「”女”じゃなく、有望な若手として見られたい」シモ8タロット占い#2
マダム佑雪による占い連載『̪シモ8タロット占い』は、恋愛や仕事、人間関係……さまざまな悩みを抱えた読者が集まる場所です。今回のお悩みは「どうしたら男と肉体関係をもたずに信頼関係を築き、ビジネスに発展させることができますでしょうか?」というもの。
■肉体関係をもたずに信頼関係を築き、ビジネスに発展させるには?
27歳でコンサルタントとして働いています。
将来、起業を希望しています。野心はありますが、具体的に何を事業にしたらいいのか未だ迷走中です。そのため社内にこもらず社外に出て人脈を増やし、おもしろい話や広い世界を知ろうと積極的に行動しているつもりです。企業家セミナーに行ってみたり、外部のビジネスコンペに参加してみたり、楽しいことがたくさんありました。
そんな中でも、人との出会いがとてもたくさんありました。同年代の野心家の人たちとももちろんたくさん話をさせていただくくのですが、聞いていて楽しく興奮するのはすでに起業されている経営者の方々の話です。出会いをいつかの縁につなげたいと思い、経営者の方々にも話を聞かせていただくことが多いです。
出会う経営者は大体30半ばから40代の男性の方が多いです。
その方々と勉強のためといってふたりでお話を聞かせてもらっても、どうしても有望な若手というよりも「女」として見られてしまいます。結果、手を出され、それを受け入れてしまい男女の関係になってしまいます。自己嫌悪というか、情けない気持ちになります。また、相手も私は将来ビジネスの相手にならないから手を出しても平気だと思っているんじゃ? と考えてしまいます。
どうしたら女というよりも、この後伸びるから下手に手を出してはいけない貴重な女性だ、と認識してもらえるような付き合いができるようになるのでしょうか? アドバイスをいただけますでしょうか。また付属的な悩みになりますが、経営者が刺激的過ぎて、一般的なサラリーマンに目がいかず、彼氏はしばらくいません。
(ひかる 27 歳 港区IT企業にてコンサルタント6年)
■退役ホステスとしてのアドバイス
「男は踏み台」。
何度でも踏める踏み台を一度も使わないというか、使えもしないなんて。ホステス失格! これではどこのお店にも雇ってもらえません。
でね、確かに経営者は経営者なんですけどね、港区の女で小社長のことを会社やってるひと、自営業と呼ばずに、経営者って呼ぶ女はろくなもんじゃないことが多いです。で、経営者経営者という女に限って、これまた人脈という言葉を頻繁に使うんですよね。こういう女は他力本願で楽していい思いをしようと思ってます。でも、どれだけ有力者を知ってても、自分にスキルや世の中の役に立つ何かがなければ、そういう女どもがいうところの「人脈」にはならないということが、どうしてわからないんでしょう。経営者、人脈。非常に危険な言葉ですね。
銀座でそこそこのクラブに務めてたら、それなりの財界人とも出会えます。政界の方とも懇意になれます。そういうホステス、これまでにどれだけいたと思いますか? そりゃもう大勢いるでしょう。で、上場企業の役員、銀行の取締役なんかになれた、もしくは企業家として成功したホステスや芸者って、どれだけいるんでしょうか? そういうことなんです。
■タロットのお告げ
近い過去に、何か転機になるようなことがあったのでしょうか。それがきっかけでご相談者さまも起業に向けて、動き始めたようですね。そこで行き詰ったと。
数多いるライバルより抜きん出たい。でも、どうしていいのかわからない。そういう状況であることがカードから見てとれます。
やはり思い通りにコトが進まない理由として、他力本願というか、誰かに頼って仕事をしたいという思いが強すぎるらしいんです。
無自覚なのかもしれませんが、ご自身では純粋無垢な気持ちでも、周りからは仕事に対するのと同様に性的な欲もある大人の女だと見られています。
また、経営者と関係性を持つこと自体はいいのですが、その前にきちんとコミュニケーションがとれていないようなんです。
自分がどのような気持ちで仕事に取り組んでいるのか、仕事に取り組んでいきたいのか。どうして、あなたの話を聞きたいのか。
そのような大事なことを相手にしっかり伝えていないようなんですね。そして、なんで伝わらないかといえば、ビジネスマンとして本気で伝えるべきsomethingがご相談者さまにはまだないから、とカードは告げています。
時間はまだまだかかります。
でも、近い将来、ご相談者さまの頭のなかから妄想が消え去り、現実が見えてくるようです。楽していい思いをしようと思わず、焦らずコツコツと世の中の役に立つ実力を身につけていくのが近道。そのうえでビジネスパートナーを探すといい方向に進んでいけそうです。がんばってください。
彼氏がいつできるのか
彼氏はいないのかもしれませんが、片思いとかちょっといいなくらいの方がいらっしゃるのでは? もしくはセフレ。
もし、そういう方の存在があるのであれば年明け、ショックなことが起こってきっぱり別れることになります。いない場合は仕事に注力を傾けている真っ最中につき、恋愛はしばらくお預けという感じでしょうか。
夏頃にはちょっとしたラブアフェアがありそうですが、本格的な恋愛は2019年以降になるかもしれません。
そんなの待ちきれませんよね? そこでもっと早めにどうにかならないの? ということをカードに聞いてみました。はい。発表しますよ。
その1、ひとのものを欲しがるな。
その2、自分のことばっかり考えないでお相手のことも考えなさい。
その3、昔のことに執着するのはやめなさい。
以上です。希望はあります!
■すべての女に福が来る! マダム佑雪のHAPPYアドバイス
その2「そのひとに合う髪の長さに運は宿る」
前回の記事で、出会いが欲しければ髪型を変えた方がいいとアドバイスさせていただきました。
でも、ちょっとご注意いただきたいことが。だからといってロングヘアをバサーッと切るのは万人におすすめできることではないのです。
と申しますのも、やはり髪には女の素というか女の精とでもいうようなものが宿っているようで、長い髪をいきなりショートにするというのは、女性としての自信が損なわれることにもなるようなのです。
女らしさといってもいろいろあります。
母として産み、育てることを”女性らしさ”と思う人もいるでしょう。長い髪を切ることでは、オスを誘う女らしさが失われます。なので出産を機にショートにする方は、しばらくはその必要がないということでOK。
一方、失恋でショートにするというのは、髪を切ることで過去の「気」をクリアにできるという意味ではよいのですが、肩下まで伸びてくるまで、男を誘う気が弱くなりがち。恋が遠のく危険性が強まります。
もちろん、しばらく恋はいらない、というのであれば止めません。また、自らの多情さゆえに男がらみのトラブルが多い方は肩より髪を短くした方がいいですし、ずっとショートの方はそれはそれで、運のバランスが保たれているのでそのままで結構。
要するに、バランスなんですね。
自分らしい「気」というものが大切なのです。
ずっとショートカットできたひとは肩より伸ばさない方がいいですし、ロングヘアのイメージが強い方は肩より短く切らない方が無難。なんですが、思い切って髪の長さを変えたいときもありますよね。先ほども述べましたように、ロングをショートにすればしばらく女性としての自信が薄くなるかもしれませんが、それによる恩恵もありますから。
ショートからロングに移行する際は肩下まで伸びるまでの中途半端な期間に運気が弱まりがちです。髪が重たい印象になるのは運気的によくないので、その時期、いかにすっきりと見せるかで髪のもつ「気」が変わってきます。洋服やメイク、もっといえば住居や仕事、すべてのバランスで「気」は変化しますから、それら総合力でバランスをとればいいんですけどね。
今回も言いたいことが多すぎて、収まりきらないですが、また、ぼちぼちと。
マダム佑雪プロフィール
※この記事は2015年10月9日に公開されたものです。