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上下バラバラでも、ブラのホックをあえて見せてもOK。私のランジェリーの“魅せ方”

グラビアアイドル・俳優として活躍する渡辺万美さんは、芸能のお仕事を始めるまで、ランジェリーに一切興味がなかったと言います。そんな彼女が、“下着を魅せる”楽しさに目覚めたきっかけや、最近お気に入りの自分らしいランジェリーのコーディネートについて綴ります。

上下バラバラでも、ブラのホックをあえて見せてもOK。私のランジェリーの“魅せ方”

■撮影で海外のランジェリーを身につけたとき、着る楽しさに目覚めた

私は今でこそ「Bushy Park」というアンダーウェアブランドのオーナーをしたり、Instagramなどでも下着にまつわる発信をたくさんしているのですが、 実は、芸能のお仕事を始めるまでは、かわいい下着にまったく興味を持てなかったんです。

子どもの頃は、小学校高学年から大きくなってきた胸をクラスの男子たちにからかわれたのがきっかけで、下着をつけるときは、なるべく胸が目立たない、シンプルなものばかり選んでいました。高校は女子校だったので、制服から透けないブラならなんでもいいや! みたいな考えで下着を選んでいた記憶があって、今の自分から思うと信じられません(笑)。

下着というものに初めて興味を持ったのが、芸能界に入り、撮影でランジェリーを着させてもらったときのこと。どのブランドのランジェリーかは忘れてしまったけれど、たしか海外のもので、とても繊細かつ、着心地も最高だったことを覚えています。

一番びっくりしたのが、そのとき、「誰かを魅せたい」って強く思ったんです。身につけるランジェリーの色や形によって、気持ちや表情が変わる、ということに初めて気づきました。そこから私は、ランジェリーに興味を持つようになりました。

■初めてハマったランジェリー、ヴィクトリアズ・シークレット

初めてランジェリーにハマったのは、たしか19歳か20歳頃のこと。初めてハマったブランドは、当時はまだ日本で買うことが難しかった「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA'S SECRET)」でした。

当時、日本のブランドのバストが大きい人向けの下着はデザイン性に欠けているものが多いと感じていました。ヴィクトリアズ・シークレットはその後、広告写真のレタッチや多様性を尊重しないモデルの起用などで批判を浴びましたが、実際の商品においてはいろいろな体型に合った形の下着だったり、すごくかわいいデザインの下着をたくさん出していて感動したんです。お仕事柄、NYや海外の国々に行くことが多かったので、そのたびに大量買いしていました。

ヴィクトリアズ・シークレット以外にも、体を締めつけないノンワイヤーのランジェリーが好きなので、いろんな国でノンワイヤーのランジェリーを見つけるたび、ブランドに関係なくよく買っていました。バストが大きいと、どうしてもワイヤーが入っているランジェリーばかりだと苦しいのですが、ノンワイヤーだととても着心地がよくて、現在も愛用しています。

■私のランジェリーの“魅せ方”

私はInstagramやTwitterなどに、自分の下着姿をよくアップしています。日本には、下着は上下がセットじゃないといけないという空気がなんとなくあるような気がするのですが、私がアップする写真では、必ずしも上下がセットなわけではありません。その日の私服や気分に合わせて、バラバラにもつけたりするんです。

最近のランジェリーって、本当にかわいいデザインのものが多くて! 上下バラバラでも色味さえ合っていれば、統一感があるように見えると感じています。
特にお気に入りなのが、「GEMINItale(ジェミニテイル)」のランジェリー。

ブラの後ろのホックのデザインがすごくおしゃれで、これからの時期はジェミニテイルのランジェリーと合わせて、キャミソールや背中の開いた服を積極的に着たくなります! このコーディネートでも、ジェミニテイルのブラにあえてシースルーのトップスを合わせて下着を“魅せて”います。

ランジェリーを起点にしてその日の服装を決めたり、新しい服に挑戦するって、日本ではまだあまり定着していないですよね。私はNYの人たちのファッションが大好きなのですが、NYでは、ランジェリーもファッションの一部という意識の人が多いような気がします。しかもそのコーディネートが過激すぎたり生々しすぎたりしないので、すごいなって思うんです。

繰り返すけれど、今の日本のランジェリーって、選択肢の少なかった昔とは比べものにならないくらい、とってもかわいいものばかりです。ちょっと前までの日本だったら下着を見せて歩くなんて考えられなかったと思うんですが、今だからこそチャレンジしてほしいって思います。私はそうやっていつも、下着を“魅せる”ことを楽しんでいます。

渡辺 万美

こんにちわ。渡辺万美です。
海外雑誌PLAY BOYの表紙をやりましたPlaymateです。"Bushy Park" ceo.

なぜ、下着には女性用、男性用があるのだろうか? 人類は身体的な特徴に特化した素晴らしいデザインを生んできた。 ただ、下着はそれだけではない性差のイメージをも含んでいる。 私たちは、自分自身の特徴や、着たいモノを身につけ...

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