山羊座（やぎ座）の恋愛・結婚・相性

山羊座（やぎ座）の恋愛傾向

山羊座は慎重で思慮に富み、一度「この道」と決めたことは不屈の忍耐力と粘り強さで成し遂げようとします。リスクを先に考慮した上で行動していく山羊座の恋愛傾向はどのようなものなのでしょうか。

１．用心深い

山羊座は簡単には恋に落ちません。一目惚れからの恋愛パターンはまずないでしょう。自分が相手のことを好きだと認めるまでにかなり時間がかかるのと、相手の愛情が本当なのか注意深く調べようとするからです。

２．真面目で慎重

お付き合いの先には結婚と考える山羊座は、相手選びに慎重になります。将来を共に歩める人なのか、信頼できる人なのか、しっかりじっくり吟味します。ときにはプレイボーイタイプに憧れることもあるかもしれませんが、相手が気長に待ってくれるか、よほど根が誠実で真面目でないと、その恋は早めに終わるでしょう。

３．必要とされていることがポイント

あまり感情をオープンにせず、思慮深く冷静沈着な雰囲気を持っているのでちょっとわかりづらいのですが、山羊座は母性本能が強く、自分が必要とされていると感じるととても喜び、相手を愛して受け入れます。

４．年上とのご縁

自制心が強く、自分の心の内を開放するのが苦手なので、自分の繊細な心や激しい情熱的な部分などは普段は奥の方にしまわれています。自分を相手の前で開放していくには時間がかかるので、それを待ってくれる心の余裕がある人と縁があります。実際の年齢ではなく精神年齢が大切なのですが、人生経験が豊富で落ち着いた雰囲気をもつ年上の方に惹かれるようです。

５．情熱的な一面も

普段は冷静沈着で、自分の感情のコントロールが上手な山羊座。しかし、自分でもコントロールできなくなるほどのめり込んでしまうような恋をするときがあります。冷静さの奥には激しいマグマのような情熱を隠し持っている山羊座。その情熱を開放する手前で自分を押さえつけてしまうので、めったにあらわになることはありませんが、そんなクールな自分を取り戻せないような恋をすることがあるのです。だからこそ、用心深く慎重に相手を見ているのかもしれません。

山羊座（やぎ座）の結婚傾向

結婚した山羊座の方は、前述した恋愛傾向のままなのか、それとも変化するのでしょうか？

１．お見合いもあり

相手が結婚相手として信頼できる人なのか、将来性などを慎重にチェックする山羊座にとって、自分が時間をかけて調べなくても、ある程度の条件やバックボーンがわかるお見合いは相性が良いようです。

２．現実的だがロマンチストでもあります

結婚相手の条件としては、相手の将来性や物質面を満足させてくれることは重要ですが、それだけでなく精神的な部分も大切に考えるロマンチストです。秘密主義なので自分の本当の気持ちをおいそれと明かしませんが、気持ちを許した人にだけ心を開きます。そのようなパートナーと人生を歩みたいと思っているのです。

３．所有欲が強い

山羊座は嫉妬心がないとは言いませんが、嫉妬で気持ちが乱れるということは少ないようです。しかし所有欲は強いようで、知らず知らずに相手を自分の枠にはめていき、相手の個性や自分らしさを抑えてしまうところがあります。夫や子どもにはそれぞれ自分とは違う個性があることを尊重して接していきましょう。

４．浮気はしない

一見大人しそうに見えますが、芯は強くしっかり者の山羊座。慎重で用心深い性格なので、誘惑に負けて浮気に走るということはありません。家庭を守り、経済的にも無駄使いなどせず倹約しながらパートナーを支えるでしょう。

５．家同士のつながりを大切にする

優しく責任感があり、古風な考え方をする山羊座は、家族に献身的に尽くします。また、結婚とは当人同士だけの問題ではなく、家と家とのつながりができることだと考え、相手方の家族や親戚との関係も大切にします。

山羊座（やぎ座）と恋愛・結婚の相性がいい星座

牡牛座

ふたりが求めているものは精神的な安定や物質的な安定です。目指すものが同じであるふたりは、困難なことに遭遇してもそれを乗り越えられる絆があります。ときに意見の違いで対立することがあっても、すぐに理解し合い仲直りすることができます。恋が始まれば、共に人生を歩んでいける良きパートナーとなれるでしょう。

乙女座

長期的な視点を持ち、ものごとを着実に積み上げていこうとする野心的な山羊座と、緻密で裏方気質、相手を支えたいと思う乙女座がタッグを組めば、大きなことを成し遂げられるでしょう。安心や安定を求める乙女座にとって、山羊座はとても魅力的で尊敬できるタイプ。お付き合いが始まると、安定した関係を続けられる相性です。

蠍座

どちらも慎重で気持ちをオープンに表現するのが苦手なので、関係をスタートするきっかけをつかむのが難しいかもしれません。しかし人生に対する真面目さや、パートナーとの深い一体感を求めるふたりは、わかり合えるとても良い相性です。お互いが安心を感じ、自分らしくいられる関係です。

魚座

冷静で真面目、伝統や権威を重んじる山羊座と、情が深くイマジネーション豊かな魚座は、あまりにも違っている印象ですが、意外とスムーズに行く組み合わせ。音楽や笑いのツボなど、好きなものが似ていて意見が合うのです。普段だと気持ちをオープンにできない山羊座ですが、魚座といると安心して心が開けます。たまに優柔不断な魚座にイライラすることもあるかもしれませんが、相手の良いところに意識を向ければ、幸運な関係を築けるでしょう。

山羊座（やぎ座）と恋愛・結婚の相性が普通な星座

蟹座

山羊座の安定感と責任感は、繊細で傷つきやすい蟹座にとって魅力的に見えます。母性本能が強い蟹座は、頑張り屋さんの山羊座が疲れたときに優しく癒してくれるでしょう。お互いの強みを活かしてフォローし合うことができれば、良い関係に発展できそうです。

射手座

閃いたことを即実行に移したい射手座と、じっくり検討して計画を立てて動こうとする山羊座は、かなりリズムの違う組み合わせ。でも、ものごとをマイナス面からみてしまう山羊座にとって、射手座のポジティブな楽天性はプラスに働くはず。ときに足元を見ずに飛び出そうとする射手座を支える関係性を築くことができれば、バランスが取れた良い関係になるでしょう。

山羊座

同じ山羊座同士、一緒にいると安心感を感じるので、心を開いてリラックスした時間を過ごせます。なかなか感情を見せない山羊座ですが、自分を理解してくれる相手に精神的な満足感を得ることができるでしょう。

水瓶座

保守的な山羊座と革新的な水瓶座は、違う線路を走っていて交わりそうもない関係に見えます。しかし、異性となると話は別。水瓶座はパートナーに、慎み深く出しゃばらない人、金銭感覚がしっかりしていて向上心のある人を求めます。この理想像が山羊座にピッタリ合っているのです。山羊座にとっても水瓶座は、狭くなりがち世界を広げてくれる人となるでしょう。

山羊座（やぎ座）と恋愛・結婚の相性が良くない星座

牡羊座

冷静に状況を見ながら慎重にものごとを進めようとする山羊座と、面白いことを見つけたら道なき道を分け入っていこうとする牡羊座。考え方のベースが違います。行動しようとする牡羊座に、山羊座は待てと言ってストップをかける相手。でも牡羊座の持つ積極性を人生に取り入れることができると、世界はきっと広がっていくでしょう。

双子座

双子座の知識の広さや軽やかな会話に山羊座は好印象を抱き、何かトラブルが起きても冷静に対処していく山羊座に双子座は尊敬の念は感じます。しかし、山羊座が相手のことを「信頼できる人なのか」「心を開いても良い相手か」とじっくり吟味している間に、スピーディーな双子座はいなくなっているかも。

獅子座

現実的で大地のように安定感のある山羊座と、スポットライトを浴びて太陽のように輝きたい獅子座は、一見交わるところがないように見えます。仲良くやっていくには努力が必要なふたり。しかし、違うからこそ相手が気になることもありそうです。焦ることなく、ゆっくり進んでいくと交わることがあるかも。

天秤座

楽しいことを追い求める天秤座と、本物を追い求める山羊座。価値観の違いがあり、折り合いをつけるにはかなりの努力を必要とする相性。でもお互いの足りない部分を補い合える相性でもあります。軽やかでおしゃれな天秤座の生き方は、真面目に考えすぎてフットワークが重くなりがちな山羊座に、人生の楽しみ方を教えてくれるでしょう。

山羊座（やぎ座）の男性の性格と恋愛・結婚傾向

責任感が強く、冷静沈着にものごとを処理できるタイプが多いでしょう。自分にとっての“本物”を見つけ、目標が定まったら岩のような意志と忍耐力で突き進んでいきます。ヒエラルキーのトップを目指そうとする野心家でもあります。リスクを先に考え、それへの対処を考えながら進む性質が成功の大切な要素になるようです。

女性を誘うのはあまり得意ではない人が多く、恋愛経験が少なくなる傾向にあります。できれば自分は動かずに、相手からアプローチされることを望みます。恋愛に対して非常に真面目で、恋愛の延長線には結婚があるという意識を持っています。

山羊座は社会的意識が高い星座ですので、自分が外で力を発揮するためにも、結婚相手には家庭的でしっかり家を守ってくれるタイプを選びやすいようです。でも、しっかり者と言ってもガンガンお尻を叩くタイプは好きではありません。優しく励ましてくれ、外での疲れを癒してくれる女性が好みです。

まとめ：大地のような安定感と誠実さが山羊座（やぎ座）さんの魅力

山羊座の地に足が付いた安定感と、家族を大切にする優しさや誠実さは魅力的ですよね。あなた自身、または気になる人や身近な人が山羊座でしたら、参考にしていただければ幸いです。