GUプチプラデニムでアラフォー女性の“お尻&太もも”のお悩みを解決!
毎週日曜日は、ファッションのお悩み解決スタイリスト・すえおかりみこさんが担当。大人女性の悩みを解決するべく、着こなしポイントを指南します。今日は、“お尻と太もも”が気になって、デニムを上手に着こなせないという方からのお悩みに向き合います。
Q. デニムのおしゃれを楽しみたいけれど、太ももとお尻が大きいので体に合うパンツは見つけられても、しっくりくるデニムが見つかりません。流行っている高いデニムなども試してはみたけれど、やはり太ももから上がらないことが多いです。やはりデニムを着こなすには痩せなきゃいけないのかなあと悲しくなります。
日本のプチプラファッションブランドのデニムが狙い目
“お尻&太もも”族さん、でしょうか? お仲間です(笑)。
たしかに、「これ、キッズサイズじゃないの?」みたいなデニム、ありますよね(苦笑)。
ちなみにプチプラデニムはどんなものを試されたことがありますか? とくに日本のプチプラファッションブランドは、日本人の体を研究して作られているので、安いのに良いものが多いです。おまけにサイズが豊富ときているので鬼に金棒、一石二鳥、なのです(ことわざの使い方、なんか違う気もするが)。
GUのハイウエストストレートジーンズがおすすめ
お尻&太もも族さんもいろいろなので一概にはいえないのですが、お尻と太ももが他の箇所よりちょっと目立つ方は、基本的に長めのデニムの方がスタイルアップして見えます。長め丈になればその分脚長効果が出るのでお尻と太ももを縦に引き伸ばして見せてくれるのです。アンクル丈となると足首で目線が一回途切れてしまうので脚長効果はあまりないのです。
私は今季、GUハイウエストストレートジーンズの丈長めを買ってみました。秋冬にインディゴカラーデニムをロールアップしてはきたい気持ちもあったので。
自分の下半身と同じシルエットのデニムをチョイスする
デニムに限らず、パンツ類をスッキリ着こなす基本中の基本は、「自分の下半身と同じ形のものを選ぶ」。
これに尽きるのですが、お尻&太もも族さんは下半身が逆三角形。そもそもストレートジーンズは長方形のつくりなので、逆三角形には合わせにくいものなのですが、GUのストレートジーンズはお尻部分に少しゆとり(丸み)があります。
この「少し丸み」がポイントでして。あまりに丸みがあると逆に大きく見えてしまい逆効果。全体的にふっくらと見えてしまうのですが、絶妙なカーブがありつつ、裾に向かってわずかに絞り(ホントにわずか)。これが逆三角形の下半身でも無理なくはけて、スッキリと見えるポイントだと私は思っています。
■シアー素材で大人っぽく
インディゴデニムをロールアップして合わせたかったのは、ブラウスです。
レトロ、フェミニンアイテムを引き続きよく見かける今季。透け感のあるシアー素材もトレンド入りしているせいか、ほんのり肌が透けて見えるようなブラウスが多く出回っています。
チャレンジしてみたいですが、普段のコーディネートに取り入れるのであれば、スカートに合わせるよりもデニムとの方が生活に馴染みやすい。甘さが出るドット柄、さらに甘くなるブラウスでもロールアップデニムとであれば、ちょっと大人っぽくキマります。ネイビーのクラッチバッグ、パンプスを合わせたらお出かけコーデにも見えると思います。
■ほんのり甘さをプラスして
インディゴカラーは深みのあるブラウンとも文句なしの相性。こっくりとした大人っぽい配色なので、甘さのあるブラウスを着たいときに積極的に取り入れたい色合わせです。
後ろパールボタンでフレンチスリーブのちょっと甘めブラウスとコーディネートしてみました。見るからに春夏のブラウスですが、色が落ち着いているのととにかく暑いのでまだ着られるかな、と。独自の判断ですが。
インディゴカラーは色落ちデニムに比べてきちんと感があるのでブラウスと合わせてもちぐはぐな印象が出にくいです。
■体型のお悩みはひとそれぞれ
いかがでしょうか? お洋服は入らないと悲しくなるものですが、パーソナルスタイリングでは「どのお洋服もぶかぶかすぎてサマにならない」「細いのが悩み」という方も結構いらっしゃいました。
どんな方でも、ひとつは体型のお悩みがあるもの。お洋服のチカラをかりて気分上げていきましょう!!
ファッションお悩み解決人。骨格診断・色彩をもとに同行ショッピングやクローゼットチェックでファッションのお悩みを解決へと導きます。