【GU・UNIQLO】夏に買ったお洋服、秋にはどう着る? プチプラだって最後までたくさん着まわしたい!
毎週日曜日は、ファッションのお悩み解決スタイリスト・すえおかりみこさんが担当。大人女性の悩みを解決するべく、着こなしポイントを指南します。今日は、夏に買ったお洋服の着まわし方法をご紹介します!
Q.夏に買ったお洋服、もう着られませんか? コラムで紹介されている夏のお洋服で今もOKな着まわしコーデを教えてください。
秋にも着ますとも!!
偶然ですが、今週のお題は「着まわし」にしようと思っておりました。コラムを書いているので、どうしても研究材料や題材としていろいろと買ってしまうのですが、それにしてもこの夏は買いすぎました。反省。
せっかく買ったお洋服。「着まわし」には、とことんこだわっていたいと思っています。
■着まわしに使える3アイテムはコレ!
さて、今日使うのはこの春夏に買った以下の3枚。
1.黒の半袖ドルマンスリーブニット(azul by mousy)
2.オレンジのノースリーブT(UNIQLO)
3.ライトブルーのストレートデニム(GU)
■黒のドルマンスリーブ半袖ニットの秋コーデ
まずは黒のドルマンスリーブ半袖ニット。
黒は重たく、暗く見える色の代表ですが、半袖となると話は別。肌の露出が多い夏なら黒も着やすい、と感じる40代の方も多いと思います。そんな方には半袖がまだOKな今、今年黒を着る最後のチャンス!!
残暑厳しい初秋……ということで、気温に合わせて涼しげなライトブルーのデニムに合わせました。
ライトブルーのデニムは、単体で見ると春夏っぽさが出るアイテムですが、合わせやすく、コーディネート次第で春夏秋冬それぞれの雰囲気を出せるデニム色だと思います。真冬にモコモコしたニットと合わせたら、やわらかい冬コーデにもなります。一般的に淡い色というのは合わせにくい色だと思うのですが、ライトブルーのデニムに限っては別。わりとどんな色のトップスにも合わせやすく、オールシーズン着られます。
黒×ライトブルーの濃淡コーデ。重たい色×軽い色で「軽いんだか重いんだかわからない」という中途半端な雰囲気は「暑いんだか涼しいんだかわからない」「朝晩涼しいけれど昼間は暑い」という今の気温にピッタリです。
バッグは籠素材にしましたが、ファー小物をのせて少し季節が進んでいる雰囲気を出しました。足元はサンダルですが、露出の少ないものを。履ける期間はかなり短いですが、夏と秋の境目の今はファーがあしらわれたサンダルなどでも◎。秋っぽさが出るサンダルコーデになると思います。
■オレンジノースリーブTで明るくヘルシーに
もうひとつは「UNIQLO(ユニクロ)」のオレンジノースリーブT。
オレンジといっても原色ではなく、くすみオレンジなので秋を感じさせるコーデにもとっても使いやすい一枚です。とはいえ、ノースリーブ。秋っぽい雰囲気の何かが必要なので、こちらの3点を合わせました。
春夏ベージュのニット、インディゴカラーのデニム、そしてゴールドのアクセサリーです。
デニムは先日のコラムでご紹介させていただいた、GUのインディゴカラーデニム。ネックレスは、昨年冬のコラムでご紹介させていただいたCOSのもの。あたたかみを感じるゴールドのアクセサリーは秋冬感が強くなります。
肩がけしたベージュニットはベージュの中でもライトベージュ。どちらかといえば春夏っぽいベージュですが、日中の気温はまだ30度を超えています。
あまりに秋らしさを加速しすぎても、先取りファッションを頑張りすぎている雰囲気になってしまうので、マイルドに秋感を出せる(笑)春ニットを投入しました。秋、特に初秋は春に活躍したアイテムが再び活躍できる季節でもあるので、クローゼットに眠っている春もののチェックも忘れずに!
衣替えはちょっと待った! 合言葉は「まだまだ使える夏に買ったお洋服」(笑)。
せっかくご縁あって購入に至った夏物の数々。思う存分最後まで楽しんでください。
ファッションお悩み解決人。骨格診断・色彩をもとに同行ショッピングやクローゼットチェックでファッションのお悩みを解決へと導きます。