上野公園で夜のアートイベント「上野夜公園」が12月24日(土)より開催
東京・上野公園で夜のアートイベント・シリーズ「上野夜公園」が始動。第1弾は12月24日(土)、25日(日)上野公園不忍池にて「ミナモミラー」が再演に。
上野公園(東京・上野)で夜のアートイベント・シリーズ「上野夜公園」が、2016年12月24日~2017年3月の期間で随時開催されます。
第1弾として2016年12月24日(土)、12月25日(日)に、10月に開催したイベント「TOKYO数寄フェス」で不忍池一帯をライトアップして好評を博した「ミナモミラー」を再演。
不忍池をキャンバスにたとえ、光を不忍池に投影する同作品では、風の流れによって時間とともに変化する、水面にたゆたう反射光を楽しめます。不忍池のボート池全周、池に浮遊するオブジェを淡く柔らかい光が囲み、現実の世界と水面に映し出された世界から結界がなくなり、ひとつになります。冬の澄んだ空気と夜空の下、幻想的な世界が広がります。
この他にもミュージアムコンサート、公園散策ツアーなど、2017年3月まで多彩なプログラムを順次行い、昼間のイメージが定着している上野公園の新たな楽しみ方を提案します。内容は決定次第、Webサイトなどで順次お知らせします。
※内容は変更になる場合があります。
【『上野夜公園』開催概要】
名称:上野夜公園
(うえのよるこうえん、英語名称:UENO PARK NIGHT EVENT SERIES)
期間:2016年12月24日~2017年3月 随時開催
会場:上野恩賜公園 各所
主催:上野「文化の杜」新構想実行委員会
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
協賛:株式会社伊藤園
【アーティスト紹介】
■鈴木太朗
1973年、東京・葛飾生まれ。2005年東京藝術大学大学院修了。自然界の物理現象を観察、その魅力の綿密な考察と理解から、根源的な美しさをもつ作品を生み出すメディアアーティスト。独自の発想や高度なテクノロジーに支えられ、時間軸上に抽出される「物質」や「光」の動きや変化は、鑑賞者に純粋な感動やおどろきを伝える。国内外多数の国際展に参加、公共空間へのインストール、またアトリエオモヤ代表としてその世界を広げ、いずれも高い評価を得ている。現在、東京藝術大学美術学部デザイン科准教授。
■東京藝術大学美術学部デザイン科 空間・演出研究室
素材のほか、光や動きなど造形の諸要素を自由に取り入れ、これらの特性を生かした空間表現の可能性を研究。また、テクノロジーなど新分野との融合も含めた、デザインの新しい領域を開拓している。社会に対するアプローチや企業とのコラボレート、大学間連携を含めた実践的創作活動をおこなう。