと珈琲の苦味、そして寒天の食感が絡んだ絶妙なひと品です。

邪宗門の詳細

■邪宗門の詳細
◆営業時間:9:00~ 木曜定休
◆住所:東京都世田谷区代田1-31-1
◆駅からの時間:西口から徒歩15分
◆wifi:なし
◆創業:1965年

ヤマシタ エリ

IT系出版社にてパソコン雑誌やグラフィック専門誌の編集を経てフリーの編集・ライターへ。現在は、編集・ライター業に加え、Web解析関連のお仕事も。趣味はBarの梯子と5本指ストッキング集め。

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