大人女性の必携アイテム! 冬に映える白パンツコーデ3選
火曜日のファッションコラム担当は、R*ジャスミンさん。今回は、1本あると重宝する定番アイテム「白パンツ」のコーディネートをご紹介。セミワイドとテーパード、それぞれの選び方も併せてお伝えします。
お正月も過ぎ、仕事始めを迎えた方も多いのではないでしょうか。
毎年、仕事始めには何を着ようか迷うのですが、新年らしい適度な華やかさときちんがあり、かつ動きやすい服装……ということで白のパンツを選ぶことが多いです。
白のパンツは「汚れが目立ちやすいので気を遣う」「膨張色だから太って見えそう」と敬遠されがちですが、白パンツこそ色々なテイストに着回しが効き、手持ちのアイテムがグッと洗練されたコーディネートにアップデートできる最強のアイテムです。
■白のパンツはワイドすぎないものを
こちらはユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)の新レーベル、イウエン マトフ(AEWEN MATOPH)のセミワイドパンツ。
ストレートのシルエットにセンタープレスが入ることですっきり見えるパンツです。
この日はミラ オーウェン(Mila Owen)のタスマニアニットと合わせ、オールホワイトのコーディネートに。
オールホワイトのワントーンは全身真っ白だと膨張して見えてしまいがちですが、エクリュやオフホワイトなど、微妙にニュアンスを変えたホワイト系でまとめると、メリハリが出てぼやけて見えません。
同じAEWEN MATOPHのパンツに、ベージュ系のニットとポンチョを合わせたスタイルです。
膨張して見えがちな白のワイドパンツも、センタープレス入りでストレートライン、そしてフルレングスのものを選ぶとすっきりとスタイルアップできます。
シルエットはワイドすぎないセミワイドのものが今年らしくておすすめです。
■白のテーパードパンツはアンクル丈を
こちらはルクールブラン(Le.coeur blanc)の定番、コスミカルウォームテーパードパンツです。
ホワイトのパンツはどんなにお手入れをきちんとしていてもどうしても汚れが目立つため、数年ごとに買い替えています。
こちらはとても気に入っていて、今季で3本目になります。
温かみのあるやや起毛がかった素材で、真冬でも寒さ知らずの快適な穿き心地。
腰回りにはゆとりがあり、裾に向かって細くなる計算されたシルエットが脚のラインを拾わず細見え効果があります。
ウエストゴムで楽な穿き心地なのに、きちんと見えるところも高ポイント。
コスミカルウォームテーパードパンツを用いたコーディネートです。
この日はUNIQLOの「エクストラメリノリブタートルネックセーター」に、リアルファーのジレを合わせたスタイル。
オールホワイトにバッグやブーツなど所々淡いベージュを差し込みました。
テーパードパンツを選ぶ際気を付けているのは、丈感です。
抜けが作れて全体のバランスもとりやすいため、必ずアンクル丈を選ぶようにしています。
靴はブーツをチョイスして足首を覆えば、寒々しさを払拭できます。
■超万能! ワードローブに1本ほしい白パンツ
今回ご紹介したホワイトパンツはセミワイドとテーパードの2型ですが、いずれもオンオフ問わず使え、着回し力もあり、ワードローブに1本あると重宝します。
穿くだけで、いつもの装いがぐっと洗練されて見えるのも白パンツの利点のひとつです。
超万能でありながら、超定番のホワイトパンツ。
だからこそ、色味やシルエット、穿き心地などをよく吟味して、最高の1本を見つけたい。
自分の体型に合った穿き心地の良い白パンツは無敵アイテムです。
とことん試着をして、こだわりの1本を見つけましょう。