【心理テスト】初恋が恋愛に与えた影響
「初恋」という名前のスイーツがあるとしたら、それは一体どんなスイーツなのでしょう？ あなたの初恋を心理テストで診断します。
Ｑ．「初恋」という名のスイーツがあります。さて、どんなお菓子でしょう？
ａ．透き通ったゼリー
ｂ．シュワッと溶ける砂糖菓子
ｃ．素朴な焼き菓子
ｄ．フィリング入りのショコラ
初めての恋を覚えているでしょうか？ ハッキリと名前や顔を思い出せることもあれば、もうボヤけて記憶の彼方ということもあるでしょう。また、アレが本当に初恋だったのか、今となってはよくわからない、そんなケースも考えられます。このテストでは、初恋があなたにどんな影響を与えたのかチェックしてみましょう。
■診断結果
ａ．淡い思い出
あなたにとって初恋は、夢や幻に近いはず。たまたま仲良くなった相手、または、クラスの人気者に、ほのかな憧れを抱いて終わった印象ではありませんか？ 具体的に何があったわけでもなく、どうなりたいという希望もなく、友達同士で「あの人が好きなの」とワイワイ騒ぐために、ちょうどよかったというイメージです。
むしろ、二度目、三度目の恋が強烈で忘れがたいはず。本当の意味で、人を好きになったり、愛したりしたのは、もっと後の話なのです。子ども同士のたわいもない結婚の約束、誰かが冷やかした「お雛様みたいね」「お似合いね」、おませな友達に言われた「つきあっちゃいなよ」みたいな言葉がすべてで、それ以上ではなさそうです。
ｂ．恋の原型
口に含んだ途端、シュワッと溶けていく砂糖菓子は、あなたの中に強い余韻を残しているようです。何かおいしいものを食べた、もうないけれど。何か楽しかった、もうないけれど。この今はもうそこにないというのが、もうひとつのポイントになります。もっと食べたい、また味わいたい、あなたは、初恋の面影を求めているのです。
優しかった、背が高かった、かっこよかった……振り返ってみると、歴代の好きになった相手は、どの人も初恋の人に似ているのではありませんか？ 幼すぎてわからなかったこと、未熟でうまく対処できなかったこと、軽い後悔と物語の続きを知りたい気持ちが、かすかな未練となっているみたい。あなたの初恋は続いています。
ｃ．戻りたくなる場所
あなたにとって初恋は、ノスタルジックな思い出といえそうです。すべてが満たされて、何も心配することなく過ごせた子ども時代のように、温かく完璧で、そして、完結しているのです。時は流れ、もうお互いに大人になってしまって、昔のように過ごせないことはわかっていても、しばしば、あの頃を懐かしみ、焦がれるでしょう。
けれど、もし、今、初恋の人が目の前に現れても、心が動くことはなさそうです。あなたは、本当の恋をして、愛を知ってしまいました。異性に求めるものも、変わったのです。一言でいえば、いい思い出。それは、甘い恋の記憶というよりも、幼かった日々、たくさんの可能性があった時間への憧憬に近いはずです。
ｄ．軽いトラウマ
あなたが選んだのは、フィリング入りのショコラです。艶やかなチョコレートのコーティングの中から、思いがけない味わいが飛び出します。他のお菓子と比べたときに、味覚としてもかなり大人っぽく、幼さは感じさせません。どうやら初恋は、強い影響力を持ち、今のあなたの恋愛観、異性観に深くかかわっているようです。
うまくやれたことは、「やったほうがいいこと」としてインプットされています。失敗したことは、「絶対にやってはいけないこと」として体が覚えてしまっています。でも、それは、いわゆる前の恋人の影で、新しい恋には余計なものといえます。付き合う人が変わったら、恋のツボもルールも変わるもの。過去の恋の亡霊を追放して。
初恋の人が運命の人だったら、私たちは幸せになれるでしょうか？ なれない気がしませんか？ そこに、人間としての成長や進化がないからです。誰かを好きになって、深くかかわっていく過程の中で、自分を見つめ直し、人との適切な距離を学んでいきます。初恋は、素敵な思い出。そこから、ステップアップしていきましょう。
